川勝徳重「十代劇画作品集」(セミ書房)¥952+税
画雑誌『架空』(セミ書房)や『幻燈』(北冬書房)に寄稿する川勝徳重が、20才になったのを機に、これまで同誌で発表した劇画に、書き下ろし作品を加えてまとめた処女作品集。『架空』を発行するセミ書房から出ました。限定300部。
《目次》
縁の下の蝸牛/遺言状(書き下ろし)/本のはなし/福助小噺/白夜(書き下ろし)
夏目房之介「平成の若旦那・川勝徳重君について」
著者あとがき
「彼の印象は、もうはじめから「変り者」で、少し話せば「こいつは生まれつきのディレッタント(趣味人)だ」と思わせ、しばらく見ているとその挙動から「なるほど現代的な若旦那って奴だな」などと腑に落ちるような妙がある」(夏目房之介)