「キャロル考現学またはアリスをめぐる幻想」¥2520
画像をクリックすると収録作品の様子がわかります。
この前、スパンアートギャラリーで開催された「アリス幻想」展の図録。
宇野亜喜良のキューレーションで集まった豪華作家たちによって表現された「アリス」の数々がおさめられています。
収録作家:東逸子/上田風子/宇野亜喜良/大友ヨーコ/勝本みつる/金子國義/北見隆/桑原弘明/酒井駒子/沢渡朔/千之ナイフ/高橋竜男/建石修志/谷川晃一/土井典/トレヴァー・ブラウン/ナイジェル・ハリス/中村宏/鳩山郁子/廣田聡美/丸尾末広/森口裕二/山本タカト/吉田光彦/四谷シモン/和田誠
A5判8Pの小冊子つき(宇野亜喜良「アリス考現学」、谷川渥「乱反射するアリス」、種村品麻「「アリス」から「アリス幻想」へ」を収録)
サイズA4判ポートフォリオスタイル筒函入り。
全32葉内作品27葉。
月別アーカイブ: 2007年12月
ビートグループ専門誌「トップ・ギアー!マガジン」はタイトル通り飛ばしてる
「トップギアー!マガジン」創刊号 ¥840
昭和プロレスマガジンを編集・発行しているミック博士が、プロレス同様、マニアックに蓄積してきたビートグループに関するデータを公開するジンを、溺死ジャーナル500に刺激され、突貫作業で作り上げました! 10年前に自身が10部ほど発行したミニコミ「ジェリーとペイスメーカーズ大百科」をベースに最新情報を追加したものだそうです。
”レコードコレクターズが取り扱わないマニアックなビートグループ”を扱う方針で、資料性に重点が置かれております。
創刊号の特集はジェリーとペースメイカーズということで、バンドストーリー、リリースリスト、英・米・加・日の四カ国のディスコグラフィー、アウトテイクやリミックス、映像資料、メンバーのパーソナルデータ、全曲&チャートリストなどを調べ上げています。ほかに、ディスクレビュー「ザ・フーの日本盤紙ジャケ・シリーズ」、連載「レコードどうでもいいお話」コーナーでは当時のレコードの裏に印刷されていた各社の広告を見比べています。
タイトル通り、創刊号から、いきなりトップギアーに入っているマニアックな雑誌です。
A5判80P
評論+漫画の同人誌 「走馬燈 創刊準備号」
音楽誌The Sound Projector16 最新号入荷
The Sound Projector 16 ¥1890
ロンドン発の実験系?音楽のインタビュー&レビュー誌。
といっても守備範囲はかなり広くて、インターナショナル(北欧、米英国アングラ、民族音楽…)、ノイズ(ブラックメタル、ドゥームメタル…)、アート、ジャズや歌ものなどなどたくさん。
インタビューは秋山徹次(フランスのRevue&Correge誌からの翻訳・転載です)、Philip Sanderson、Frank Rothkammなど。また、取り上げるメディアもレコードやカセットからCD、DVDと網羅していてきめ細かい。年一のペースでじっくり吟味編集されています。
表紙はご覧の通り二色、中身は全部モノクロだけど、作品によってはジャケだけでなくブックレットやピクチャーディスク、あるいは変型ジャケを立体的に思い入れいっぱいに見せてくれて、レビューではそのバックボーンや音についてをきちんと説明したわかりやすいものになってます。
210×297 184P
オムニバス雑誌 POWDER
POWDER MAGAZINE(粉末) ¥?500 特典DVDつきは¥700
パウダーといっても季節がら想像するスキー雑誌ではんく、美大生グループが作ったコミックとレビューやインタビューの雑誌。
Asideから読むとオムニバスマガジン、Bsideから読むとコミック誌という造りで、同人の作品の中からセレクトされたコミック作品を掲載。
オムニバス部分では、若者にとっては却って新鮮な?オヤジギャグを実際のオヤジに取材して分析したり、古道具屋「ニコニコ堂」店主にして、そのキャラクターが多くの人をひきつける長嶋康郎(つげ義春の「無能の人」のモデルとも噂され、お店のフリペ「ニコニコ通信」ほか著書もあり、作家・長嶋有氏の父でもいある)にマイペースにみえる仕事ぶりと生き方を拝聴する。
お店レビューもあり、中央線系の市場大介さんも店員をしていた古着と古本のお店「アニマル洋子」や国分寺の音楽ショップ「超山田堂」、古着店「アンティーク・ジョン」、古道具+喫茶「月ノ光」などを取材。
B5判96P
長嶋康郎さんの著作「ニコニコ通信」¥1890はタコシェでもお取り扱いしてます。