月別アーカイブ: 2011年5月

宮鼓/撫子「愛國倶楽部 創刊号」

愛國倶楽部 創刊号

宮鼓/撫子「愛國倶楽部 創刊号」¥500

こんな時だから? 国を憂う宮鼓と撫子の二人が、狂気や残虐を直視することで表現される愛もある、ということで、それぞれが好むモティーフでイラストを描きカップリングした画集。
宮鼓は「大東亜戦争絵巻」と題して、狂乱の世界の中に少年少女を描き、撫子は「大江戸拷問絵巻」と題してセーラー服姿の現代の女子たちを拷問に登場させてます。(鋸挽で、セーラー服の女の子の手にかけられているのは、大江戸の長、あの人?)
巻末にふたりの憂国対談も収録。
A5判26P

リニューアル創刊 大阪人 2011.07「どう変わるキタ、どうなる大阪。」

大阪人 2011.07

大阪人 2011.07「どう変わるキタ、どうなる大阪。」(大阪都市工学情報センター)¥680

1925年創刊の「大大阪」をい前身とする「大阪人」が、リニューアルして判型をコンパクトにして月刊から隔月刊に。内田樹、橋爪紳也らを編集委員に迎え、Meets Regionalを創刊し編集長もつとめた江弘毅が責任編集。実用的かつ読み物としても充実した雑誌に変身しました。

リニューアル第一弾の特集は大阪、キタ。「大阪ステーションシティ」として生まれ変わった大阪駅や、2013年の開業に向けて工事が進む「うめきた」など、常に変わり続ける街、キタ。北新地や中津、福島、中崎町など、周辺の街の変貌ぶりや表情も満載。街を歩き、人に出会い、歴史に学ぶ……、大阪キタの大特集。

《特集》
「梅田アースダイバー」中沢新一
週刊現代の人気連載、中沢新一の「大阪アースダイバー」の梅田版。梅田が21世紀の今になっても膨張を続けるのはこの街の「宿命」なのか? 梅田はどうして「特異な街」なのか? 現場で考えた、梅田を通して見る新しい「大阪誕生物語」。
こう変わる 大阪駅。
2011年春、大阪駅開発プロジェクト(サウス&ノースゲートビルディング)が完成した。新しい大阪駅はいったい何が「すごい」のか。人の流れはどう変わり、商業施設はどのように……。人気の建築ライターユニット「ぽむ企画」平塚桂氏による取材と、細密イラストによる図解。
梅田「ターミナル百貨店」80年
昭和4年(1929)、阪急梅田駅に直結して生まれた百貨店は、世界初のターミナルデパートだった。それから80年余、商業施設が飽和状態になった梅田にまた新しい大型百貨店が誕生し、新宿と同じ「四強時代」に突入。競争による「百貨店文化の復活」ははたして可能か?
変わる北新地の「変わらない」は何だ?
リーマンショック以降、変貌著しい北新地。新しい業態の飲食店や小売店がオープンするなど「変わる」ことばかりが強調される北新地だが、この街の基本的な性格も役割も全然変わらない。なぜそれに惹かれるのか? 北新地と20年以上付き合ってきた3人の雑誌編集者が書く。
ウメダのイマドキ
「梅田は国内屈指のキャンパスタウンになっていた」「キタにこだわる名料理人のたちの挑戦」「茶屋町のビル屋上でミツバチ飼育」など、梅田にまつわる最新コラム。
梅田のひと駅先はこうなっている。
心斎橋に対するアメ村、アメ村に対する南船場・堀江など、一つの中心街がブレイクすると、必ず近くの異なるキャラの街に人が集まりだす。福島、中津、中崎町の「まち」現在進行形。
■梅田の大阪人。
■キタの住民・安藤忠雄 大阪を、キタを語る。
■キタ「これまで&これから」おさらい
■特別座談会〜どんな街になる?「うめきた」

《連載》
巻頭言「大阪を機嫌よく生きる」内田樹
町田康「関東戎夷焼煮袋」
インタビュー「おおさかは遠きにありて」岡田武史(サッカー日本代表前監督)
震災復興支援ニュース
あなたの知らない24区
新明解 現代大阪語辞典 「【ジブン】て誰?」
オオサカノオト「有山じゅんじと御堂筋」
観ごろ、聴きごろ大阪の席
大阪を読み解く
つながる書店魂
大阪名物製造工程「マジックインキ」
24区「らしい」店
オオサカ・インストラクチャー〜橋

B5判128P
なお、本誌とは別に,エリアやテーマを掘り下げる別冊も年4回刊行する予定だそうです。

また、タコシェではこれまでの大阪人のバックナンバーもお取り扱いしています。

『またまたインドへ馬鹿がやって来た』発売記念 山松ゆうきち半日店長

またまたインドへ馬鹿がやって来た 帯つき

言葉もわからず、縁もゆかりもないのに、何を思い立ったか、マンガを普及すべくコミック不毛?の地インドに単身渡り、ゼロからヒンディ語訳の『血だるま剣法』(平田弘史)出版にこぎつけた漫画家山松ゆうきち氏。その孤軍奮闘はインド人たちを否応なく巻き込み、涙と笑いをさそう物語となり『インドへ馬鹿がやって来た』にまとめられました。が、氏の努力も一滴の水がガンジス河の流れに消えてしまうように、過去に葬り去られようとしているとき…、またまたやってしまいました!

今度は、うどんと漫才をかの地にお届けすべく、そして食と笑いで人々の心を掴んだうえで満を持して漫画を売るべく、再びインドへ乗り込んだ山松氏。猛暑のインドでうどんをこね屋台をひき、インド人の相方を雇って漫才をストリートで実演、さらには出版事業にとインドに突進する山松さん。でも決してサクセスストーリーでもなければ感動ヒューマンドキュメンタリーでもない、インドをめぐる奇書がまたまた登場です!?

というわけで、その顛末を記した『またまたインドへ馬鹿がやって来た』(日本文芸社 ¥1575)の出版と、山松さんの一人ODA?な偉業を記念して、半日店長イベントを開催します。タコシェで『またまたインドへ馬鹿がやって来た』その前作となる『インドへ馬鹿がやって来た』および山松さんがインドで出版したヒンディ語版コミックなどの関連書籍をお求めのお客様にサインなどをいたします。

『またまたインドへ馬鹿がやって来た』発売中! タコシェでお求めの方に、整理番号つきイベント参加券を配布してます。

イベントの内容が少しずつまとまってきました! 当初は先生の手作りうどんをふるまうという案もありましたが、衛生面の問題を考えて断念、残念。しかし、当日 (1)山松ゆうきち特製うどんレシピを配布。(2)インドで役立つサヴァイヴァルなヒンディ語入門を配布 (3)インドで磨きをかけた漫才実演 (4)皆様の幸せを祈ってゆうきち先生が描くガネーシャのシールを配布 の実現に向けて動きはじめました。本も本編以外に、対談、小説、短編漫画、漫才台本などを収録してすごく充実してますが、イベントもお得な内容にしますので、ぜひいらしてください。

石川次郎「犬のこえ日記」

犬のこえ日記 表紙

石川次郎「犬のこえ日記」(ペーパーエイト)¥500

石川次郎の新境地、イラストレポ?的日記。

犬に癒される日々を送るアーティスト石川次郎(40才すぎ)さんが、ペットショップの犬たち、お店の看板犬、お散歩中のゆきずりの犬ちゃんなど、目にした犬たちの様子をイラストとメモで記録したノートを、まとめたもの。
2010年8月5日から2011年4月20日までの分。馴染みの犬たちの犬種、名前や誕生日までを書きとめ、物言わぬ犬の様子を観察しつつ、胸キュンな仕草を図解したり、体調や気持ち?を察して一喜一憂する次郎さん。つぶらな瞳にハートを撃ち抜かれ、メロメロになる次郎さん。犬たちがかわいい、それを見詰める中年次郎さんもかわいい! かわいいがいっぱい詰まった、犬見るジン。
もちろんいつも通りコピー手製本です。
143×102mm 52p

犬のこえ日記

犬のこえ日記 裏表紙

Stu Mead et Frank Gaard「MEN BEG」

MEN BEG

Stu Mead et Frank Gaard「MEN BEG」(Le Dernier Cri) ¥2625

かわいいロリータちゃんたちが、さりげなくエロい事やこわい事をしているイラストで人気?のStu Meadさんと、ポップな肖像画などでおなじみのFrank Gaardによる作品集。
オフセット印刷 1000部
15cmx21cm 112P

MEN BEG

MEN BEG