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Thomas SAUVIN トーマス・ソービン写真集「Until Death Do US Part 雙喜」

Thomas SAUVIN トーマス・ソービン「Until Death Do US Part 雙喜」(Jiazazhi)¥2315+税

中国の結婚式で、花嫁が招待客の男性たちの煙草に火をつけた後、新郎新婦で煙草を使ったゲームをする習慣を撮ったスナップ写真を集めた写真集。
命を脅かす煙草がほのめかす死と愛とが手に手をとった伝統のセレモニーへのオマージュとなっています。煙草のケース入り。

フランス人コレクターThomas Sauvinによる北京銀鉱プロジェクト(the Beijing Silvermine project)の一環で、ペキンの端っこにあるリサイクル工場から何年にもわたって回収された50万のネガフィルム(銀塩フィルムが中国で広く使用されるようになった1980年代半ばからデジタルに移行しはじめた2005年までの約20年分の庶民の生活が写っている)のアーカイブから誕生しました。
上海のJiazazhi発行。

53 x 83 x 21mm 108pages ハードカバー 金の小口染、タバコ箱入り 4th edition

Seo Inji「Summer’s Here」

Seo Inji「Summer’s Here」(SSE project) ¥926+税

ソウルを拠点に活動するイラストレーター/アニメーター、Seo Injiのミニイラスト集。
夏を感じさせるヴィヴィッドな色合いと、どこかレトロな雰囲気が特徴。
ステッカーつき

14.8x21cm 32pages 500部
Seo Injiさんのミニポスターもお取り扱いしています。


「ガロ」に人生を捧げた男 白取千夏雄「全身編集者」

白取千夏雄「全身編集者」(おおかみ書房)¥1500+税

伝説の雑誌「ガロ」元副編集長、故・白取千夏雄が語り下ろした半生記。

貸本マンガや紙芝居も残る少年漫画全盛の70年代の函館で、漫画の模写を得意とした少年は漫画家を志し、高校卒業後、専門学校に入ることを口実に上京。その学校で憧れのガロ編集長・長井勝一と出会い、編集部のアルバイトにスカウトされる。

伝説の材木会社の2階の編集部で、長井編集長のもと編集者たちにまじって本の出荷や返品処理を手伝いつつ、雑務をこなしなsがら実地で編集や営業をおぼえると、一通りの事をソツなくこなす器用さが漫画家としての個性に欠けることに気付くと同時に編集の楽しさに目覚め、正規の編集者として働くことになる。

60年代に創刊、白土三平、水木しげる、つげ義春などを輩出した伝説の雑誌「ガロ」は、その後も、70年代から80年代にかけて、”へたうま”ともリンクしながら、日本のオルタナティブコミックの最前線を開拓するが、80年代後半から90年代にかけてバブルの中でその芸術性は、サブカルチャーの普及とともに他のコミックメディアにも伝播して、唯一無二の立場を失いかけ、発行部数が落ち込むなど困難な時代を迎える。

読者としてガロの黄金時代を体験し、その残光と衰退の中にあるガロ編集部でねこぢる、古屋兎丸、福満しげゆきなどを発掘し、立て直しをはかる過程は、当時の出版界の様子やガロの存在感とともに、その中で奮闘する青年の躍動感に満ちています。

プライベートでは、ガロ編集者時代に、担当だった17才年上の作家、やまだ紫と結婚。
経営が厳しかった青林堂がコンピュータソフト会社の傘下に入ることから次第に生じた様々な亀裂、そして分裂騒動、ガロ休刊という激動を経て2005年には症例が稀少な癌がみつかり、1年未満の余命宣告を受けることに。

長年の闘病の過程で、最愛の妻で漫画家のやまだ紫が急逝。
その後、彼女の作品の復刻に奔走するほか、埋もれた漫画作品の発掘と出版を目指す青年=劇画狼と出会い、編集や出版の指南役として亡くなるまで編集に捧げた人生の軌跡が綴られている。

2015年11月~12月・2016年3月に京大病院での総合マンガ誌キッチュ編集部とおおかみ書房編集部が行った合同インタビューを元に著者が本文を執筆し、2017年の著者の死後、おおかみ書房編集部が著者ブログ「白取特急検車場」を元に加筆・校正したもの。
最後に、青林堂の分裂騒動の渦中にいたもう一人の人物、コンピュータソフト会社の社長だった山中潤氏が別の視点から振り返った騒動の顛末が綴られており、あわせて読むことで、著者には見えてなかった舞台裏が明かされることに。。。。

80〜90年代、バブル崩壊後の出版業界、ネット黎明期の様子が伝わる貴重な資料。
表紙は古屋兎丸。

A5判178pages

漫画+漫画研究の同人誌 黒のマガジン 03「特集 水木しげるとアメコミの世界」


黒のマガジン 03「特集 水木しげるとアメコミの世界」¥741+税

約7年ぶりの第3号は、前号に引き続き水木しげる特集。
本の基本フォーマットは変わってませんが、中身の充実ぶりはハンパない。

雑誌SPECTATORのつげ義春特集で、名作の中の印象的シーンの元ネタとなった写真とコマを対比させた検証コーナーを担当した漫画家・藤本和也と漫画評論の足立守正のコンビが、水木しげるに多大な影響を与えたアメリカンコミックスの数々を徹底徹底捜索、徹底研究。

藤本と足立が対談しながら、資料発掘、発見の経緯や、定説の検証+修正をしながら、50年代の怪奇系アメコミを中心に水木しげるのインスピレーションの源を追究します。
実際の図版と水木作品を対比したコーナーごとの藤本による凝った見出しに水木愛があふれています。

●緊急掲載「AMNESIA!」水木画とアメリカンコミックスの世界
対談 足立守正×藤本和也
足立守正「鬼太郎の髪の毛針はアメリカ製か」
炭子部山貝十「水木しげる映像鑑賞記録」

●漫画
炭子部山貝十「ゲバルト西海」
藤本和也「鶴の恩返し2017」

A5判98pages

塙将良 Masayoshi HANAWA “MONSTERS” 発行記念展覧会

塙将良 個展「MONSTERS」

2018.4/21(土)〜5/6(日)

フランスの出版芸術集団Le Dernier Criからのシルクスクリーン本「MONSTERS」の発行を記念して、原画展を行います。

ネルの布地を使ったお手製キャンバスに独自の手法で異形の生き物たちを描いたり、粘土で作ったフィギュアに着彩したりと、ユニークな活動を展開するアーティスト塙将良。

古代の偶像みたいな怪獣みたいなモンスターたちを描き、藤井しんによる各キャラの解説を付した、ホチキスどめ白黒コピーZINEをシリーズも4作になりますが、このたびLe dernier criのパキート・ボリノが、このモンスターたちを彩りシルクスクリーン印刷で本にしました。新刊発行を記念して、原画の展示を致します。

お手製のzineシリーズ

建物みたいなモンスター、土偶っぽいもの、おばけっぽいのといろいろ。

新刊MONSTERS。シルクスクリーン10色刷り、17×24cm 52pages, 150部。Le dernier cri

※塙将良在店アワー
各日、午後3時頃より在店します。
4/21(土) 4/22(日)
4/28(土)
5/5(土) 5/6(日)

※作家が作品に使用するサザエ貝のフタを会期中集めます。洗ってお持ちいただいたフタとオリジナルステッカーを交換しいます。

塙将良 HANAWA Masayoshi
1981年生まれ茨城県出身
美容師から転向し2005年頃から東京の路上で作品を発表しはじめ、今までにLOOPHOLE,ZENSHI,mograg,Aquvii,アツコバルーなど、東京最先端ギャラリーでの個展を開催。国内外数々の展示に参加。
2015年パリ発ローブローartbookの最高峰「HEY!」の表紙になる。
2017年パリで開催されたアウトサイダーアートフェアにアツコバルーブースより出展。エルミタージュ美術館アムステルダム別館アウトサイダーアートミュージアムに作品が所蔵される。
2018年フランス・マルセイユの出版芸術集団“Le Dernier Cri”からアートブック発売。

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