月別アーカイブ: 2011年11月

徳田満 編・著「森田公一とトップギャラン メモリアル・ブック」

森田公一とトップギャラン メモリアルブック表紙

徳田満 編・著「森田公一とトップギャラン メモリアル・ブック」(エムティ出版)¥2000

小学生時代に「青春時代」を聴いて以来、森田公一とトップギャランの虜になってしまい、子供ながらにコンサートにまで行ってた著者が、30余年後、しかも震災後に、取材を重ね、ついに念願のグループのメモリアルブックを発行。

それもこれも、「青春時代」の一発屋グループではなく、阿久悠、山上路夫、伊藤アキラという手練れの作詞家たちが本音を吐露した「青春期以降の詞世界」と、歌謡曲でもニューミュージックでもない独特なバンドサウンドの魅力を伝えんがため。
「青春時代」や森田公一とトップギャランが好きな人はもちろん、70年代歌謡ファンもどうぞ!

内容は—
●森田公一とメンバーの個別ロングインタビュー
●秘蔵カラー&モノクロ写真
●作詞家・伊藤アキラインタビュー、山上路夫コメント
●共演者・太田裕美インタビュー、本田路津子コメント
●盟友・阿久悠がトップギャランを綴った文章採録
●本邦初公開の「青春時代」制作秘話
●中曽根皓二ディレクター、エンジニア・吉野金次、音響・及川孝一、竹脇隆(マネージャー)など、当時のスタッフが語るトップギャラン
●シングル・アルバム全曲完全ディスコグラフィー
●当時のライブ曲目・プログラム掲載

A5判192P
森田公一とトップギャラン メモリアル・ブック

森田公一とトップギャラン メモリアル・ブック

TRASH-UP!! 10

TRASH-UP!!! 10号表紙

TRASH-UP!! 10(トラッシュ・アップ)¥1575

10号目を迎え、厚みだけでなく判型まで増したTRASH-UP!。ますます、トラッシュ度もアップ! うーん、何でしょう、どんどん大きくなってゆく。でもイラスト写真ページの迫力が増して、嬉しいかも。しかもお値段はそのまま。

コンテンツ—–

【2nd cover】チッツ

【グラビア】イライザ・ロイヤル 古本屋の女

【PICK UP】
『サウダーヂ』公開記念
「うすバカ二輪鼎談」東陽片岡(漫画家)×相澤虎之助(空族)×榎本智至(模索舎)
「Puttin’ up A bluff」 by 上田慎太郎(DOOM!)
新連載!:二階堂和美の人生問答
奇跡の初対談:三上寛 × 都築響一
座談会:詩人たちがすすめる初めての詩集 広瀬大志/金子鉄夫/伊藤浩子/小笠原鳥類
対談:THE LOODS西村 ー対談ー FORWARD ISHIYA
インタビュー:初代 桜川唯丸
リチャード・フライシャー自伝 「泣くときにはそう言って」第2回 訳・柳下毅一郎

【インタビュー】
あらかじめ決められた恋人たちへ
マッカーサーアコンチ
テクマ!
安藤明子
salsa
オ・ヨンドウ(『エイリアン・ビキニの侵略』監督)
大工原正樹(『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』監督)
DOOM!

【MOVIE】
スクリーム4
篠原とおるのわくわく動物ランド 高鳥都
新作『ザ・ウォード/監禁病棟』を巡って ジョン・カーペンター対談
山崎圭司×岡本敦史
怪優デビット・ヘスについて 多田遠志
華麗なるバスタオル・アクションの魅力 餓鬼だらく
ワイ・カーファイの世界(前編) 真魚八重子
『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』+プロジェクトDENGEKI  冨永圭祐
『先生を流産させる会』:制作ノート2 内藤瑛亮
アバンギャルド・アニメの世界 松平なほこ
「新耳袋 殴り込み」Gメン座談会!! 尾崎未央
加藤泰『人生劇場 青春・愛欲・残侠篇』 久山めぐみ
TRASH MOVIE REVIEW

【MUSIC】
D.I.Yフェスのすすめ ボロフェスタ10周年記念
6eyes
MUSIC REVIEW

【ART】
ミクラフレシアの 「THE MAD MAD MAD KNITTING LABORATORY」
絵物語「泥の長針」 作:ワダユカ

【書評】
トビー・フーパーの「MIDNIGHT MOVIE」 古澤健

【COMIC】
「エレノイド・ミッシェル」 呪みちる
「20XX年のぢごく」 さとうあやか
「ソレイユ・ディシプリン」 根本敬×河村康輔
「Trencher 第三話」 maruosa
「CAMP vol.3」 やまがたいくひろ(core of bells)
「いとしのおにんぎょう」 ぽんぽんにないない
香山哲でKKK 「表現の自由のまき」
DODDODO
「高校時代」 石井モタコ(オシリペンペンズ)
「rub me tender」 ai7n
「Don’t cry,talon」 ニイマリコ(HOMMヨ)
「汲!汲!9クン」 作:ICHASU
「OZZZZ ONE」 鹿子

【詩】
「縛り富士」広瀬大志
「されど偽りの日々」金子鉄夫
「血」伊藤浩子
「犬と笑っている人が多い(テレビ)」 小笠原鳥類

【COLUMN】
ちょっと聞いてよ! YOU GOT A RADIO!
kayoのちょっといいですか?
フレネシ&ショック太郎 世の中はシックシック
イライザ・ロイヤルのおんなの因果道:女王編
ボルヘスを殺せ! 清水久靖(レコンキスタ)
富山発☆狂い咲きサンダーバード!! ピストン藤井
Wiilie Whopperのベレーザ! ブラジル
赤い疑惑・アクセル長尾的ワールドミュージックガイド
LOVE♥IDOL FOREVER!! 吉澤幸男(ガガキライズ)
アクセル長尾的ワールドミュージックガイド 「チェ・スダカ」
ゆーきゃんのマイ・フェイバリット・シングズ・オール・アバウト・ライブハウス
ブラジル音楽辺境地図 ケペル木村
ナカダヨーコ <目指せ、富美男男子>
田房永子 「変態ドキュメンタリー監督の行方」
紐育比岸 田辺愛子
夢見るちから 神谷一義(オフノート)
「バウス日記」 武川寛幸(吉祥寺バウスシアター)
「好事家の戯言」 見汐麻衣(埋火)
小野和哉(雑誌「恋と童貞」)の「さよなら、ストレートエッジ」

A4判304P

modern juice 8 わたしの住処

modern juice 8

modern juice 8 わたしの住処(黒沢書店)¥840

「近代女子の生活と表現」をテーマに、手芸、インテリア、お稽古事、料理本などの特集で近代ナリコさんが発行してきた小冊子MODERN JUICE。約5年ぶりに8号が出ました。特集は「わたしの住処」
”家そのものよりも、それをとりまく自然、自治体やコミュニティのありかたなど、環境への意識が高まりつつあるなかで、住まいについて考えます” ということで、それぞれの生活や人生を反映した住まいについてのエッセイ、インタビューなどが、テキスト主体で、ギュギュっと詰まっています。読み応えも十分。

目次—

奈良の間借り暮らし・鈴木遥
お布団どこに敷く?・浅生ハルミン
MJインタビュー 近藤祐さん 出口をさがして  —集合住宅・ルームシェア・自己所有からの脱出—
人間の巣・坂口恭平
わたしの住まい遍歴・堀部篤史
アンケート わたしの住処 過去・現在・未来
サザエさんの町にて・井口啓子
映画の団地・野村泰弘
再録インタビュー+α 西川祐子さん 変化する女と男の関係とすまい:近代から現代へ
わたしの巣・市川慎子
スミレアオイハウスからの成りゆき・萩原修
ぶっくすMJ 住まいとその周辺・篇
Kent Rogowski  “Homes (from memory) 1974-1992”
崖の上より・近代ナリコ
ブンカの溢れる街・井出幸亮

12.8×18.2cm  80P

Ludvic Levasseur 「POPEES VIANDES」

POUPEES VIANDES 表紙

Ludvic Levasseur 「POUPEES VIANDES」¥00000

版画を作る以外に、POUPEES VIANDESというシリーズでお人形を作るリュドヴィック・ルヴァスールさんの小作品集。全編セリグラフで刷られています。表紙は黒字に金と赤の2色。本文は8色刷り。
20.5×14.5cm 32P 中綴じ 90部

本の詳細はこちらでご覧になれます。
この作家のPOPEES VIANDESシリーズについてはこちらをご参照ください。

POUPEES VIANDES

POUPEES VIANDES

POUPEES VIANDES

Alfred Jarry & Tom de Pékin 「HALDERNABLOU」

HALDERNABLOU 表紙

Alfred Jarry & Tom de Pékin 「HALDERNABLOU」¥1400

アルフレッド・ジャリが1894年、19才のときに雑誌「メルキュール・ド・フランス」に発表した詩的テクストに、絵画や映像方面で活動するフランスのゲイエロティックアーティストTom de Pékinがイラストをつけたもの。テクストはアーティスト自身が独自の書体で書き写しています。
17×26cm 72P モノクロ

HALDERNABLOU

 

HALDERNABLOU

HALDERNABLOU