日別アーカイブ: 2009 年 12 月 11 日

WOMEN’S DIARY「WOMAN 2010」

woman2010

WOMEN’S DIARY「WOMAN 2010」¥1575

 毎年好評でリピータ−の方も多いWOMEN’S DIARYの2010年版です。

 月ごとに、「望む、かわる、ことば、つながる、性、やすむ、家族、暮らし、みる、うごく、感じる」といったテーマがもうけられ、見開きに3日〜4日分のメモ部分の間々にエッセイやイラストがかきこまれていて、読み物としても楽しめるスケジュール手帳です。飾らない口調で本音を綴ったエッセイは、友達との会話のようで、まったり和んだり、共感したり、元気づけられることがたくさん。

 また実用性のある特集ページもあり。今回のテーマは、ピルについての覚え書き、STD(性感染症)、エイズ検査・京都で

 巻末付録は、月経周期表、相談業務のある女性センターリスト、その他の相談を行っているグループや施設のリストほか。 140×100(文庫サイズ)320P

復活!精神病新聞増刊 和解

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「復活!精神病新聞増刊 和解」  ¥315

 2009年8月22日に、6年ぶりの大量服薬を行ない救急車で病院に運びこまれた『精神病新聞』の小林絵理子さん。リハビリの一環ではじめたパン屋さんの人間関係に疲れ、ストレスをためてしまった著者は「死にたい」と思い、心配して付き添う彼氏とともにカフェイン系の薬を大量に買い、摂取してしまう。はじめての大量服薬に体が過敏反応した彼氏の要請で救急車を呼び、大事に至らなかったが、
「もう、二度と、自らで命を絶つことはしない、そんな願いを込めた一冊」としてこの増刊号を上梓。
 内容や、自殺未遂直後の病院でのこと、北海道で精神障害を抱えた人のグループホーム「べてるの家」にかかわる向谷地生良氏と退院後に交わしたメールから辿る再生の軌跡、大量服薬にいたるまでの過程の検証、大量服薬をの原因とそれを避ける提案…。
 向谷地生良氏のメールには、日常のちょっとした綻びに目を配り、それを癒す暖かさがあり、精神障害のある人のみならず、誰しも元気づけられそう。
A5判34P

葬 03「ペット葬の真実」

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葬 03「ペット葬の真実」¥500

元葬儀屋の編集人が作る、フリースタイルなお別れざっし「葬」。今回はペットに注目。

最後の最後まで、ペットを愛する飼い主でいたい人のためのペット葬特集。いざというときに動ける飼い主になる!ということで、生ゴミ扱いから人間と同じレベルまで、と人間以上にヴァリエーションのあるペットの葬儀だからこそ、その内容を検証したうえで、看取りから葬儀&供養までを考えます。猫の例が多くあげられています。

内容は—-
小説「発酵と腐敗のあいだ」
そのとき動ける飼い主になる ペット葬の真実
エッセイ「猫の弔い」蔦谷香理
ルポ火葬場 板橋ペット火葬事情
ルポ「猫を葬る」宮崎太郎
コラム『鶴の恩返し』について
エッセイ「毎度バカバカしいお笑いを」
連載喪服 ペット葬でシックな装い
ルポ 東北霊場探訪
イベントレポート「ヒューネラルビジネスフェアに行ってきた」
小説「走れ!アメジョン」
連載「わたしのまちのお葬式」

A5判44P