月別アーカイブ: 2011年11月

NAMAE magazine 04 ISSUE 信仰

NAMAE4

NAMAE magazine 04 ISSUE 信仰 ¥700
girl for goir by girl NAMAE magazine。
21世紀になっても、不景気でいても、ルミネでショッピングをしたり、展覧会をしたり飲んだり踊ったり「退屈で平坦な戦場」で「終わりなき日常」を送っていた女の子たちが遭遇した3.11。原発のメルトスルーに「日本おわってるじゃん」と思う一方で、でもなにか現実味がわかない—–いや、そんな無関心や安心である「終わりなき日常」を終らせないといけない、というか「終わりなき日常」はもう終っていた…というわけで、変わりゆく時代を語る4号目、信仰ISSUE。現在の社会に対して熊本弁でプロテストする島尾伸三さんのエッセイもあり、それぞれの言葉で思いを語ります。女子語、熊本弁が心に響きます!

コンテンツ—-
「拝啓 岡崎京子様」 小林由美子
「信仰」 糸柳和法
「やりこに聞く“日経ウーマンという病”」 かなちん
「アイドルと狂気」 小池陸
「K-ポパイドルとディスカバーされていく私」 藤沢ちふみ
「前略トイレの神様」 少年アヤ
[コラム]
「“没”でもよかです」 島尾伸三
「中華世界の喫茶文化」 かなちん
「ゲームの集合としての現実」 屋後智之
「タレントエッセイ本という実用書」 小林由美子

付録グラビア ハム速ヘッダーコレクション
巻末グラビア photo 中山正羅 direction model 小林由美子

A5判62P

ぽかん 02「私の大阪地図」

ぽかん2

ぽかん 02「私の大阪地図」(ぽかん編集部)¥1000

 大阪の貸本喫茶“ちょうちょぼっこ”のメンバーである真治彩さんが編集・発行する小冊子。ちょうちょぼっこや本を通して出会った人々やテーマが詰まって、いまのところ年1冊くらいのペースで作られています。今回のテーマは「私の大阪地図」。
大阪に住んで10年以上経っても自分の町に思えない違和感を抱くことから、「何年住んでも愛着のわかない街の地図を他人の力を借りて作ってみようと思い立って」の特集。実際に大阪を歩いたり、詩人や本やランドマークをよすがに、それぞれが大阪を語ります。

特集 「私の大阪地図」
『浪華悲歌』とモダン地下鉄道  藤田加奈子
港区・此花区・西区散策  真治 彩
私の大阪地図『団地編』  辻野憲一
大阪にこんな詩人が在った—冨士原清一のこと  中野もえぎ
リネンの星空 四ツ橋のプラネタリウム  扉野良人
大阪の古本屋になってみて  松村明徳
Rなイマザト  おかやまた べに

読書感想文「私の大阪地図」
植え付けられた地図  岩井啓悟
うつろう街の記憶を訪ねて  林さやか
誰かの地図  宮田裕基

[連載]
●「みしりごし」  かつか ひろ
●「さよなら女友達 episode 2 」〜割烹着とマイシューズの似合う笑顔〜  郷田貴子
●「S夫妻と読む海外短篇」
あちら側に行ったひと  能邨陽子
「ミリアム」は結婚への悔恨の物語である  相田洋明
S夫妻のおすすめ5冊
●「よんぶんのエブリディ」 なかなか人の親というのも…… 山川賢治
●「こないだのこと」たっぷり聞かせる小沢信男の食ってきた話 中尾 務
●「S団地にて 」
502号室 真治 彩 / 408号室 郷田貴子 / 407号室 次田史季
●「なんでもよくおぼえてる」  福田和美
●「多喜さん漫筆」  外村 彰
●「バナナブレッドの午後 —70’s〜80’s少女マンガ彷徨—」 三原 順は待ってくれる  三浦沙良
●「川のあるまち 」  加納成治
●「ぼくの百」  中原伸二

アワ・フェイバリット・あれこれ
[MUSIC] 出会い頭の音楽
きじま こう/折田 徹/堀部篤史
[CINEMA]
“わたし”を狭めた映画
伊藤久美子/椹木知佳子/遠藤倫子

表紙イラスト 鈴木高徳
148×210mm 88P  / 2011.11.20

Artists’ book ループチャンネル

 

ループチャンネル

ループチャンネル(秘密結社ネオン)¥1600

作家集団「秘密結社ネオン」によるZINE。誌上に発生した、奇妙でねじれたチャンネルといったコンセプトで、5人の作家の作品をインタビューや解説などなしに、図版をメインに掲載しています。作品も立体からドローイング、CGと様々、作風もそれぞれ。

参加作家は—
早川モトヒロ(オルタナティブ・ペインター)
泉雄一郎(デザイナー)
アニュウリズム(画家、歌う人)
松岡友(魔術系オカルト美術作家)
西野宮桂太(立体作家、画家)

A5判52P

ループチャンネル

ループチャンネル

ループチャンネル

ループチャンネル

ループチャンネル

なお、現在、このジンの発行を記念して、ミームマシンギャラリーにて、メンバーによる展示を開催中です(12/4まで)。

注目の創刊 音楽誌アルテス VOL.O1 2011 WINTER「3.11と音楽」

アルテス1

アルテス VOL.01 2011 WINTER 「3.11と音楽」(アルテスパブリッシング)¥1365

2007年に創業した、音楽を中心とした出版社アステスパブリッシングが新しいタイプの音楽誌を創刊。たっぷり紙幅をとって質の高い評論や批評、研究を掲載する季刊ペースの音楽言論誌を目指すそうです。
単なる音楽誌でなく、強いて言うなら音楽を語りながら、社会、世界、歴史などあらゆる事を語る新しい雑誌。そして、創刊号の特集は「3.11と音楽」
目次

「3.11と12.8」片山杜秀
〈シンポジウム 3.11芸術の運命〉
「芸術はなおも「頑張る物語」を語り得るか」岡田暁生
「死者のまなざしの中にみずからを置くこと」吉岡洋
「電気エネルギーはすでにわれわれの身体の一部であるーー中部電力芸術宣言について」三輪眞弘
討論 岡田×三輪×吉岡「いま、「癒し」を超える芸術は可能か」
「それでもなお、ためらうことーー“hesitation”と/の芸術」太田純貴
〈インタビュー〉
「明日の見えない時代に、耳を澄ます」坂本龍一
「音楽の働き、ラジオの役割」ピーター・バラカン
「問いかけながら道をいく」高橋悠治
〈特別寄稿〉
「「音楽に何ができるか」と問う必要などまったくない」佐々木敦
「神楽・民俗芸能と東北復興」三上敏視
〈特別インタビュー〉
「福島ときも北沢 “まつり”は自分たちの手で」大友良英

–以下は連載や小特集
[Re: music…〈音楽へ──〉]
大石始:まつりの島 La isla de carnaval(1)
濱田芳通:歌の心を究むべし(1)
おおしまゆたか:アラブ、アイルランド、アメリカをめぐる
音楽の旅(上)
鈴木治行:イマジナリア(1)
ト田隆嗣:Suara, macam2(スアラ・マチャム・マチャム)
音声、いろいろ(1)
[連載]
輪島裕介:カタコト歌謡の近代(1)
川崎弘二:武満徹の電子音楽(1)
石田昌隆:音のある遠景(1)
[クロニクル]
毛利嘉孝:スケッチ・オブ・下北沢(1)
[フィクション]
山崎春美:ロッカウェイビーチ[1]
Onnyk:ゴースト[上]
[研究]
李京粉:日本のユン・イサン(上)
[追悼──中村とうよう]
荻原和也:反権威を貫いた最高の水先案内人
三井徹:『ニューミュージック・マガジン』創刊までのこと
[著者エッセイ]
加藤典洋:「売れ筋」とはなにか
──桑田佳祐と非西欧的自己批評の可能性
長谷川町蔵:ミックステープ・アルバムが音楽業界を変える
椎名亮輔:デオダ・ド・セヴラックをめぐる人々
[書評]
谷口文和:クリストファー・スモール『ミュージッキング』
金子智太郎:Salome Voegelin, Listening to Noise and Silence
デザイン:宮一紀
編集協力:公魚(渡邊未帆・高橋智子)
書画:松井由香子
表紙写真:鈴木淳哉

A5判256P 2011.11.25

パラパラブック「クリスマスの足音」

クリスマスの足音

パラパラブック「クリスマスの足音」(青幻舎)¥1260

クリスマスがテーマのパラパラブック。 クリスマスの小さな贈り物にどうぞ!
まるでサンタクロースになったみたいに高速ソリで光蠢く森を抜け、夜空をひとっ飛び!といった景色が、ページをパラパラめくると飛び出します。そして、光集まるその先から小さな鈴の音が! ページの最後に小さな鈴がついていてリンと鳴ります。
40×100×23mm 95P スリーブケースつき

クリスマスの足音