カテゴリー別アーカイブ: 写真集

道端の浴槽を通して眺めた日本人の営みーー牧ヒデアキ写真集「浴槽というモノリス」

牧ヒデアキ写真集「浴槽というモノリス」¥2500+税

9年ほど、地元の愛知を中心に各地の、空き地で破棄/再利用された浴槽を撮り続ける牧ヒデアキ氏が、これまでの作品を見た目も浴槽の写真集にまとめました!

写真では少しわかりにくいですが、表紙は水色の厚紙を浴槽型にくり抜き中に写真がおさまっています。木口も水色に染められて浴槽のような設計で、浴槽の中にたくさんの浴槽が入っているわけです。

「住宅の建替えやリフォームにより造り付けの浴槽がユニットバスに変更され不要になり、浴槽の特性である高い機能性・耐久性・耐候性を生かしながら屋外で捨てられるように再利用され続けています」(あとがきより)

この浴槽に違和感を感じた、別世界の入口のように感じた牧ヒデアキは、浴槽を撮影するフィールドワークを通して、その素材やデザインから時代の変遷を、破棄/再利用の方法から人の営みを見つめてきました。

路傍の浴槽を通した日本のカルチャー探訪です。

A5判横綴じ96pages

特装版 沼田学「築地魚河岸ブルース」

特装版 沼田学「築地魚河岸ブルース」(東京キララ社)¥3900+税

先行したA5判が好評につき、魚河岸で働く男たちの姿を迫力の紙面で味わえるように、町口覚の造本で判型を倍のA4に拡大し、重厚に仕立てられた特装版です!
表紙は上製角背、タイトル箔押しになっています。
作業着の岩城滉一(風)、八名信夫(風)、など渋いメンズでいっぱいです。

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移転問題で注目される築地市場。
撮影に通ううちに、そこで働く人たちの人生が刻み込まれた沢山のいい顔に魅了され、その姿と表情を撮るベストアングルを見つけた沼田学。
働く人たちにとって馴染みの景色の一部になるべく同じ時間に同じ場所に撮影機材をセッティングをし、カメラを構え、撮った写真をご本人に贈るうちに、構えず飾らぬ姿を写すように。
それらの写真を集めての展覧会「魚河岸ブルース」が好評をはくし単行本化が実現しました。
巻頭テキスト: 戌井昭人

A4判128pages

沼田学(ぬまたまなぶ)

1972年北海道生まれ。早稲田大学商学部卒。写真ワークショップコルプス修了。 雑誌編集やデザイン、音楽に興味がある学生時代を過ごし、たまたま授業の課題で扱うことになった写真に出会う。同時期に森山大道・倉田精二に影響を受け、以降写真ばかりを撮るようになる。
その後、ロックバンドのローディー、ライブフォトグラファー、肉体労働、アシスタントをなどを経験、思い切り遠回りして2003年独立。雑誌、書籍、広告、web、ムービーなどを中心にアンダーグラウンドな文化をドキュメントすることに軸足をおき、幅ひろく活躍している。
歌舞伎町のホストクラブを取材したシリーズ 「指名アリ」はCNNで特集され好評を得る。続く花街を取材したシリーズ 「赤線」は写真キュレーションサイト、フラクションマガジンで特集される。
現在は明治時代の写真術に影響を受けた技法で市井の人たちの一風変わったポートレートを撮るシリーズ「界面をなぞる」はアサヒカメラ2014年11月号ポートレート特集に掲載。展覧会は東京スポーツでとりあげられる。

雑誌の形をしたプロアマ不問のオムニバス写真集 最終巻「WWB 2017」

「WWB 2017」¥2000+税

ワイワイブック、略してWWBは2015年からはじまった雑誌のような形をした写真集。年刊での三部作の最終巻になります。
プロもアマも関係なく、撮りたい人47人が自分の撮り方で撮ったものを、披露するイベントと連動しながら雑誌という紙のメディアに集結した作品集。写真と雑誌の可能性や未来を模索しながらの最終号です!!

表紙と巻頭は、金子山によるあヴぁんだんと宇佐蔵べに、ステージのランドセルを背負ったべにちゃんとは別の横顔、石井もたこの愛児写真、ドキドキクラブ、平野勝之、魚河岸ブルースの沼田学の白目写真、台湾に関するエッセイを書く檀上遼の台湾スナップ、イラストレーターつちもちしんじのイラスト+写真、奥信濃の老人にフォーカスしたジン「鶴と亀」の小林直博の老人ポートレイト、とプロアマ有名無名関係なく
写真を寄せています。

参加者

表紙 あヴぁんだんど 宇佐蔵べに http://usabeni.tumblr.com/ http://www.avandoned.tokyo/

山本佳代子 http://www.kayokoyamamoto.com/

倉科直弘 http://www.kurabou.net/

吉村麻未 https://000y000m.tumblr.com/

佐伯慎亮 http://www.saekishinryo.com/

諏訪稔 http://www.suwaminoru.com/

下薗詠子 https://www.eikoshimozono.com/

石井モタコ http://ameblo.jp/motakoo/

いくしゅん http://d.hatena.ne.jp/ikushun/

宮城ヨシ子 http://www.borderink.com/?p=19669

日下慶太 ケイタタ http://keitata.blogspot.jp/

秦裕典 https://hata-hiromichi.tumblr.com/

長谷川諭子 http://sa1000ko.tumblr.com/

佐内正史 http://www.sanaimasafumi.jp/

ドキドキクラブ https://www.instagram.com/dokidokiclub_insta2/

阪本勇 http://sakamotoisamu.com/

平野勝之 https://synapse.am/contents/monthly/hirano

横山祐介 むじゃきかめら https://mujyakijp.jimdo.com/

沼田学 http://manabunumataphotos.tumblr.com/

石渡朋 http://utrecht.jp/?p=22431

中藤毅彦 http://takehikonakafuji.com/

有元伸也 http://arimotoshinya.com/

鍛治谷直記 http://kajitaninaoki.com/

柿崎新

檀上遼 http://ryodanjyo.com/

小林勝行 https://kattunhanbai.thebase.in/

浦芝眞史 http://urashibamasashi.tumblr.com/

河合莉子 http://querico0711.tumblr.com/

森下くるみ http://blog.livedoor.jp/morisitakurumi/

雨宮里江 http://rieamemiya.com/RaiN_oF_EcLipSe_Of_THe_MooN/top_sentaku.html

つちもちしんじ https://www.instagram.com/shinji_tsuchimochi/

長野陽一 http://yoichinagano.com/

小林直博 http://tedxshinshuuniversity.com/speakers/speakers-2015/kobayashinaohiro

冬山

釣崎清隆 https://twitter.com/tsurisaki

西光祐輔 http://nishimitsu.jp/new_games/xi_guang_you_fu_yusuke_nishimitsu.html

西良太

MARK http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5458/frame.html

加藤みく

増本レミ https://www.instagram.com/reeeemi__03/

Maiuco

くろさかひな https://challn.tumblr.com/

金沢優汰 https://www.instagram.com/saidmenz072/

浜村晴奈

松江哲明

黛秀行 http://mayusumi.blogspot.jp/

金子山 http://kanekoyama.com/

編集 綾女欣伸 https://twitter.com/ayaminski 黛秀行 金子山
デザイン 伊藤信久

A4判変型 208pages

露光零(つゆみつれい)写真集「ALIEN BIKYAKU 美脚星人」

露光零(つゆみつれい)写真集「ALIEN BIKYAKU 美脚星人」¥1853+税

下半身だけのオブジェのような後ろ姿ばかりを、画像加工ではなく、上半身が隠れるポージングで作り出し、自ら撮影した写真集。

華やかでセクシーな服の魅力を伝えるべく、自身がモデルとなり着用写真をブログにアップしていた露光零は、自身のキャラ(顔)が写り込むのを避けて顔にボカシを入れたりしていたが、あるとき、偶然上半身が隠れたお辞儀ポーズの後ろ姿を撮ったところ、自身の理想形を見いだし、以後、お気に入りの洋服と靴を魅力的に見せる景色とポーズを追究しながら、写真を撮り続けています。

衣裳が映える、自然で活力に満ちた脚を作りながら(筋力とバランス力が必要だそう)、チャレンジを続けているそう。
37作品を収録。

A4判16pages

橋本裕貴/写真「KLONG TOEY(クロントイ)」

橋本裕貴/写真「KLONG TOEY(クロントイ)」(シーカー・アジア財団発行/888books)¥2500+税

タイ最大のスラム、クロントイの人々の暮らしを切り取った写真集。
廃材で作られた壊れそうな家(びんの栓をビス代わりに使ったりした完全DIY!)がひしめくスラムの中に足を踏み入れるとーーー

たらいで子供たちを入用させる父親、まったりしている野良だかペットだかわからないトカゲや犬や猫たち、家族揃っての食卓、女子供が集まっての井戸端会議…

今もスラムへの差別や偏見は大きく、進学や就職の大きな障壁になっているそうですが、そんな現実を忘れるくらいの、贅沢とは対極なのに”豊かな”暮らしがおさめられています。

この地区の教育支援を続け、スラム発のブランド「FEEMUE」を立ち上げたシーカー・アジア財団が、写真家・橋本裕貴の写真を通して、発信地と作り手たち、プロジェクトを発信します。

B6変型222pages コデックス装