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丁柏晏 個展 沿路的夢話 Roadside Daydream

2023年12月2日(土)〜12月15日(金)

※初日に作家が在店します。

14:00〜17:00(休憩)18:00〜20:00
17時から18時まで、取材対応や休憩のため席を外します。
19:00頃より、丁さんを囲んでオープニングパーティを行いますので、皆様お気軽にご参加ください。画集を編集・発行し本展を企画したMangasickさんも丁さんとともに在店します。

台湾で、画家/漫画家として今もっとも精力的に活動する、丁柏晏さんの画集「沿路的夢話  Roadside Daydream」を記念して、タコシェで個展を開催します。

丁さんは、88年生まれ。高雄師範大学で美術を専攻し大学院まで、アカデミズムの中で絵画制作に打ちこんでいましたが、大学院の後半にインディ漫画やzineに出会い、その自由な表現に魅せられて、絵画制作と並行して、鉛筆で漫画を描いてzineにしてMorning Anxiety 日安焦慮の別名で発表するようになりました。二つのジャンルを往復し相互に影響を与えながらキャリアを重ね、今年もSlowork publishingから出版された『2073年的電子玩具』が金漫奨・漫畫賞を受賞するなど2つのジャンルで評価を得てきました。

初の本格的画集となる「沿路的夢話  Roadside Daydream」は、画業最初期の2013年から2023年の作品を収録し、彼の自主制作作家/漫画家としての活動を応援してきた台北の書店・画廊Mangasickから出版されました。テーマやモチーフごとに8つの章からなる作品集は、本文の紙をマット紙とコート紙を使いわけ、特色を使って印刷したり、豆本を綴じ込むなど、作品ごとの持ち味を最大限に引き出しています。

また、今回の来日に合わせて、丁さんがフランス・アングレーム滞在をベースに創作、自費出版した「來自夢次元」の翻訳本「夢次元からやってきた」としてMangasickから出発されました。日安焦慮名義での初の日本語コミックとなります。来日直前に本が出来上がったため、ご紹介が遅くなりましたが、こちらは、創作に行き詰まった漫画家青年が、やっとのことでひねり出したキャラクターが紙から飛び出し、夢や意識の深層から作品を描くようにと次々に要求し、主人公が作品を描き続けると…というお話で、だんだん現実と自身の夢や妄想、奇異な出来事の境目がわからなくなってくる感覚に追い込まれて行くような…

 

編集・発行元のMangasickさんによる、作家・作品紹介

画家として創作活動を始めたものの、丁柏晏(Ding Pao-Yen)はここ数年、漫画に重心を置くようになって、自費出版された漫画「Road to Nowhere」が2019年にフランスで商業出版されたり、2022年に刊行された台湾での商業デビュー作「2073年の電子玩具」も、今年の金漫賞で「Comic of the Year」を受賞した。

本人は「絵画の制作を怠けたな」と、後ろめたさを感じていたようだが、傍から見ると全然そんなことはなく、むしろ、そろそろ画集を出した方がいいのでは?と思って企画を提案したところ、OKを頂いた。

そして、私たちは画集の編集作業で、丁柏晏がこの十年間に制作した作品の膨大さを実感しただけでなく、二箇所同時開催の出版記念展で展示した、コロナの只中に描いた作品は、これから東京・大阪に巡回する余裕があるくらいの点数だった。

明らかにポップカルチャー(SF映画、ゲームなどなど)から絵のモチーフを取り入れる作家さんなのに、彼の絵はまるで親に全然似ていない子供たちだ。大人が作ったスタジオに潜入して、セットと道具を改造して遊ぶような無口な子だ。

そういう作品には、データベース消費の痕跡がほぼない。大衆がすぐ共感できるものではない。とはいえ、多くのオルタナ的な作品と比べば、じめじめや感情の抑圧/爆発は極端に少ない方だ。

初期から描かかれている、宇宙の真空と惑星の荒れた大地という彼の世界観の原風景は、絶対的に絶望な心象というより、自嘲交じりに孤独と焦慮(彼の漫画は正に「日安焦慮」(焦慮よこんにちは)というペンネームで発表してきた)を、静かに分解する装置のように見える。

日常にあるヘンテコさに着眼しながらも、別に社会に何かを訴えたいか自分の意志を語りたいから創作をするわけではない、というのが、もしかしたら台灣オルタナの流派のひとつかもしれない。

この流派の人たちが求めるのは、人気が少なくて休憩・ぼーっとできる場としての創作物だと思う。それが、薄っぺらい作品を生み出せる危険性は確かにあるが、その危険性を越えた先に丁柏晏の世界が存在することに、すごくほっとした。造形から台湾っぽさを感じられないけど、じっくり見ると、彼の絵ほど台湾の青年の内面を垣間見させるものはないのだ。

 

 

※2024年年頭に、大阪シカクさんで巡回展の予定

みなはむ 『よるにおばけと』原画展

2022年12月17日(土)〜12月30日(金)
12:00-20:00   休・水曜

みははむさん初の絵本「よるにおばけと」(ミシマ社)の発売を記念しての巡回展として、弊店nにて原画の展示を行います。

期間中に作家在店アワーもあります。詳細は日程が決まりましたらtwitterでお知らせいたします。

関連グッズに食わせて、クリスマスからお正月にぴったりの贈物みたいな、みなはむさんとタコシェ制作のオリジナルグッズをご用意いたします。どうぞお楽しみに☆

早川モトヒロ個展 REPETITION

2022.4.29 fri —5.13 fri

アーティスト早川モトヒロさんが約10年にわたって描きためた膨大なスケッチの中からセレクトした鉛筆画の展示です。

同名のZINE(限定300部)をリリースするほか、SNSに投稿するなりBANされた幻のイラストをプリントした記念Tシャツを発売します。

半年にわたり作品をセレククトするアーティスト

早川モトヒロさんが思いついたアイデアを描きとめ、展示作品に登場する景色やキャラクターとして納得ゆく形になるまで、毎日、繰り返し裏紙に描いた鉛筆画は、約10年の間に段ボール何箱にもなりました。その膨大な作品を掘りおこし、何カ月もかけて選別し、展示/zine発行の運びとなりました。

◯早川モトヒロ
1974年山口県生まれ。
2000年山口芸術短期大学卒業後、東京を拠点に活動をスタート。
近年は精力的に活動を行い、展示会のほかライブペイティングやミュージックビデオやフェスのイメージキャラクターに使用されるなどアーティストとして国内外を問わず活躍中。

※11(水)はお休みをいただきます
※手指消毒やマスク着用など、感染予防にご協力願います。

美学校「特殊漫画家-前衛の道〜商業漫画と特殊漫画-そのあいだ」レコジャケ展

美学校 根本敬クラス「特殊漫画家-前衛の道〜商業漫画と特殊漫画-そのあいだ」レコジャケ展

4月3日(土) – 4月16日(金)

1969年に、学校とは違う美術や音楽の学びと実践の場として設立された美学校。そのロゴをデザインした赤瀬川原平をはじめ、様々なアーティストを講師に迎え、多くの表現者を輩出してきました。

その中で「特殊漫画家-前衛の道〜商業漫画と特殊漫画-そのあいだ〜」クラスを受け持つ講師・根本敬と、受講生・修了生、さらにスペシャルゲストに伊藤桂司、東陽片岡を迎えてのレコードジャケットやZINEの展示販売会を開催いたします。

参加アーティスト:リキヤ、松田光市、中田真生央、出川ケイスケ、田中紀衣、本間洋、セキネトモコ、Zohre Miha、Masaru Kaido、根本敬

Special guest:伊藤桂司、東陽片岡

*画像は参加アーティストのリキヤと松田光市によるコラボ作品です。

画集BADADOOR 発売記念 市場大介 個展 BADADOOR

2021年3月13日(土)〜3月28日(日)

画集BADADOOR (青林工藝舎)の発行を記念して、市場大介個展を開催します。

本作は2013年に発行の「BADAISM」(アトリエ・サード)と対をなす一卵性双生児姉妹本で、収録作品の一部と描き下ろし作品の展示をいたします。

好評のBADAFOTOや、ZINE「もう、帰らない(改)」も販売いたします。


『BADADOOR』発売延期のお詫びとお知らせ

3月15日に発売を予定しておりました『BADADOOR』ですが、見本ができあがった段階で、造本に不備がみつかり、刷り直しの運びとなり、会期半ばの20日頃に入荷見込みとなりました。展示初日にあわせてご用意できずに申し訳ございません。
会期中に事前予約・ご購入のお客様には、発行元の青林工藝舎さんから美人画リソグラフ1葉(タコシェのBADADOOR展限定)と、タコシェ制作の特典のペーパーを贈呈いたします。

※尚、アックスストアでのご予約本は3月22日頃の発送、一般書店では3月26日より発売となります。