文芸誌 APIED vol.32「寺山修司」

APIED vol.32「寺山修司」(アピエ)¥700+税

今回の特集は「寺山修司」

2018年で没後36年になる寺山修司。
その著作はもとより演劇、映像作品、研究本や資料などをひもとき、いつもより多い23名が寄稿。

目次ーーー

千野帽子「寺山修司「チェスの夏」と村上春樹「午後の最後の芝生 文藝ガーリッシュ・読書おぼえがき」
鈴木晴香「コピー・アンド・リピート」
黒田大河「詩人とピストル」
吉田道子「同級生」
三神恵爾「越境者」
守安敏久「市街劇・映画・書物「天井桟敷」創立五十周年の寺山修司」
金沢一志「月とレコード」
砂岸あろ「こえてゆくものーー「あなたの詩集」の時代」
横山和人「恐山と犬神」
日野笙子「スマホ持てよ昭和の女 高尾山からのアクセス」
中村理聖「生の向こう岸」
赤塚麻里「寺山作品から見る青森の言葉へのこだわり
ーマイ・フェア・レディと舞妓はレディの方言に着目して
オガワカンチ「最果ての石ころ」
安芸宏子「寺山修司、この見知らぬ男ー三島由紀夫の場合」
菅野水紀「窓枠の内の子守唄」
前田耕作「1.5倍の人」
清水義和「寺山修司の「白夜」に見るもう1つの生命体」
金城静穂「よみがえる「身毒丸」」
一之田吉「故郷はいつも変わらず」
楡りふか「マンマミーア」
松本杏奴「寺山修司の「さらば映画よ」に見るスクリーンと観客の関係」
佐久間慶子「ストーム(胸の嵐は)」

山本善行「善行堂通信 人との出会い、本との出会い」

表紙装画 山下陽子
編集後記 金城静穂

22cm×13cm 90pages