APIED vol.23「坂口安吾『桜の森の満開の下』」

アピエ23 坂口安吾

APIED vol.23 坂口安吾「桜の森の満開の下」ほか(アピエ)¥600+税

2013年に映画「戦争と一人の女」が公開され、『堕落論』や『白痴』以外の、忘れかけていた安吾を思い出した編集人の呼びかけで、寄稿者たちが
それぞの安吾を論じます。

池田浩士「暗愚と暗号」
千野帽子「坂口安吾をいつかは読み返そう。」
朝比奈美知子「死を見つめる安吾ー生きるための自殺論ー」
紀志崇「稲荷前町二十二」
中村理聖「永遠の春が死ぬ」
三神恵爾「個とバランスの文学」
金城静穂「安吾ガールズ」
一之田吉「さくらのように」
金澤一志「暗合練習」
矢本浩司「安吾の記憶ー『桜の森の満開の下』私観ー」
黒田大河「『吹雪物語』ー澄江と津世子とー」
東口昌央「徒手空拳」
蒔田あお「山の上の蕾の桜花」
菅野水紀「落下 もしくは飛翔」
大西仁「坂口安吾『便乗型の暴力』に寄せて」
藤井祐介「壱岐和一論」
佐久間慶子「道行上海」
山本善行「善行堂通信 人との出会い、本との出会い(6)私家版いろいろ」

表紙装画 山下陽子
22cm×13cm 78P