京都町中華倶楽部 室町浪漫篇

京都町中華倶楽部 室町浪漫篇(しろうべえ書房)¥650+tax

京都の町中華をアーカイブする目的で作られた京都町中倶楽部。
創刊号の西陣に続いて、第2弾は室町を特集。

京都の町中華の特徴のひとつとして「ちゃんぽん」に注目。
かつては、しょうゆ味のあんかけラーメンを京都ではちゃんぽんと呼んだことから、長崎ちゃんぽんとの間に変則的亜種も発生し、複雑なことになっている京都のちゃんぽん事情を紹介します。

また祇園祭の舞台でもある呉服の町、室町の歴史と町中華の分布を掘り下げます。
実際のお店「むろまち」にスポットをあて、装飾テントから、ダクト、張り紙、ちゃぶ台の脚の形、タイルや食器…と細部まで見てゆきます。
ここでちゃんぽんを食べる様子を描写したサイレント漫画も収録。

A5判108pages

ビョン・ヨングン 변영근「今日のデザート 1-3」

ビョン・ヨングン 변영근「今日のデザート 1-3」(popotame)¥1200+tax

現在、東京で暮らす韓国出身のイラストレーター・水彩画家ビョンヨングンが美しい色彩で描くコミック。

物語の主人公は、東京で暮らす弟が長く家を空けるあいだ、飼い猫の世話をするため、ソウルからやってきた男性。
仮暮しの中で、新宿や五反田などの街をひとり歩き、見知らぬ店に立ち寄ったり、季節の移り変わりや人々の様子を眺めては、洋菓子店やパーラーでケーキを食べて一息いれるのをささやかな楽しみにしています。

新緑の中にわずかに残る桜を見つけた春の抹茶ムース
様々な人が行き交う新宿の雑踏を歩いた後の、何種類ものフルーツが挟まったカラフルなミルクレープ
蒸し暑い部屋から逃れての、涼しげな桃のケーキ….

主人公の見た景色や心象が、選んだケーキに反映されているような…
異邦人が見た街とデザートのイラストストーリー。
美しい自然、鮮やかなケーキが、水彩でみずみずしく描かれています。

A4判36pages オールカラー
韓国版、映画版に続いての日本語版。
初回入荷分はサイン入りです

文芸アンソロジー イリュミナシオン ILLUMINATIONS 創刊号

イリュミナシオン ILLUMINATIONS I(EK-Stase) ¥2000+tax

仏・米・露の翻訳文学から、物故作家に纏わる創作、死や光をめぐるエッセイ、写真・ドローイングまで、「死者たち」や「光」をテーマに編んだ全作初公開のアンソロジー。

タイトルの「イリュミナシオン」は、死者の眼差しが世界を照らし出す光源のような本になることを願っての命名。

第一線で活躍する小説家から気鋭の文筆家、翻訳者、写真家、俳優、ミュージシャンまで、多様なジャンルで活動する表現者たちの全作品が初公開となります。

また、海外文学の翻訳・紹介も多数収録。
アントナン・アルトー、ジョルジュ・バタイユ、アンリ・ミショー、トリスタン・ツァラの本邦初訳作品を掲載。
エドゥアール・ルヴェ、デイヴィッド・ヴォイナロヴィッチ、アレクサンドル・ヴヴェヂェンスキィといった、日本ではまだあまり知られていない作家の作品も収録しています。

目次====

ジャック・リゴー「俺は真面目になる……」 訳=原智広
ジャック・リゴー「自殺総代理店」「鏡 断章」 訳=宮脇諒
小野麻早
ジョルジュ・バタイユ「仮面」「髑髏」 訳=江澤健一郎
「あめまるや。」いしいしんじ
「蛾」ケンゴマツモト
「無題」階戸瑠李
「塊鐡」吉田棒一
原口統三「二十歳のエチュード」 仏訳=マリエレーヌ・ポワンソ *部分翻訳
「生きることはアンラッキー」狩野萌
エドゥアール・ルヴェ「自画像」 訳=原智広 *部分翻訳
「死の系譜学―〈パンデミック―来るべき民衆〉の傍らで―」江川隆男
「アルチュール・クラヴァンは生きている」谷昌親
アンリ・ミショー「山の娘」「完全性に向かって」「霊感に照らされた時代」 訳=宮脇諒
「音読者」矢田真麻
「げにも女々しき名人芸」中原昌也
「1」南條みずほ
「偉大な科学者スウェーデンボルグと幽体離脱」角由紀子
デイヴィッド・ヴォイナロヴィッチ「ナイフの刃先で生きる」 訳=板倉紗甫
濱岡美咲
トリスタン・ツァラ「逃走」「雲のハンカチ」「バレス裁判」 訳=山本桜子 *部分翻訳
アレクサンドル・ヴヴェヂェンスキィ「まわりにもしや神さまが」「灰色ノート」訳=東海晃久
「言語の貧しさを敬え、あるいは死に、死にならえ、歌い人にして貧しき騎士よ」東海晃久
「アントナン・アルトー『イヴリーの手帖』との対峙」原智広
「火を盗むもの」栗原雪彦

A5判336pages

シュロがテーマの冊子 日日、内海慶一、ぴょんぬりら温田庭子「シュロ2 写真とまんがと文」

日日、内海慶一、ぴょんぬりら温田庭子「シュロ2 写真とまんがと文」(パルム書房)¥1000+tax

シュロのことが気になる3人の作家が写真、文、まんがとそれぞれの方法でシュロについて、あるいはシュロへの思いを表現した冊子。

作家・内海 慶一は、俳句には詳しくないが、棕櫚を詠んだ俳句なら常々気に留めてきたということで、棕櫚俳句を紹介し鑑賞をナビゲートしながら棕櫚を語る。

写真家・日々は、シュロのある風景を撮ったり周囲の人たちが撮ったシュロの写真を紹介し、コメントを寄せる。

漫画家・ぴょんぬりら 温田庭子は棕櫚の発見についてを漫画で表現。
人はどのようにソテツやビロウとの違い区別して、シュロを発見するのか?
日本人はいつシュロをと出会ったのか?
どうしてシュロが植えられ、昭和30年〜40年代に全盛期を迎えたのか…
アーティストたちは、どのようにシュロを描いてきたのか?
などなど、棕櫚とのめくるめく出会いや発見を辿ります。

…と、シュロだらけの一冊です!

B6判 60pages

太田螢一 衛生防疫Tシャツ、サコッシュ

 

友なる皆様、

私達の多くが 母の胎内よりこの世界に産まれ出てくる時、
そして現世の役目を終えて天に還ってゆく時、
そこには いとしむように 生命を結び合わせる 手があり、魂をほどいてゆく 指があるのです。

私達が嬉しそうに 果実の皮を剥いている時、その人達は 血液にまみれた臓器を縫い合わせています。

私達が微笑みながら 小説のページに目を遊ばせる時、その人達は 深刻なカルテに眉を寄せ 悩んでいます。

災害の地に、病の枕辺に、時に戦いの場においても 医療に携わる人達の 苦心と知恵とまごころは
その白衣を紅に染めながらも 尚 清らかに 患者への 加護の光を放っているのです!

たぐいない人達 ー 医療者の方々への 兼ねてよりの尊崇と感謝の意を 現在この様な非常時にこそ、
何らかの形に表しえる機会と考え 今回 二種の品をこしらえ販売し、その純利益を いずれかの医療機関に託そう という目論見に至りました。

タコシェに販売と制作をお願いし、ハロー・ワークスタジオの葉朗君にプリントを頼み少々時間が掛かりましたが 漸く発売です!

ほんのささやかな 志しとは 思いますが 今の私には これくらいの事しか彼らのたっとい精神と行いに報いることができません!

皆様と医療従事の方々との 繋ぎ合った手と手の上に 幸せな陽が昇ってゆくことを 願っています。

衛生Tシャツ、救急サコシュそれぞれお買い上げの方へ 一人一葉
大昔に描いた絵による特製カードを自筆サイン入りでお付けいたしましょう。
にっこり お受け取り下さいね!

1988年作の絵です。医学史上初の鎮痛剤が 柳の木の精分から生み出されたアスピリンであることから 柳をあしらう事を主眼に描いたものです。
ところで 彼女達は どのような おセンチな旋律を奏でているのでしょうね、
皆様の 心のトレモロを 脈をとるように 爪弾くのです。         ─── 太田螢一


太田螢一 衛生防疫Tシャツ ¥3000+tax

コロナ禍での医療従事者たちへの尊崇と感謝を形にして、利益を医療機関に寄付する目的で、太田螢一さんの提案でTシャツとサコッシュが制作されました。

しかも、S、Mサイズは、太田さん宅に眠っていたヴィンテージTシャツで、1998年に、100年あまりの歴史に幕をおろした、アメリカのブランドONEITA製。綿100%。アメリカ産コットンをジャマイカで縫製加工したもので、90年代にはプリント用ベースボディとして人気だったPOWER-Tです。
クリーニング済みですが、経年による変化があるので、それも味としてお楽しみいただけましたら幸いです。

L、XLサイズは新品で、United Athle製のヘヴィ・ウエイト7.1オンスTシャツ。綿100%。

いずれも、胸の部分に14.5cm x 15cm大の衛生防疫イラストがプリントされています。プリントは広島のHARO WORKSによる、シルクスクリーン3色刷り。身につけることができる高品質手刷り版画作品です。

タコシェオリジナルの織りネームと今回のプロジェクトの下げ札つき。

衛生防疫シャツを着用した大田さん



太田螢一 衛生防疫サコッシュ ¥2000+tax

生成りの綿100%キャンバス地の面に、14.5cm x 15cm 大の衛生防疫イラストが広島のHARO WORKSの手作業でシルクスクリーンプリントされています。(3色刷り)

サイズは幅30cm、深さ23cm、肩掛け部分は100cm
袋口に生地と同色のドットボタンがついています。
プリントサイズ 14.5cm x 15cm

生地目付 280g/m2 8.3oz/yd2
無漂白エコマーク認定商品
生産国:中国
オリジナルの織りネームと下げ札つき。

また、Tシャツ or サコッシュをお求めのお客様お一人につき1枚、太田螢一さんの直筆サイン入り絵ハガキをさしあげます。
古来より、柳に鎮痛効果があることが知られ、その成分を人工合成して生み出されたのがアスピリンであることから、 柳のもとで弦を奏でる看護婦さんたちが描かれています。88年の作品です。