月別アーカイブ: 2009年11月

HB vol.06 「2009年、東京。」

HB06

HB vol.06 「2009年、東京。」 ¥500

 この不況ですっかり意気消沈したかのような東京、しかし、東京が面白くないのは、面白くない視点のせいかも? というわけでゼロ年代の最後に東京を再考。

内容は——-

編集部「なぜ、東京なのか」
鳥羽正樹「TOKYO論のあとに」
大場純子「rock with you」
山本星「東京らしさ、日本の伝統」
N村ドド子「東京シンプル・ミニマムライフ、あるいは箱庭的世界」
大塚千沙子「なもない私と墨田区と、東京スカイツリー」
東川端参丁目「ロードサイド小景–地上一二〇センチから見た東京」
鈴木某「東京駅十四番〜十九番ホーム」
橋本倫史「東京とクルージング」
天野貴洋「東京と郊外」
小嶋沙紀「東京ですれちがい通信」

特別インタビュー リリー・フランキー
「東京の事を考えると鬱になる」
聞き手=壹岐真也
『東京タワー』の担当編集者で前『en-taxi』編集長の壹岐真也氏を聞き手に、東京の事を考えなくても鬱になってしまうリリー・フランキーさんが特集テーマを語った一万字インタビュー。
A5判88P

お仕置き「令嬢訓育画報 八月号」&スパンキング「訓育研究 零号」

 日本で唯一のSM、フェティシズム専門図書館,風俗資料館が発行、お取り扱する2つの専門誌が入荷しました。風俗資料館は、貴重な資料を保存、公開するため会員制をとっているため、カジュアルなタコシェで気軽に見本をご覧いただいたりお求めいただけるようにと、納品していただきました。

(ただし、会員でない方でも資料館にてお求めいただけます。また一日限定のビジター、女性のための公開時間など、会員でなくても限定的にご利用できる機会があります。詳しくはこちら

 

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令嬢訓育画報 八月号 ¥3000

風俗資料館が発行する、ご令嬢の躾(というお仕置き!)のための専門誌。
 旧いお屋敷の防空壕跡から発見された、良家の令嬢に向けて通販されていた幻の少女雑誌を資料館が復刻、という設定で、すべて作りこまれた贋作雑誌。旧仮名づかいのテキスト、時代がかった図版で、昭和中期の、乙女のはじらいあふれるお仕置き模様が、体験記や小説、レポートなどいろいろな角度から描かれています。

目次より—–
「お孃樣探訪(寫眞口繪)」「訓育實話 生涯忘れ得ぬ夏休み」 「バレエ教室 お稽古場探訪 第三囘」「勇氣ある讀者の告白 愛の鞭 第十七囘」「お孃樣の下著解説(お下穿き編)」「獨逸での子育て事情〜外交官夫人に訊く海外での子育て〜」「浣腸で娘を躾ける事が本當に出來るのか」「用語解説(お仕置きと折檻)」「少女探偵怪奇小説 紅薔薇の逆襲〜美少女探偵團 第八囘〜」他。

 平牙人の長篇小説「生涯忘れ得ぬ夏休み」をはじめ、短編作品(誌面では全て別筆名)満載。巻末には飛島武生の新作長篇小説「怪盗紅薔薇」を収録。そして装画・挿絵ともに越野眞砂のイラストを多数掲載。巻頭写真口絵「お嬢様探訪」はモノクロ16頁(平牙人の物語つき)。ひたすらお尻を叩き続けるパラパラ漫画「今日もお膝に乗せられて」、小説の隙間に散りばめられた可愛い少女写真日記など、誌面の隅々に至るまで美しい少女になるためのお仕置き作品が詰まっています。全260頁という圧巻の読み応えです。実際に切り抜いて遊べる可愛い「着せ替え紙人形」の付録がつき。
A5判260P (成年用)

 

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 訓育研究 零号 ¥3000

 こちらはスパンキング専門誌。

●小説「高子 —家庭内専制君主伝説—」飛島 武生
●「平牙人・飛島武生対談〜スパンキングビデオあれこれ〜」:8ミリの時代からスパンキング映像を集めてきた平牙人と、映像制作中の飛鳥武生が傑作映像を紹介。すてきなスパンカーのリストつき。
●「私の好きな写真 第1回目」平 牙人
●「赤尻学園」越乃真砂・編:小中高一貫教育の名門女子校の、年代別のお仕置き方法を図解。(おしりペンペンから、三角木馬や浣腸椅子まで、お仕置きも徐々にグレードアップ)
●「激突対談 ふぁんたじーvs.りある」Guest:川嶋ふう 聞き手:飛島武生:スパンキングの歴史と方法、道具について
●「実践訓育講座 —家庭編—」川嶋ふうの写真を用いた躾教室風読物
●「実践的体罰教育本”CORRECTION THAT CORRECTS” を読む」:1925年発行の教育書からスパンキングが教育方法として取り入れられている事を検証。
●「風俗資料館で読める海外スパンキング文献 ”THE PUNISHMENT BOOK”紹介&一部翻訳」

B5判70P(成年用)

PANTA自伝『歴史からとびだせ』

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PANTA自伝『歴史からとびだせ』¥2900

69年に結成し、ファースト&セカンドアルバムは発売禁止…と過激にして、「政治の季節」の寵児として、絶大な支持を集めた頭脳警察。日本のロックンロールの開拓者たるボーカリストPANTAが半生を語り下ろした自伝。

 家族、学校生活やバンド活動のこと、学生運動、恋愛、「16人格」の頃に病んだ神経症、70年前後の新宿の街、バイク&愛車の思い出、バンドやライブ考、交遊関係、頭脳警察結成と一人歩きする頭脳警察のイメージとのギャップ、そして解散。ソロ活動、PANTA&HA、クリスタルナハトを経ての頭脳警察再結成前夜まで…。

  もともと89年にJICC から出たものに、頭脳警察再々結成の2001年のインタビュー2本、そして2008年のインタビュー1本を加え、未発表写真も収録した貴重な証言&資料。

 89年3月29日 新宿パワーステーションでの「P.I.S.S.」発売記念ライブ(33min 未発表映像)を収録した特典DVDつき。

ライブDVD収録曲
1.まるでランボー 2.悪たれ小僧 3.夜明けまで話さない 4.ゲルニカ 5.軍靴の響き 6.フェロモンの誘惑 7.歴史からとびだせ 8.ふざけるんじゃねえよ 

また、初回入荷分にポストカードセット(3枚)がつきますので、お早めに!

A5判288P

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PantaPostcard2PantaPostcard3

映画時代 03「アウトロー しきたりやぶりの映画たち」

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映画時代 03「アウトロー しきたりやぶりの映画たち」 ¥500

「ヤワなハートは棄てて来い
〝痛快〟な野郎どもがそろった「映画時代3」
オンナ、コドモにゃすまねえが、今度の号は
映画愛を活字が奏でる、大ロックン・ロール大会だ!」

 と、創刊準備号から、常に檄をとばしている「映画時代」ですが、約1年ぶりの3号はアウトロー特集ということで、いつも以上に熱くなっています。
【巻頭】
『ドキュメンタリー 頭脳警察』
vol.1 瀬々敬久インタヴュー
 90年代はピンク四天王の一角を担い、近年では「感染列島」を手がけた、頭脳警察フリークにして本作の監督、瀬々敬久にインタビュー。
vol.2 頭脳警察 ロング・レヴュー(若木康輔)

【寄稿】
■追悼・山城新伍■
「山城新伍を演じた山城新伍の覚書」(モルモット吉田)
2009年8月に逝去したミスター・プログラム・ピクチャーの映画愛にあふれる多彩な仕事を、プログラム・ピクチャーを書かせたらこの人、モルモット吉田が愛をこめて考察。

■追悼・長谷部安春■
 日活ニューアクションを代表する長谷部監督の、
vol.1「クール・スタイリッシュ・ハードボイルド」(北里宇一郎):「日本映画カルト映画全集 暴行切り裂きジャック」(ワイズ出版)の編者で映像作家による人物論。

vol.2「”野良猫ロック”から”男の世界”へ アウトローたちのユートピア」(小林ヤスタカ):末期日活アクション考

vol.3「茶の間に殴りこんだ長谷部バイオレンス」(ナスカ・カー=中屋浩市):長谷部監督のテレビ作品への賛辞

■追悼・山田辰夫■
「いつか、ふたたび狂い咲く日のために…」
(画=キングジョー、文=山本修司)

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【連 載】
柏原寛司の日本のハードボイルドを訪ねて
——検証・日本テレビ火曜9時——
豪華対談:村川透×柏原寛司 PART Ⅰ

「最も危険な遊戯」「蘇る金狼」「野獣死すべし」「あぶない刑事」などを手がける日本のアクション映像の旗手、村川監督が、そのアクション表現の原点「大都会」の舞台裏を語る。

A5判48P