日別アーカイブ: 2016 年 12 月 29 日

2年半ぶりの終末観光マガジン! 八画文化会館 vol.5 駅前文化遺産

八画文化会館 vol.5 駅前文化遺産

八画文化会館 vol.5 駅前文化遺産(八画出版部)¥1500+税

失われゆく景色やモノを探訪する終末観光マガジン「八画文化会館」。2年半ぶりの特集は「駅前文化遺産」

それまで、廃墟やB級スポットをとりあげてきた「八画文化会館」だが、周囲から孤立した物件をピンポイントで巡るうちに、点ではなく面、突飛なものばかりでなく、人々やそこでの暮らしに興味を持ちはじめたとき、駅前商店街(いわゆるシャッター商店街)という“現在の旧市街”を発見する。

明治の洋館や江戸時代の蔵が残る旧市街と違って、昭和はこのまま寂れて、やがて再開発の名の下に一掃されてしまうのか…? そんな問いを抱きながら、東日本を中心に駅前文化遺産を巡り歩く。今回は、廃墟とは違って、昭和な姿をとどめながらまだ機能している駅前が出てきますーー。

●地方都市のすがた 駅前文化遺産
●駅前特選10 ーー見て美しく歩いて楽しい名駅前
●まぼろしのステーションデパートへようこそ
●消え行くもうひとつの駅 バスセンター
●駅前ビル十景
●地下街・駅裏・高架下 駅のはずれでハシゴ酒
●駅前旅行の手引き:駅前遺産の注目すべきポイントを手ほどきします。

A4判変型80pages

うどん会「清龍ファンブック」

清龍ファンブック

うどん会(てらかわよしこ 田中としひさ 寺島令子ほか)「清龍ファンブック」¥430+税

東京に10軒ほどある、蔵元直営のリーズナブルな居酒屋チェーン清龍に魅せられた「うどん会」の面々が、その魅力と、おすすめの蔵元見学ツアーの模様をコミック形式でお伝えした、文字通りのファンジン。

大手の蔵元との差別化をはかり、直営店や通販、蔵元のみで限定販売される清龍のお酒。直販の強みを活かした安さはお酒だけでなく、つまみまで。
さらに、蔵元見学ツアーでは、社長の見事な話術と従業員たちによる生演奏や魚の解体ショーまでついた、至れる尽くせりの豪華聞き酒コースとあって、興味はつきない。
初心者にも清龍の楽しみ方をあますところなく伝える内容になっています。

ちなみに「うどん会」とは、うどんを打ったり、食したりする中年たちのサークルで日本酒や清龍とは直接関係なく、純粋なファン心理から作ってしまったジンだそうです。

目次
漫画「そもそも清龍って何ぞ」田中としひさ
漫画「夢の清龍のまき」ながた
漫画「龍の蔵へ行く 」寺島令子
漫画「せいりゅうっ 」てらかわよしこ
随筆「酒煙 高田馬場」 酒ごはん研究所・坂井淳一

A5判24pages