kate paper
藁半紙みたいなザラ紙に表紙も含めて墨一色で印刷されたシンプルなzine。でも、内容はと言うと、小さなカフェを持って間もない彼らにふさわしい、自分で自分の場所を作って活動している人たち—竹井正和(FOIL、exリトル・モア)、浅井隆(アップリンク)、田口史人(円盤)—への読み応え十分なインタビューから、様々なレビュー、音楽&美術まわりの企画・プロデュースを行なう”無人島プロダクション”の自己紹介など、刺激的なテクストがいっぱい。そして何げないカフェや人物写真の見せ方のお洒落なこと…と思ったら『Coa』にはじまりCDジャケや映画・演劇フライヤーなどなどを手がけるCoa Graophicsによるもので、なんと編集長・藤枝憲さんが妹さん弟さんとはじめた下北沢のカフェ「kate coffee」が作ったものでした。
充実の内容をもっともシンプルに形にしました…というようなステキな冊子。
B5判64P
月別アーカイブ: 2007年8月
今度はサントラも出た!『ラザロ』
太陽肛門スパパーン ザ・ヒメジョオン『ラザロ』(いぬん堂) ¥2100
ついこの間、松島出版の渾身の力作『ラザロ』パンフを紹介しましたが、井土紀州監督のこの映画につき動かされた男たちがまだまだいました!
井土監督による「レフトアローン」に続いてサントラや主題歌を担当した太陽肛門スパパーン、そしてレーベルいぬん堂、解説を執筆した文芸評論家の糸圭秀実さん。
スパパーンのライヴでお馴染みの「私を裏切った人たちの群れと歩く」、『テロリストブッシュと人間』にも収録された「よく見た見える」といった歌ものも収録泉邦宏さん(sax)も参加してます。
ロフトの新フリペ「ギャラクシー』
勝手パンフ“松島出版”が熱い! 映画ラザロパンフ
「ラザロ」パンフ ¥945
映画秘宝10月号で柳下毅一郎氏が、「パンフというよりも「映画芸術」の別冊」とまずその質量を讃え、さらには本来パンフは配給会社や劇場が作るものなのに対して「パンフを作っている余力のない会社、著作権とか面倒なことを言わない会社のために個人が作った勝手パンフ」とその心意気にエールを送る、映画評論家・松島一政氏個人による驚異のメディアアクトこそ松島出版であり、その最新作が映画『ラザロ』(井土紀州監督)パンフなのであった。
確かに松島さんは、以前からピンク映画各種のパンフを手がけ、タコシェにも『現代映像研究会叢書」なる会報のような冊子を納品して下さっていた。しかし、ここ最近、写真や図版こそ少ないがパンフレット、ミニコミといった質量を超えた、ムックを連発。
いまおかしんじ監督のシナリオ集『また、どこかで』もシナリオというジャンルにもかかわらずタコシェで異例の大健闘をしているほか、『童貞。をプロデュース』で注目の松江哲明監督に関してもすでに『セキ☆ララ』上映時に松江哲明読本「裸々裸三昧」なる人物読本をリリース済み!
電力供給限界を超える猛暑よりも熱い松島出版、その動向と出版物に注目!
聖マッスルTシャツ
ふくしま政美「聖マッスルTシャツ」¥3570
ふくしま先生の”聖マッスル”をモチーフにしたTシャツです。
先生も公認。
正面の胸の部分と、後ろの腰部分にイラストが入っています。シャツ色は黒、サイズはMとLになります。
【サイズ】
M 身幅52cm 着丈70cm
L 身幅55cm 着丈74cm