ボロット・バイルシェフ来日公演
アルタイのシャーマンたちによって歌いつがれてきた英雄叙事詩「カイ」は、チベットの声明やトゥバのホーメイに通じる倍音を駆使した歌唱だそう。歴史の中で消えかけていたこの叙事詩が、ボロット・バイルシェフさんという偉大な歌い手を得て、新たな声の芸術として世界から注目を浴びています。
バロットさんは、伝統的な歌唱法や伝統楽器を駆使しつつ、バンドなどでも活動し、現在は世界各国で演奏活動を展開中。
この来日公演では、巻上公一氏(ヴォイス、テルミン、口琴)、佐藤正治氏(パーカッション、バオイス)らと共演します。
詳しい予定はこちらをご参照ください。
miracle vocal network 2007 大いなる共鳴、アルタイと日本の声帯宇宙
日別アーカイブ: 2007 年 11 月 26 日
あたらしい文芸同人誌・破滅派って??
オンライン文芸誌 「破滅派 創刊一号」 ¥500
オンライン上を作品発表のベースに活動を行う破滅派の理念とは—-
一、世間の面倒な色々を避けて余裕ぶってみせ、常に後ろ向きでいながらも、世間様から一目置かれる存在になること。
一、我が道を行き過ぎる人たちの、風変わりすぎて商業ベースに乗らない変わった作品を提示し、彼らの叩き台となること。
一、「原稿持って家にいるのもなんなんで」という人と、「わざわざお金出してありきたりなものを読むのもなんなんで」という人の、出会いの場となること。
とのこと。とはいえ、ただオンライン上に作品を放出するだけでなく、同人誌の形で作品を再録したり、新たに加えたりして、前向きでもあります。表紙まわりは大友昇平/今日マチ子のイラスト。編集は「アウレリャーノがやってくる」で第39回新潮新人賞を受賞した高橋文樹氏だが
自身は編集作業で忙しく創刊号では鼎談に参加しただけとのこと。
創作短編、エッセイ、評論ほか、現代文のテストまであります。
A5判136P