月別アーカイブ: 2007年11月

カルチャー系ミニコミ HB vol.2 入荷

HB vol.02 特集:ドメスティックな世代? ¥500

“雑誌を作ってみたら”の言葉をきっかけに、ジャーナリスティック×カルチャー系テイストに身近なテーマや気になる人物に取材・編集したミニコミの第二弾。
 編集人や書き手が80年代生まれの20代ということで、今回のテーマは”ドメスティックな世代?”。海外旅行が国内旅行よりも安い昨今、学生や若者の渡航は90年代後半をピークに現象傾向。海外に行けば自分が探せるってもんじゃないだろ、という達観、もしくはわざわざ行かなくてもネットから入ってくるでしょ、という現実のせい? ドメスティックと表裏の関係にある海外観を坪内祐三氏へのインタビューや、外国村考、洋楽観、メディアの中の海外、同世代の海外旅行紀や留学体験記の中から探り出し、ドメスティックな理由を考える。
 もう一つの特集は、第一の特集とも関係ある”異邦人が記した〈日本〉”。幕末から明治にかけての異邦人の紀行文や日記から失われた日本を旅する試み。
 また11月17日をもって閉店する書肆アクセスの畠中理恵子店長の生い立ちから、職歴、今にいたるまでを訊き出すインタビュー「団地妻になりたかった」を収録。本屋の店長さんの誕生から今日までというインタビューも珍しいですが、直接存じ上げている人の半生を活字で読んで知らなかった様々な過去を知るという感じが不思議です…。お話したことがなくても書肆アクセス店頭で彼女をご覧になっている方にも「え、あの人にこんな過去が…」と面白いのではないでしょうか??
 ほか各種連載記事。
B5判74P

英仏のバイリンガルアート誌 MOLLUSK創刊号から最新号までが入荷!

MOLLUSK no.1〜no.4 各2835円
 発行元はbongoutつまりgood tasteということですが、「いい顔のおやじ」(c) 根本敬とか「いい年こいて」な意味あいで、本当にいい味を出しています! アメリカやヨーロッパのヤバいアートがいっぱい。(表紙は地味ですが中身はすごい)
 英仏のバイリンガルな外国の雑誌ということでちょっと読むのが面倒だな〜という気持があるかもしれませんが(って私のことですが)、図版が殆どです。とっても紹介したい雑誌のひとつなので、これでもお値段をうんとお安く設定しています! ぜひ手にとってみてください。
各号のコンテンツは表紙の画像をクリックしていただく出てきます。
MOLLUSK no.1 ¥2835

 裸になって飲み屋でビールグラスにナニを浸すパフォーマンスなどを行なうアーティストMoolinesさん(le dernier criなどから作品集を出しています)、路上の動物死体あるいは亡くなったペットの死体を集め作品化して写真に収めているベルリンの美女アーティスト(心理学専攻)Eileenさん、ブラッディなSM画のアントナン・ベルナールさん、事件、事故などやばい状況のありえない人間を撮るフォトグラファー(かつ分筆家、映像作家)のMiron Aownirさんインタビュー、デザイナーNick Garrardインタビューなどを収録。
FEATURES: Moolinex, Karin Granstrand, Brent Wadden, Zeloot, Eileen Wunderlich,Keith G Herzik, Dave 2000, Antoine Bernhart, Dat Politics, Tetsunori Tawaraya, El Cartel de cine Cubano, Kristoffer Busch, Eugene Kerozen, Miron Zownir, Nick Garrard, Jorge Alderete and S?rigraphie Populaire
190×270 80P
MOLLUSUK no.2 ¥2835


 80年代、ベルリンの若者達が行なった展覧会END ART CUISINE〜豚の頭を緑に塗ってケーキにしたり、東京でいまちょっとした話題のセクシーチャーハン(ソーセージがチャーハンのおっぱい〜乳首つき〜の谷間に埋められている)も目じゃないお肉とお野菜を使ったリアリズム路線のペニスオブジェを作ったりといったお金はかけないけど手間はかなりかかっている〜の展示の模様、市場大介画伯にも通じる東洋的カオス漂うチャイニーズアメリカンMu Pan、ちょっと微笑ましいような間抜けなシチュエーションの老人ヌードやフリーク写真のLes Krims、色味やエッチイングなのは山本容子さんに似ているのに描いているものは下半身なものばかりなReinhard Scheibnerなどなど。
FEATURES: AW, Gunsho, Zven Balslev, Christina Dallas, Fr?d?ric Fleury, Endart 1984-85, Mu Pan, Melanie Bonajo, M?duse Crade, Ulrich Wulff, Maxim Ryazansky, Dan Grzeca, Les Krims, Reinhard Scheibner, John Casey, Pascal Doury, Mathieu Desjardins and Tyler Coburn.
190×270 96P
MOLLUSK no.3 ¥2835

 Gregory Jacobsenのインタビュー&作品、フランスの廃墟フォトグラファーSolange Reboul、Crosshairの名前でセリグラフプリントを行なうDan MacAdams作品とインタビュー。GGアレンの兄で殺人犯が描いたイラストコレクターのMerle Allinのコレクション(チャールズ・マンソンなどを含む)とインタビュー、アウトサイダー・アート系(しかもアブノーマルなエロ。ヤクいヘンリー・ダーガーといった感じの)Engelbert Kieverenagelの作品と手紙、などヤバイさもさらにup!。
FEATURES: Stephane Blanquet, Charles Krafft, Engelbert Kivernagel, Peter Skold, Merle Allin, Unpop, John Casey, Claudia Ahlering,Larry Carroll, Gregory Jacobsen, Xavier Robel (Elvis Studio), Solange Reboul, Crosshair, Shoboshobo / Mehdi Hercberg, and M-City.
190×270 96P
MOLLUSK NO.4/DOURY¥2835

  まるまる一冊、70年代半ばから活躍したイラストやBDのジャンルで活躍したフランスのアーティスト、パスカル・ドゥーリー(1956〜2001)の特集です。
 70年代から、学校時代の友人Bruno Richardとともに過激な自主制作アート誌Elles sont de sortieを発行し、キキ・ピカソやロマン・スロコンブらのアート集団バズーカと並んで、フランスのアヴァンギャルドなグラフィックシーンで活躍する一方で、Art Spiegelmanのコミック誌Raw Magazineに作品を寄せたり、湯村輝彦がヘタウマのムーヴメントを起こした日本のイラストシーンとも接点も持ったドゥーリーの未収録のドローイングやペインティング、イラストやスケッチ、テクストなどを収録しています。
 Gary Panter、Art Spiegelmanをはじめ、ともに活動をしたBruno Richard。バズーカのOlivia Vlavelらのインタビューを収録。1000部限定。
190×270 84P

ふきながし 3号 特集:手紙な理由

ふきながし 03 特集:手紙な理由  ¥500


 仙台の七夕飾り”ふきながし”な名前を冠したミニコミ。仙台に暮らす人たちが、地元の上等な仕事や品物をじっくり取材して紹介しています。出力したものをホチキス留めにして…という手作業製本ですが、中身は号を追うごとに充実して、かわいい手芸感覚の外見をいい意味せ裏切ってくれています!
 また、レイアウトも記事ごとに工夫されていて、ちぎり和紙をそのまま取り込んで地に敷いたり、楽しいヴィジュアル。
 今回は手紙特集ということで、手紙まわりの紙やペン、手紙の文面までいろいろと見ています。女学生版「暮らしの手帖」とでもいうfair ladyをひもといたり、古本屋さんと作家たちの間の手紙を拝見したり…、単にモノを紹介するのでなく、モノを介しての人と人の交流が垣間見れるところが愉しいのです。
<特集 手紙な理由>
仙台で唯一の紙すき家:柳生和紙工房/佐藤平治さん・すみゑさん
柳生和紙の里づくり:柳生和紙プロジェクト
(小学生に紙漉体験ワークショップを行う父母のグループ)
障害者施設での紙漉体験:探訪 まどか荒浜
活版印刷ワークションを行なう活版印刷研究会 菊池 淳さん
仙台の古書店『火星の庭」前野久美子さんが貰った手紙:岡崎武志さん/中林ういさん
手作り万年筆の大橋堂:植原榮一さん
一期一会の万年筆:万年筆コレクター:勸の季 玉川勝義さん
海を渡ってきた手紙
古道具の中の文房具
*連載 
セラピーな暮らし「ハーブリンス」
本日も私の台所から「アッシ・パルマンティエ」
おやつの時間「サバラン」
季節の布あわせ「ニット地のバッグ」
movie:森合 広
book:前野久美子
music:前沢健二
B5判28P 初回限定の柳生和紙のミニカード入り

リピーター多し。WOMEN'S DIARY「WOMAN 2008」

WOMEN’S DIARY「WOMAN 2008」¥1575


 毎年、好評でリピーターも多い、京都発のWOMEN’S DIARY2008年度版です。
 きっかけ、暮らす、つくる、はたらく、からだ、伝、遊ぶ、つきあう、 欲、破、つづくなどの月別テーマに沿ったエッセイ&イラスト、フォトが、見開き(3日〜4日分)に数本づつ掲載されていて、読み物としても楽しめるスケジュール手帳です。身近な友達との会話のような文体で思ったことを綴ったエッセイに共感やヒントがたくさん。
 特集は、月経のしくみ、妊娠と避妊、実録!敷金返還への道
 付録として月経周期表、公立女性センターリスト、DV相談支援センターリストなどが収録されています。
文庫サイズ 320P

オールスター誕生日カレンダー!!!

「オールスター誕生日カレンダー2008」¥315

 年に一度のお楽しみ! 毎年、更新されるオールスターカレンダーだけを納品してくださる方がいらっしゃるのです…。故人からアイドルまで、政治家、芸能人、スポーツ選手、文化人…様々なジャンルを網羅した絶妙な人選は、若者にも熟年にも満足いただけるはず。
 ハガキ大の月ごとのカレンダーの各日に有名人のお誕生日がひとりずつ書き込まれていて、林家ペーがいつもそばいるような感じ…。
  故・田中角栄と白木みのるさんに中川翔子さんがはさまれていたりと、誕生日カレンダーならではの顔合わせといおうかオールスター感がなんともいえません!
 ビニールケース入り。
だいたいハガキ大 13P