サイコロ9 長田結花、薗田千晴・保光敏将・文庫善哉・山川直人「眠りの底」

長田結花、薗田千晴・保光敏将・文庫善哉・山川直人 サイコロ9 「眠りの底」¥500+tax

山川直人と保光敏将ははじめた同人誌サイコロシリーズ。
新たに、文芸書、児童書などの挿絵で活躍するイラストレーター長田結花がメンバーに加わり、漫画を寄稿しています。

長田結花 漫画「ちいさな山のはなし」
薗田千晴 創作文芸「閻魔さまの頬杖」
保坂敏将 文+版画「八手をきる/ほか」
文庫善哉 エッセイ「ひとり」
山川直人 漫画「可愛くないウサギ」

山川作品は、喫茶店めぐりを趣味にする男が、まもなく閉店になる店を探して見知らぬ町を行く物語。
コーヒーを愛でる人とのほっこりとは異なる個性の強い謎キャラたちに導かれ味わうコーヒーと散策は….

A5判56pages ※山川さんのイラスト+サイン入り

八画文化会館 vol.8 商店街ノスタルジア

八画文化会館 vol.8 商店街ノスタルジア(八画出版部)¥1800+tax

10周年を迎える八画文化会館が、創刊準備段階から収集していた商店街散歩記録。
すでに消失した商店街もある貴重なアーカイブを元に、文字、銘都、団地、パチンコ、廃墟、美容院など独自の切り口で町歩きをしている愛好家たちが
それぞれの視点から商店街を語ります。「すべての道は商店街に通ず!」

昭和の日常遺産、買い物様式を伝える商店街、多くの商店街に共通する様式と、細部や裏側にも目を凝らし人々の記憶を掘り起こします。

人や物や道の流れが変わり、衰退の危機にある商店街。
「人々の想い出が集積された愛着のある場所が、抜け殻のように風化した町並み。
商店街がなくなると町の匂いが消え、歓楽街がなくなると町の灯が消えてしまいます。
どの土地であっても「ここにいてよかった」と小さな幸せを感じさせてくれる商店街の灯りが、
この先少しでも多く残っていますように。」(編集のことばより)

◆特集◆ 商店街ノスタルジア

■巻頭グラビア
■編集部対談 商店街鑑賞のススメ Special guest松村大輔
■ノスタルジア備忘録 酒井竜次
■都市秘境マーケット 戦後の原風景をとどめる市場10選
■全国銘商店散策 forestbk
■団地商店街の歩き方 チーム4.5畳
■商店街パチンコ鑑賞 栄華
■12人に聞きました!マイフェイバリット商店街
■失われゆくレトロピアの記録 柳ケ瀬商店街高島屋南地区 TEAM酷道よごれん
■不思議な商店街パトロール調査

■コラム&エッセイ
「商店街に寄り添って暮らす理想の生活」を妄想する(玉置標本)/商店街を歩く理由「焦点を外に」(終末オトナ遠足 エロ司)/対立から共存の時代へ「商店街と大型店」(Jp-Super)/シャッターの向こう側。(高橋さよ)/商店街の本屋 いつもの朝(ブックスルーエ花本武)

◆連載◆ REGULAR
国際ニュータカギ会館「追憶の徳島しんまち界隈」(高木壮太)

◆参加メンバー◆
酒井竜次/石川春菜/松村大輔/forestbk/チーム4.5畳 けんちん・UC・tamazo/栄華/タケムラナオヤ/道民の人/ムサシノ工務店/藤本健太郎/村田あやこ/三文字昌也/内海皓平/Towers/碍子系/ケブカグラフィックス/ふゅーりー/TEAM酷道 よごれん/玉置標本/

B5変型96pages

青木野枝、冨井大裕、二藤建人、袴田京太朗、永畑智大「彫刻から遠く離れて」

青木野枝、冨井大裕、二藤建人、袴田京太朗、永畑智大「彫刻から遠く離れて」(新しい大人舎)¥500+tax

彫刻家として、ファミリーレストラン名義で漫画家として、また国立奥多摩美術館 The National Museum of Art, Okutama(MOAO)の副館長として
活動する永畑智大。

彫刻作品の写真をマンガに取り入れたり、マンガに描いたキャラクターを彫刻化するなど二つのジャンルの間を行き来し、「縦横無尽に暴走する意味不明脱力系オブジェ」と言われる、とらえどころのない彫刻作品にメスを入れたトークを文字化。
永畑の人と作品を知る青木野枝、袴田京太朗、冨井大裕、二藤建人の4氏をゲストに、2019年の展示「国立奥多摩物語~10月のオーロラ~」で行われたトークショーの模様に、話題にあがった作品画像をあわせ収録しています。

文庫76pages


トラベシア vol.5 音楽と金

“普通に読める日本語の雑誌”「トラベシア」vol.5の特集は音楽と金 ¥500+tax

日頃、お客さんとして音楽に接しながら「音楽にかかわってお金がもらえるなんて最高だろうな」と思う一方、おりからの不景気に加えて、この春はコロナウィルスで音楽業界がピンチに。
そんな特別な時期に、様々な形で音楽とかかわりこの世界を作る人たちーお金の流れをつくる人、流れに身をまかせる人、逆らう人、眺める人ーの声を集めた特集。

これまでの号は、プロでない書き手の表現の場でしたが、今回は、名前を出して音楽とお金の流れにかかわってきた人を中心に原稿を依頼したため、ミュージシャン、音楽雑誌編集者、ライター、レコード店主、映画監督など表現を職業とする人たちが多数寄稿しています。
執筆者の出身地や居住地も、日・米・英・シンガポール・台湾と、多岐にわたる、これまでと少し違った号になっています。

【内容】
ともちゃんインタヴュー|「推し」で世界が広がった
オン・チャイ・クーン|他人の靴
ケヴィン・スミス|銭湯と梅干しハイとライヴハウス!-ぼく が日本に住むようになったきっかけの話
佐々木美佳|2000 ルピー札をポシェットで握りしめる
サミー・ミラー|使命感の大切さについて
柴崎祐二|繊細な経済圏のために 音楽と金をめぐって ジョー長岡|瞽女をめぐる旅
ジョン・アリスン|我が父モーズ
杉本拓|本業と副業-妥協せずに芸術家として生きることは可能か?
鈴木並木|素晴らしいアメリカ音楽
たちなみえみ|うた 日々を綴る
詹宏翔|Music Makes Money, But Money Makes Me Moody
寺田俊彦|小さいからこそ続けられる-CD ショップを続けること
原田和典|新たなる残骸
ひな|消費と愛用
森本アリ|新世界で橋が渡されグッゲンハイム
矢川俊介|それでも、音楽雑誌をつくる
安田謙一|カニコーセンに金の話ばっかり聞いた。
若木康輔|クロスワード・トラベシア

イラスト・ロゴ原案|畑中宇惟
デザイン|村松道代
編集・発行|鈴木並木

A5判86pages

日本暮らし3年、 “今知っている単語と文法で書き殴った”パワーが圧倒的 おむつ「純情手冊」

おむつ「純情手冊」 ¥900+tax

在日3年、目下、日本の永住権取得を目指して、日本で働きながら、喫茶店巡りや映画・音楽鑑賞に励む中国出身のおむつさんの個人誌。

新型コロナによって、仕事が「2日出勤の5日休み、逆転暮らしは幸せを通り越して普通に「無」」という状態の中、2019年に巡った昭和な喫茶店や、お気に入りの映画や音楽など、自分が今好きなものを、「日本語を何年勉強してるか、うまく言えてるか悩む前に、今知っている単語と文法で書き殴るだけ。それしかないんだ」の精神で綴って、本にしたもの。

放送事故のように白紙ページが途中に出て来たり(わざとです!)、縦書きも横書きも全部同じページ順で並んでいたり、同郷の友人へのアンケート部分は中国語だったり、言葉の選び方や組み合わせがミラクルすぎたり、「作りたかったものと全く別のものが出来上がった」りしていますが、すべて、おむつさんの喫茶愛、音楽愛、映画愛、zine愛とはんぱない伝えるパワーによって押し切られた圧倒的なジン。大型新人登場?!

写真もおむつさんによるものでフィルムで撮影したものだそうです。

表紙は一冊一冊、手ずからラミネート加工してあり、ポラロイド写真が封入されています。

A5判70pages