カテゴリー別アーカイブ: 漫画

真造圭伍「最初期短編集 2003〜2009」

真造圭伍「最初期短編集 2003〜2009」¥926+税

「森山中教習所」「ぼくらのフンカ祭」の真造圭伍が、高校1年から大学4年(2003年〜2009年)までの漫画を一冊にまとめたもの。

高校一年で漫画研究会の同人誌のために描いたものから、後に短編集「台風の日」に収録された「ビール獣」の原型となる漫画家デビュー直後の大学3年のときに同人誌に描いた「夏でビール腹」、「ぼくらのフンカ祭」の素になった「夏至」など、5本の短編を収録。

様々な影響を受けつつ、自身のスタイルを確立してゆく過程や作品が成長していく様子も楽しめます。

B5判56pages

蓬莱 第3号 サヌキナオヤ、金子朝一、かつしかけいた、石山さやか

サヌキナオヤ、金子朝一、かつしかけいた、石山さやか「蓬莱 第3号」 ¥648+税

ある種のテイストを共有する漫画家4人が集まった同人誌「蓬莱」。
創刊当初は、同人誌活動をする余裕もそれなりにあったが4人だったが、各々多忙になり、当初の予定より1年以上遅れての発行になってしまった3号目。そしてテーマも「タイムリミット」。

アイスクリームがとけないうちに、お店が閉まる前に…締切とはちょっと違った、日常のタイムリミットを四者四様に描いています。

【収録作品】
かつしかけいた「Everything Is Recorded」
サヌキナオヤ「ストレッチタイム2017」
石山さやか「百貨店の幽霊」
金子朝一「picnic」

編集・デザイン : 宮崎希沙
ロゴデザイン : 鈴木哲生

B5判58pages

山川直人「写真屋カフカ 2」

山川直人「写真家カフカ2」(小学館)¥694+税

『コーヒーもう一杯』『道草日和』の山川氏が描く個性無類の新作。
おもちゃ屋、猫屋敷、平和鳥、カセット……消えてなくなりそうなもの、マニアの間のレアアイテムになりつつあるものを通して、人の記憶や過去、あるいは未来までもフィルムにやきつける写真家・谷遠可不可(こくとお・かふか)の写真屋奇譚13本を収録。

懐かしくほっこりするだけでなく、愛しかったものを追いやる時代や人間をも描いているところが、コーヒーみたいにほろ苦い味わいを出しています。

ビッグコミックオリジナル増刊で好評連載中のノスタルジック・ストーリー待望の第2集。

B6判176pages

Nathan Cowdry ネーザン・カウドリ「思い煩うな 空飛ぶ鳥を見よ」

ネーザン・カウドリ「思い煩うな 空飛ぶ鳥を見よ」¥926+税

イギリス人アーティスト、ネーザン・カウドリの和訳コミック(原題はSHINER)。

主人公のビリーは、自身の拳で痛めつけられた傷だらけの体で公園のベンチに腰掛けている。過去への罰、あるいは未来への訓練として、自分をいじめぬくビリーに、通りかかったキャットが声をかけ、ビリーは失われた恋と恋人ジェシカについて語りだす。
幸福を求めて自分を傷つけ、救済を求めて信仰や哲学を語るビリーとキャットが行き着く境地は…。

チェス盤を意識したという幾何学的なコマの配置、ミニマルに描かれながら変化してゆく絵柄…
そして、ちょっぴり病んで変態な主人公とその恋が美しい色彩で描かれています。

A4判32pages

坂口尚「12色物語」

坂口尚「12色物語」(マンガ作品保存会)¥10000+税

1995年、49才の若さで逝去した漫画家・坂口尚の名作短編集「 12色物語」の新装復刻本。

緑のイメージから「生」をテーマに描かれた『朝凪』、白のイメージから孤高の芸術家魂を記した『雪の道』、黄のイメージから牧歌的で軽やかな恋を顕わした『ひまわり畑』など、12の色からイメージする、様々な人々、さまざまな国を舞台に紡がれる連作漫画。
坂口尚の圧倒的な画力、豊かな詩情、緻密な構成力をご堪能ください。

●坂口尚
高校在学中の1963年に虫プロダクションへ入社。
アニメーション作品『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』等で動画、原画、演出を担当した後フリーとなり
69年に漫画雑誌『COM』にて『おさらばしろ!』で漫画家デビュー。70年代後半の漫画界における”ニューウェーブ”の潮流の先駆的存在として活躍。24時間テレビのスペシャルアニメ『100万年地球の旅 バンダーブック』『フウムーン』等で、作画監督、設定デザイン、演出等を担当。
1980〜90年代に『石の花』『VERSION』『あっかんべェ一休』の長編3部作を発表した。

A5判 300部限定

本作を創作する際に作家がプロットや構成などをメモしたり、キャラクターの下描きをした創作ノートから構成した冊子「12色物語 創作ノート」、2016年の展覧会の展示作品に解説などを付したカタログ「はじめての坂口尚展」もございます。