コミックアンソロジー Glaeolia 2

Glaeolia 2 (Glacier Bay Books)¥4000+tax

ポートランドのGacier Bay Booksが発行するコミックアンソロジーGlaeolia.
Glacical(氷の、氷河の)とAeolia(浮島、ギリシア神話の風の神)の合成語がタイトル。
第2弾は、300超ページ、12人の日本の漫画家の作品を収録しています。
シアトルのCold Cube Pressによる500部のリソグラフ印刷で、カバーはラミネート加工によりソフトなタッチになっています。

執筆者は—
INA「DAYS」
川勝徳重「電話・睡眠・音楽」
大庭賢哉「リーザの左手」
嶽まいこ「深夜旅行記」「手のひらに地上の星」
黒木雅巳「茶碗」
山本美希「ファミリーレストラン」
三島芳治「原子爆弾ノート」「最近のCG」
森雅之「雪の夢」「不在」「遠くから」「踊る幽霊」
森田るい「出るってウワサ」
ネルノダイスキ「M1」
中山望「ムーンドッグは待ち続ける」
詩野うら「はなびら」「プロローグエピローグ」
表紙: oratnir

17.8cm x 25.4 cm 330pages
※本の開きの関係で「電話・睡眠・音楽」は上下が逆になっています
英語 (日本語の作家・作品紹介のペーパーつき)

ネルノダイスキ「いえめぐり」

ネルノダイスキ「いえめぐり」(KADOKAWA)¥1000+tax

駅から徒歩30分以内の部屋数の多い静かな物件—
そんな希望を不動産屋に伝え、さっそく車で内見に向かったが案内される物件は、どれもワケあり….?

二笑亭のようにかつての主が自ら設計した不思議な屋敷もあれば
地下に広がる巨大なアリの巣のような屋敷
すべてがデジタル化した全自動の家、
カルト集団の生活拠点、
自然と共生できるbioすぎる家
サイケな館….

と、奇想天外な物件が続く…
カラーページのサイケ屋敷の中に登場する奇妙なコラージュやオブジェは、作品の中に展示されたネルノダイスキのアートワークで、それらも含めて、建築めぐり、いわくの物語めぐり、ネルノ作品めぐりが堪能できます!
描きおろし作品。

A5判168pages

煙囪 Yan Cong 漫畫集 Comics 2012-2020

煙囪 Yan Cong 漫畫集 Comics 2012-2020 (Mangasick)¥2273+tax

中国の漫画家、煙囪(Yan Cong 煙突の意味)の2012年以降の作品集。
日本のガロ系漫画のファンで、自身もオルタナ系漫画誌「叙事癖」を編集発行し、お手製のコミックzineでも作品を発表。最近はkus!など、海外の漫画誌にも寄稿しています。

冒頭の最新作「從北京到香港、從香港至台北」は、自身が見た夢を漫画化したもので、逆柱いみりの「夢の香港旅行」を求めて、レンタル自転車をこいで、北京から香港へ、香港から台北へ行くというお話。日本のひとつの漫画作品を通して、北京ー香港ー台北が繋がってゆきます。
作品集の中に根本敬作品が出てきますが、氏の作品にも通じる人間の存在や営みに対する悲哀や無常観が漂いながらも、同時につきぬけたエネルギーや愛しさに溢れています。

鉛筆のタッチ、描写が美しく、モノクロページが多いのですが、その質感を再現するために、墨と銀のインクを使ってデュオトーンで印刷されています。
台北のMangasickでの個展にあわせて制作された作品集。

23cm ×17cm 272pages 2020

追悼版 春川ナミオ画集 I & II

春川ナミオ画集 I 『INCREDIBLE FEMDOM ART OF NAMIO HARUKAWA—ドミナの玉座、あるいは顔面騎乗主義者の愉楽』(エディシオン・トレヴィル)¥3600+tax

少年時代、絵画の教師の豊満な美尻に魅せられ、夜な夜な布団の中で憧れのお尻絵を描き始めて以来、60年以上に亘って、類稀な想像力とユーモアある構成で、豊満なお尻に顔を埋める至福を描き続けてきた春川ナミオ画伯の集大成的画集。

春川ナミオまえがき、春川ナミオ・インタビュー
寄稿:空山基、谷川渥、藤田博史、アニエス・ジアール、相馬俊樹。

圧倒的な図版数に加え充実した資料・解説を収録。追悼増補版となっています。

A5判変型366pages、並製


春川ナミオ画集 II 『FACESITTING ARE FOREVER – 顔面騎乗主義は永遠に』(エディシオン・トレヴィル)¥3800+tax

孤高のロマンティック・マゾヒズムでM世界を席巻し、その生涯を堵して<絶対的顔面騎乗主義>のレジームを貫いたフェムドム・アート界の太陽王・春川ナミオに捧ぐレクイエム。

異才の苛烈な画業と謎にみちた驚異の人生を回顧した愛溢れる追悼版。

寄稿:鹿島茂、みうらじゅん、ロッキン・ジェリービーン、大沼瞳
初期&未発表作品、デッサン、アトリエ風景など貴重資料収録。

A5判変型366pages、並製

京都町中華倶楽部 創刊号

京都町中華倶楽部 創刊号(しろうべえ書房) ¥650+tax

京都の町中華をアーカイブする目的で作られた京都町中倶楽部。

当初は、取材しながら数軒単位でお店を紹介する冊子を出してゆく予定が、いざ活動を開始すると、店主さんの高齢化などで昭和からの味のあるお店が減ってゆく現実に気づき、取材先行で、2年ほどでかけて京都中の町中華を食べ歩いた編集人たち。

店の消滅とともに、その佇まいや町の姿が記憶の彼方に埋もれてしまうわないよう、 本誌の中で、記録し語り継いでゆくそうです。

創刊号では、2020年に閉店した西陣亭にスポットをあてています。
大将の鍋さばきや客たちの様子を65ページのサイレント漫画で記録しながらお店のある西陣の歴史についても掘り下げています。

京都の町中華を網羅したうえでの、お店や料理に関する論評やマップも収録。

A5判124pages