映画時代 03「アウトロー しきたりやぶりの映画たち」

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映画時代 03「アウトロー しきたりやぶりの映画たち」 ¥500

「ヤワなハートは棄てて来い
〝痛快〟な野郎どもがそろった「映画時代3」
オンナ、コドモにゃすまねえが、今度の号は
映画愛を活字が奏でる、大ロックン・ロール大会だ!」

 と、創刊準備号から、常に檄をとばしている「映画時代」ですが、約1年ぶりの3号はアウトロー特集ということで、いつも以上に熱くなっています。
【巻頭】
『ドキュメンタリー 頭脳警察』
vol.1 瀬々敬久インタヴュー
 90年代はピンク四天王の一角を担い、近年では「感染列島」を手がけた、頭脳警察フリークにして本作の監督、瀬々敬久にインタビュー。
vol.2 頭脳警察 ロング・レヴュー(若木康輔)

【寄稿】
■追悼・山城新伍■
「山城新伍を演じた山城新伍の覚書」(モルモット吉田)
2009年8月に逝去したミスター・プログラム・ピクチャーの映画愛にあふれる多彩な仕事を、プログラム・ピクチャーを書かせたらこの人、モルモット吉田が愛をこめて考察。

■追悼・長谷部安春■
 日活ニューアクションを代表する長谷部監督の、
vol.1「クール・スタイリッシュ・ハードボイルド」(北里宇一郎):「日本映画カルト映画全集 暴行切り裂きジャック」(ワイズ出版)の編者で映像作家による人物論。

vol.2「”野良猫ロック”から”男の世界”へ アウトローたちのユートピア」(小林ヤスタカ):末期日活アクション考

vol.3「茶の間に殴りこんだ長谷部バイオレンス」(ナスカ・カー=中屋浩市):長谷部監督のテレビ作品への賛辞

■追悼・山田辰夫■
「いつか、ふたたび狂い咲く日のために…」
(画=キングジョー、文=山本修司)

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【連 載】
柏原寛司の日本のハードボイルドを訪ねて
——検証・日本テレビ火曜9時——
豪華対談:村川透×柏原寛司 PART Ⅰ

「最も危険な遊戯」「蘇る金狼」「野獣死すべし」「あぶない刑事」などを手がける日本のアクション映像の旗手、村川監督が、そのアクション表現の原点「大都会」の舞台裏を語る。

A5判48P