Witchenkare vol.05

Witchenkare vol.05

Witchenkare vol.05 ¥1000+税

インディーズ文芸創作誌ウィッチンケア(キッチンウェアのアナグラム)第5号。
書き手のチャレンジや試作の場にしたいという多田編集長の志っkら、前号でアイドルを書き手に起用したウィッチンケアが、今度は元官房長官の枝野幸男さんから反レイシストの活動をするカメラマン/ライター久保憲司さん、「野宿野郎」編集長かとうちあきさんと、様々の書き手を擁して5号目をリリース!

特に決まったテーマはないけど、ルー・リード、フィリップ・シーモア・ホフマン…と、この一年に亡くなったアイコンが散見して、ひとつの時代を物語っています。
個人的には後藤ひかり(後藤ユニ)さんの雪の景色を描いた散文がお気に入りです。

コンテンツは—
柳瀬博一/16号線は日本人である。序論
木村カナ/本を食べて人のいのちをつなぐ方法
我妻俊樹/インテリ絶体絶命
後藤ひかり/冬の穴
枝野幸男/歌は世につれ。~秋元康・AKB戦略と日本経済~
開沼 博/ゼロ年代に見てきた風景
美馬亜貴子/ワカコさんの窓
桜井鈴茂/ここではないどこかへと絶えず思ってきたし今だって思っている
長谷川町蔵/プリンス・アンド・ノイズ
武田 徹/カメラ人類の誕生
久保憲司/デモごっこ
辻本 力/退廃的な、おそらく退廃的な
かとうちあき/カエル爆弾
中野 純/自宅ミュージアムのすゝめ
将口真明/葬儀、ケンタウロスαの流儀
仲俣暁生/ダイアリーとライブラリーのあいだに
小川たまか/三軒茶屋 10 years after
播磨秀史/ハリーの災難:住宅編
北條一浩/地上から5cm浮いていたあの時代のこと
谷亜ヒロコ/今どきのオトコノコ
木村重樹/ピーター・ガブリエルの「雑誌みたいなアルバム」4枚:雑感
江口研一/~Money making Mount Vernon~ 僕の脳内ニューヨーク
藤森陽子/欲望という名のあれやこれや
多田洋一/萌とピリオド
吉田亮人/始まりの旅
やまきひろみ/合鍵
山田 慎/音楽 日本 京都
三浦恵美子/〈TVガーデン的シネマカフェ〉試案
吉永嘉明/ポケットの中には
友田 聡/走れ、天の邪鬼
希屋の浦/奇会的純情観測
東間 嶺/《辺境》の記憶
岩崎眞美子/波のリズム~心地よい死へのレッスン~
出門みずよ/よき日にせよとひとは言う
参加者のプロフィール

A5判246page