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絵:小磯竜也 / 文:永原真夏  絵本「ざぶーん さぶーん」


絵:小磯竜也 / 文:永原真夏  絵本「ざぶーん さぶーん」(G.O.D Records)¥1818

木でできた現具のイルカが、ある日、突然、家を飛び出して空を飛んだり、山に登ったり、海の底を泳ぎまくり、色々な生き物やモノに出会いながら、サウンドスケープを描いてゆきます。
タイトルのように、力づよく、さぶーんさぶーんと自然の音、生き物たちの鼓動が響いてきます。

歌手の永原真夏と、画家/デザイナーの小磯竜也による共作絵本。

これまで永原さんの音楽作品のジャケットやデザインを小磯さんが手掛ける形でコラボをしていましたが、今回の絵本では、まず小磯さんがすべての絵を仕上げ、その絵を見て永原さんが音=テクストを作りました。
真っ白な紙に言葉と絵を使って即興演奏をするように出来た一冊。
テクストはかな書きなので、お子さんから大人までお楽しみいただけます。絵本を開いて、リズムやノリを体感してください。

21cm x 21cm 28pages
イルカの塗り絵つき

2021年8月に開催した絵本の原画展の様子>>>>


青山希望 リソグラフ初作品集「The Sphapes of the Heart」

青山希望 リソグラフ初作品集「The Sphapes of the Heart」(NEUTRAL COLORS)¥3500+tax

完璧な丸、分裂して直列する惑星、円にささる三角、飛び跳ねる球体など、“こころのかたち”を一日一枚描き、リソグラフで刷り出した限定500部の作品集。

作家が手描きで生み出した、色や形をリソグラフの色域で新たな解釈を試みています。
本文は袋とじですが、中に3枚紙を変えて刷られた作品が鋏込まれているので、見て、触れてお確めください。

表紙は箔押し、クロス装のハードカバー。

◯青山希望 あおやま・のぞみ
94年生まれ。問うk票芸術大学デザインか卒業。
岡本一宣デザイン事務所、NOSIGNER株式会社を経て、2021年にグラフィックデザイナーとして独立、ロゴやパッケージのデザインをはじめ、ブランディングデザインをメインに活動。
希望部数のハンドメイドのアートブック出版レーベル non Editionsを同時に主催し、アートブックの創作活動も行う。

195mm × 133mm 96pages  Japanese/English
特典カードセット(4枚入り)つき

塙将良 「たのしい怪獣図鑑」

塙将良 「たのしい怪獣図鑑」(トランスポップ)¥1000+tax

ライフワークとして、毎日、創作怪獣を描く塙将良。
作品は、不定期に発行される自主制作本「MONSTERS」に発表され、いまも増殖中。

こちらは、そんな怪獣を得意とするアーティストによる怪獣解剖図。
昭和の少年雑誌のような2色刷りで、不思議な怪獣とその中身を描写しています。

A5判28pages(表紙含む)
墨+蛍光ビンクor蛍光緑の2色刷りです。

しりあがり寿「板絵 patinting on wood」

しりあがり寿「板絵 patinting on wood」(さるやまハゲの助)¥1500+tax

グループ展のために用意された、ドローイングは貼るためのパネル(板)に、間違って直接、絵を描いてしまったことからはじまる、しりあがり寿の板絵。
紙と違った、板や木目の存在感が絵と重なり干渉してもたらす不思議な印象から作家は板絵の可能性を追求しはじめます。

板に1コマ漫画風の作品を描く、
描いてはヤスリで削って描いて削って、残像を重ねる
ワビでもサビでもデカダンスでもヘタウマでもない「劣化」をテーマに、板ごと作品を劣化させるべく、削るだけでなく焼いてみる….

劣化を肯定的に作品に反映させるために、様々なモチーフや加工を試みる中で、奇しくも世界もウィルスの感染拡大で劣化しながら
出口を探して試行錯誤する….そんな自分を含めた人々の葛藤や逡巡をまた作品に描き….と、作家と板と社会が織りなすアートの歴史2013年〜現在までが記録されています。
約180作品を収録。

A5判100pages
編集・装幀 あきやま みみこ

FEECO vol.3 DOOMSDAY ISSUE

FEECO vol.3 DOOMSDAY ISSUE ¥1091+tax

ディスクガイドに載らないニューウェイブ名盤カタログSeason In The Dawnの著者・平山悠氏が編集、取材、執筆etc.を行う雑誌『FEECO』(不定期刊)第3弾。

コロナウィスルの感染拡大中に行われた、アーティストのインタビューを中心に構成。
世界各地で、それぞれが直面する状況を聞き取ったうえで、これまでの作品ならびにコロナ禍の創作についてインタビューしています。

NTERVIEW 1 Aaron Dylan Kearns
97年生まれ、米国アトランタ在住のヒューマニスト映像作家アーロン・ディラン・カーンズ。パンデミック下の集合住宅内の自室と地下室で、原田浩、東京グランギニョル、ゲロゲリゲゲゲらの昭和的退廃を実験映画型爆弾として再構築する。

INTERVIEW 2 Mary Ocher
ロシア系イスラエル人として生まれて湾岸戦争のさ中にイスラエルへ移住、現在はベルリンとハンブルクを拠点にするアーティスト、マリー・オーカーに2020年のベルリン・ロックダウンと、COVID-19が浮き彫りにしたものを尋ねる。

INTERVIEW 3 Tiny Tim’s documentary, King For A Day and short interview of Justin Martell (Ship To Shore PhonoCo)
トッド・フィリップスの描くジョーカーで笑いたかった人・笑えなかった人が見るべき真のエンターティナー、タイニー・ティムの絶頂と凋落を綴ったドキュメンタリー『King For a Day』公開を記念して、同映画プロデューサーでありタイニーの伝記著者、さらに和モノ~VGM~映画サントラ復刻レーベルShip To Shore PhonoCO.共同設立者でもあるジャスティン・マーテルにインタビュー。

その他収録記事
River of Diamonds Photon Touch
Ritual things from Japanese Underground
Collage and memories
Ripped and Torn – The Loudest Punk Fanzine 1976-1979 Tony Drayton パンク・ファンジン史『Ripped and Torn』
The New Psychedelia Ghost Funk Orchestra, Soft Power, and other monochromatic arts 白黒は新しいサイケデリア
Film review:The Ballads of Shirley Collins ドキュメンタリー『ザ・バラッド・オブ・シャーリー・コリンズ』
Return of David Jackman aka Organum デヴィット・ジャックマンの帰還 ライフログとしてのノイズ
Corpse Flayed by Josh Simmons ジョシュ・シモンズ 生存者のための黙示録
Inanis Yoake イナニス・ヨアケの新たなネオフォーク
The arts of Nick Blinko and Rudimentary Peni’s brand new chaos ニック・ブリンコ画集・Rudimentary Peni新譜記念特集

A5判116pages Japanese/English

表紙イラストは、インタビューで登場する Aaron Dylan Kearns.