“雑”誌の面白さ インディーズ文芸創作誌 Witchenkare vol.04

Witchenkare

「Witchenkare(ウィッチンケア) vol.4」(yoichijerry)¥933+税
インディーズ文芸創作誌ウィッチンケア(キッチンウェアのアナグラム)第4号。
様々の書き手が、新しい事にチャレンジしたり、構想を試作・公開する場、ネットワークの広がる場にしたい、という編集人の多田洋一さんの願い通り、執筆者は作家、評論家からアイドルや学生まで、ますます多彩というか、雑多になってきました!

映画監督の林海象、文筆家・五所純子、アイドリング!!!卒業生のアイドル滝口ミラ、『野宿野郎』編集長かとうちあき、『ベロニカは死ぬことにした』の翻訳家で(ケータリングまで行なう)江口研一、『私たちはこうして「原発大国」を選んだー増補版「核」論」の武田徹、『生活考察』編集発行人・辻本力etc. と、まさに“雜”誌の醍醐味!

フランスで、お正月、というか公現節(エピファニー)に食べるお菓子ガレット・デ・ロワに入れる陶製の小さなお人形フェーヴが表紙を飾っています。

コンテンツは—
藤森陽子/観察者は何を思う
長谷川町蔵/ビッグマックの形をした、とびきり素敵なマクドナルド
滝口ミラ/死にさえしなけりゃ大丈夫
堀井憲一郎/花火
五所純子/血便鏡
仲俣暁生/国破れて
我妻俊樹/裸足の愛
林 海象/「彌勒 MIROKU」誕生秘話
江口研一/僕はトゥーム・ツーリスト
出門みずよ×中野 純/天の蛇腹(部分)
小田島久恵/私のファミリー・ヒストリー
武田 徹/木蓮の花
かとうちあき/コンロ
辻本 力/酒のツマミとしての音楽考
千木良悠子/SWANNY 『饗宴』顛末記
多田洋一/危険な水面
木村カナ/わたしのおうちはどこですか
山田 慎/レイ・ハラカミの音楽とペリカンのロールパン
小川たまか/シモキタウサギ
友田 聡/東京リトルマンハッタン
大西寿男/わたしの考古学season 1:イノセント・サークル
開発チエ/クール・ジャパンの裏側
久保憲司/川崎さんとカムジャタン
やまきひろみ/8番目の男 朝の部
木村重樹 マジカル・プリンテッド・マター 、あるいは、70年代から覗く 「未来のミュージアム」
橋本 浩/胸とパスタ
岡倉大恭/「墓読み」の生活
希屋の浦/朝の所在
吉永嘉明/タンポポの群生
参加者のプロフィール

A5判182pages