2006年春に公開された「任侠秘録人間狩り」、「怪奇!! 幽霊スナック殴り込み!」の制作・監督に続いて、牛次郎原作、横山まさみち画『やる気まんまん』を監督をするなど、映画界に飛び火する男の墓場プロダクションが、同プロダクションの看板俳優である飯島洋一氏主演で80年に公開された「戦争の犬たち」(ニュープリント)を配給! 明日から上映されます!
「戦争の犬たち」
2007年8月18日(土)〜 2007年9月7日(金)
下北沢 シネアートン
上映時間 13:10/20:00(毎日2回上映)
特別鑑賞券 1,300円—-タコシェにてお取り扱い中!!
当日券 一般1,500円、学生1,400円
この映画は、和光大学の学生たちを中心とした独立プロ・騒動社の3作目にして80年公開。監督の土方鉄人(ひじかた・てむじん)と主演の飯島洋一を中心に「一人10万円もって集合!」の号令のもとに集まった素人青年たちの独立プロが外部の協力を得て初めて手がけた念願の35ミリ映画なのだそう。そんな成り立ちのこの映画を、やはり杉作監督の情熱の下集まった多士済々による男の墓場がリバイバルさせる—男のロマンは受け継がれてゆくのですね…。
【出演】飯島洋一、清水宏、椎名建治、港雄一、泉谷しげる、安岡力也、たこ八郎、龍駿介、堀礼文、小島光二、確水明、草薙幸二郎、梅津栄、佐藤慶、青木義朗
【スタッフ】製作:飯島洋一 小泉作一/脚本・監督:土方鉄人/撮影:伊藤英男/照明:磯貝誠/録音:斉藤恒夫/編集:高城哲/スチール:滝本淳助/助監督:成田裕介
日別アーカイブ: 2007 年 8 月 17 日
飯島市朗先生の傑作集第2弾「スケバン貴族」
飯島市朗「スケバン貴族」(グッピー書林)¥1050
カルト劇画を濃縮した異常世界の嵐! 濃密かつ不可解なクライマックスがひたすら続く熱狂の70年代劇画の秘境を復刻した「トルコ星座の男たち」(タイトルからして意味不明)から4年—-、一部のコミックファンを熱狂させつつ、マンガ史を書き変える飯島市朗先生再評価のビッグウェーブを待たずして第二弾がつ・い・に世に放たれた〜〜! しかも、お洒落でセクシーな装丁で!
長年の鍛錬の末にテレポーテーション・セックスに成功した男の末路を描く「テレポーション」(ママ)、土地に生きるはずのお百姓が鍬の柄に刀を仕込んだ”仕込み鍬”というまわりくどい武器を持ち、なぜか田畑から田畑へと彷徨い歩く「流転百姓」、女性により開発された体のあらゆる部分を同時に満足させる快楽奉仕アニマル誕生エピソードを描く『性的人間」などなど…。
激しい盛り上がりと意外な幕切れのアップダウンに息つく間もなく飯島ワールドを味わえる厳選6本の短編集です!
巻末に、飯島先生自らが各作品について語るインタビューを収録。
(一般書店売りはしていません)
A5判136P