映画時代 特別編「30年目のハードボイルド」

映画時代 特別編「30年目のハードボイルド」¥500

松田優作主演「探偵物語」30周年記念 スーパートークセッションを収録した特別号。
「30年目のハードボイルド」と題する、和製ハードボイルド探偵ドラマの屈指の名作・松田優作主演『探偵物語』を巡る大鼎談がメインの特別号。参加者は、小鷹信光 (『探偵物語』原案にして名翻訳家)、山口剛(『探偵物語』プロデューサー) 、柏原寛司(『探偵物語』脚本)ら『探偵物語』に尽力したメインスタッフ三氏。これにフィルム・ノワール関連の著書も多数の映画評論家・滝本誠が加わり、単に人気番組の裏話にとどまらない、その原点である海外ハードボイルド、フィルムノワールの歴史にも及ぶ興味深い内容に。なぜ、今、ハードボイルド?の疑問も、これを読んだらとけるはず。

そのほかは—–
新作「堀川中立売」の公開が間近の新鋭・大阪芸大の最終秘密兵器とも言われる柴田剛監督のロング・インタヴュー(聞き手わたなべりんたろう)まだ、2010年に逝去した俳優・佐藤慶を悼み、数多くの作品で同氏を起用した村川透監督による追悼談話を併録。

いつもと違ってトーク中心の構成であることから特別号とし、表紙も加藤和彦の「パパ・ヘミングウェイ」風に工藤ちゃんの胸元がデザインされています。

A5判44P