日別アーカイブ: 2012 年 11 月 20 日

アニメルカ特別号「反=アニメ批評 2012 summer」「反=アニメ批評 2012 autumn」

反=アニメ批評2012summer

アニメルカ特別号「反=アニメ批評 2012 summer」¥1000+税

Side-RtoLとSide-LtoRの両開き仕様で、2つの特集が組まれています。
■Side-RtoL:アニメと音
【座談会】
サウンド・アンド・ミュージック
泉信行(漫画研究家)×Windress(音MAD制作者)×レスター伯(ニコマスP)「アニメにおける音と映像のアンサンブルをめぐって」(司会・構成:高瀬司)

【論考】
●スイングするアニメ
吉田隆一(サックス奏者/ジャズミュージシャン)「『坂道のアポロン』をジャズの視点で観る」
●『さよなら絶望先生』
鈴木真吾「凝縮された音の洪水」
●土地・神主・キャラクター
村上裕一(批評家/『ゴーストの条件』)「東方ProjectとAKB48 の比較考察のためのメモ」

【インタビュー】
クール・タイワンの可能性
王凱平(台湾人編集者)「台湾におけるオタク文化をめぐって」(取材・構成:高瀬司)

■Side-LtoR:シャフトの視線
【論考】
百合的想像力に潜む男性の声
志津A(『セカンドアフター』責任編集)「『まりあ†ほりっく』で『魔法少女まどか☆マギカ』を読む」

ゲオルク・ジンメルと新房昭之
米原将磨「静止画が動くことについて」

献身するペアボンドゲーム
田中のど「『ゆるゆり』の構造について」

描線が生み出すリズムを求めて
まつとも「『DRAGON JAM』における予期・ズレの表現とその条件」

ポータル=カオス
石岡良治(批評家/表象文化論)「「太閤娘・豊臣秀吉」と底無しの時空間」

【イラスト・マンガ】
一輪社/ナマエミョウジ/mot
【表紙】
一輪社/mot
【デザイン】
五十嵐哲夫
【編集長】
高瀬司
A5判104pages

反=アニメ批評2012 autumn

アニメルカ特別号「反=アニメ批評2012 autumn」¥1000+税

反=アニメ批評2012 summerに続いて、アニメと音を特集。

【座談会】
ジャズメルカ vol.1
大谷能生×類家心平×吉田アミ×吉田隆一×高瀬司
「特集*『坂道のアポロン』『LUPIN the Third -峰不二子という女-』」(構成:高瀬司)

アニソンにアニメを観る、アニメにアニソンを聴く
永田希×仲山ひふみ×成上友織×高瀬司 (司会:高瀬司/構成:成上友織)

声の幽霊が回帰する?
関西クラスタ(太田陽博・奥村エルネスト純・小林勝平・コロンブス・谷口創・田村柑橘・朝永ミルチ)
「〈声幽論〉をめぐって」(構成:関西クラスタ・アニメルカ編集部)

【マンガ】
ナマエミョウジ「すけっ娘メイちゃん」

【論考】
おおかみこどもと駿と勲
泉信行「ジブリに立ち向かうことの意味」

杉田悠「和姦化するエロアニメ」

【フライヤー】
mot
【表紙】
ナマエミョウジ
【デザイン】
五十嵐哲夫
【編集】
田中のど、成上友織
【編集長】
高瀬司
A5判102pages

東京大学漫画調査班TMR「コミック誌158選」

コミック誌158選

東京大学漫画調査班TMR「コミック誌158選」¥952+税

コミックメディアの地図を作るべく、現行のコミック誌の中からまず400誌余りを予備調査対象とし、その中から漫画界での影響力、各ジャンルでの代表性、掲載作品、話題性などを考慮し選ばれた158のコミック誌の2012年の夏〜秋にかけての号をとりあげ、1誌1ページでレビュー。

各雑誌の基礎データ(発行元、創刊年、発売日、判型、綴じ方、ページ数、価格、発行部数)、雑誌評、目次、対象となった号でのおすすめ作品2本のフォーマットで雑誌情報が掲載されています。
惜しくも158選に漏れた、リザーバー誌のショートレビューも巻末に付されています。

B5判184pages

BOOK5 第2号「本で旅する日本地図」 第3号「しばったりつつんだり」第4号「トリビュート ディストリビューター」

BOOK5 第2号

BOOK5  第2号「本で旅する日本地図」(トマソン社)¥476+税

BOOK5の第二弾は、本で旅するための日本地図。
旅情が似合う?古本屋さん東日本を中心に紹介したり、国会図書館での地図資料の愉しみ方、
地方誌「ギフノート」「雲のうえ」(北九州)「てくり」(盛岡)などを通した町の見方、
神戸や新潟からの書店関係者からのおたよりを通して、日本各地を本でつないでゆきます。

<目次>
特集 本で旅する日本地図
■ [ エッセイ] 小山力也 古本センチメンタルジャーニー
■東京:しのそのへ(文/立松カナコ イラスト/いなばちえみ) 国会図書館で地図あそび
■ [ エッセイ] 放浪書房 富永浩通 からっぽの音
■ [ インタビュー]「ギフノート」のつくりかた
■犬山:古沢和宏 「犬山」に導かれ ちゃった者たち。
■北九州:林舞 雲のうえのしたより
■沖縄:平山鉄太郎 宜野湾市のもう一つの顔
■神戸:北村知之 エエジャナイカ
■新潟:北書店 佐藤雄一 北書店の2年間
■盛岡:木村衣有子 ふたりの木村 盛岡に『てくり』あり

A5判横 44pages

BOOK5 第3号

BOOK5 第3号「しばったりつつんだり」(トマソン社)¥476+税

本好きなら、本の内容のみならず、その装丁や造本にも興味を持つのは想像に難くないが、さらにモノとしての本を考えるうえで忘れらてほしくないのが、その運搬方法!
というわけで、これまで、あまりなかった、本の縛りや包装の特集。
古本屋さんに本しばりの関する蘊蓄を聴いたり、古書店員に実際に本のしばってもらい分解写真で詳しく縛りのテクニックを見たり書店員さんに包装を教えてもらったり。さらには書皮(ブックカバー)も、あれこれ見ています。

<目次>
特集 しばったりつつんだり
■古書往来座 瀬戸雄史さん インタビュー
■のむみち 単純作業の快楽
■王子に教わる本縛りのいろは
■ブックカバーを探せ!
■旅猫雑貨店の包みかた

A5判横 44pages

BOOK5 第4号

BOOK5 第4号「トリビュート ディストリビューター」(トマソン社)¥476+税

出版社と書店を間を結ぶ流通業者「取次」についての特集。
変化の時代を迎える書籍流通の中で、
大手取次で仕事や、中取次、あるいは取次ぎを介さない流通など
様々な形を取材し、紹介します。

<目次>
特集 トリビュート・ディストリビューター

■取次勤務からギャラリー開設へ ——国立 ギャラリービブリオ 十松弘樹さん
■インタビュー リコシェ柳ヶ瀬和江さんの本を運んだみち
■豆子せんせいに聞く わーい!本ができたゾ〜!
■ロングインタビュー 大手取次社内異動経由神田村行放浪記
■被災地の出版社のオヤジはこう思う 荒蝦夷 土方正志

A5判横 40pages

葛飾二本立て!? かつしかけいた、金子朝一「東東 Toh Toh vol.01」/かつしかけいた「かつしかしか(に版)」

東東 Toh Toh vol.01

かつしかけいた、金子朝一「東東 Toh Toh vol.01」¥476+税

ひとコマ漫画のようなイラスト『かつしかしか』のかつしかけいた(葛飾西部出身)と、『DIORAMA』にも寄稿する金子朝一のよる、漫画とレポやコラムでお送りする“葛飾”。
二人で、金町から四ツ木まで、葛飾区を北から中央に縦断するように二人で歩きながら、その模様をレポしたり、それぞれ、漫画やイラストで、葛飾の日常風景を切り取ったり、コラムで葛飾を語ります。

寅さんと両さんの二大キャラに代表される下町葛飾。しかし、実際にはそんなドラマチックな事もない23区部周縁の暮らしや、複合ショッピングセンターArioの出現や東京理科大学の新校舎オープンが葛飾をどう変えてゆくのかを考えたりと、東京のイーストエンドを定点観測しながら、描写します。葛飾区外の人には、ありそうでない、なさそうである不思議な町の景色かも!?

A5判48page

かつしかしか(に版)

かつしかけいた「かつしかしか(に版)」¥571+税

江戸川と荒川とに挟まれた、東京の北東に位置する葛飾区に育った著者が、下町というありふれた言葉では括りきれない景色や、住民たちにとっては当たり前に見過ごしている風景は、1コマ漫画のように情景+吹き出し入りにセリフとともに描いた作品集。

ありきたりな、しかし葛飾区民にとってはランドマーク的な陸橋や川岸の景色や京成線の駅などを背景に、人々とその会話の断片がリアルに今回も描かれています。
2011年3月、雨で東京(特に北東部で)放射能事故の影響が現れた頃の、いつもと変わらぬ景色と人々の不安を切り取ったようなシーンも。
それらすべて含めて葛飾な作品。

A5判36pages

かつしかしか に判

別冊 少女パルチザンvol.2 「大キライ!」

少女パルチザン vol.2

別冊少女パルチザンvol.2「大キライ!」¥762+税

本や映画やアート好き。
ミニシアターや静かな美術館、北欧系雑貨屋さん、絵本専門店に足を運ぶ文科系女子。
でも、それって案外メディアが作り上げたステレオタイプだったりして!?
そんな日常から一歩踏み出すための、文科系女子の人間革命マガジン。

特集は「大キライ!」
誰もがSNSなどで自分を語る時代。好きなものを列挙することが、その人のセンスをさりげなくアピールすることになるならば「キライ!」をはっきり打ち出すのも、自分を演出したり確立するうえで大事。そこで、キライを大分析。

●嫌いなタイプ、タレント、文化人、ファッションなど200人のアンケートの結果を公表し、座談会で文科系女子のキライの傾向を分析する「文科系女子がキライなモノ〜キライとスキは表裏一体…でいいの?」
●性格診断テストつき 文科系女子の嫌いなモノ最強王者決定戦
●コラム「二人のアオイ」では、文科系女子の象徴蒼井優と宮﨑あおいとの二人を通して、文科系女子的世界を保ちながら、いかにステップアップするかを考える。

■コラム「マタ・ハリの休日」
「私を「プロ野球」に連れてって」植松コウイチ
「東京がつまらない…。」峰岸あゆみ
「私のダイキライなもの」奈落ガムコ
「ザ☆人間プロダクション 第3回「小西真奈美」」イトウフサミ
「探検シリーズでsurvival dA!」血祭鉄平
「月曜日は鬼頭オパーリン 」病気菌太郎
「90年代文化系女子は今…」飯塚一美

A5判50pages