日別アーカイブ: 2011 年 2 月 2 日

ロビン西「ロボット犬の飼い方」「南のオカンはムチャクチャやなもォ」

ロビン西さんの自主制作コミックが2種類が同時入荷です。

ロボット犬の飼い方

ロビン西「ロボット犬の飼い方」¥700

東京から関西に転校してきた、かわいい男の子、内山君。でも男子からは”オンナ男”なんて呼ばれて、ちょっぴりジェンダー不明、いじめられやしないか心配なキャラ。でも、町工場で働くおじいちゃんが内山君のためにすてきな相棒をプレゼントしてくれた…ロボット犬!
おじいちゃんの工場で作られたロボット犬? そんな犬を連れてでかけたらいじめられやしない…?
な〜んて、大人が心配することだよね。いったいみんなはロボット犬と内山君はどうなるの……!?

もう一編「ちび四駆」は、ちび四駆のレースコースをもらった小学生が友達とミニ四駆を買うのだが、家に帰って開けてびっくり、なんか違うものが入っていた。取説をみながら謎のブツをなんとかしようと奮闘するガキ3人の身には不思議が次々と…。
ロボットや超チビ四駆など非日常的なものをキッカケに、バカさがかわいい少年たちの日常が描かれています。
B5判34P

南のオカン

ロビン西「「南のオカンはムチャクチャやなもォ」¥500

無茶なオカンと二人暮らしの12才、中学生の南カオル。みかけはふつうのおばはんなのに、カオルの胸をまな板がわりに料理をするなどぶっとんだ母のせいか学校でもちょっと問題あり?のアホ。オカンの奇行とカオルのアホは、学園問題にまで発展!? この二人に明るい未来はあるのか? どうなる南母子?

A5判26P

前野久美子 編著「ブックカフェのある街」

出版者でも自費出版でもない、新しいレーベル市民出版のレーベル仙台文庫が創刊されました! 東北の中で地域に根ざした活動をする人たちの本を市民のボランティアが企画・編集に参加し、市民から拠出もつのるという新しい試みの出版、その第一弾として地元でブックカフェ「火星の庭」を営む前野久美子さんの本が作られました。ブックカフェ、市民出版、古本市などのブックイベントと仙台のブックシーンも興味深いですね。

ブックカフェのある街

前野久美子・編著「ブックカフェのある街」(メディアデザイン)¥987

仙台で開店10周年を迎えた古書店+カフェ「火星の庭」店主、前野久美子さんが、ブックカフェの魅力や作り方、また地元に根ざした本に関するイベントを作りながら本でつながった人々との愉しい日々、〝本が似合う街・仙台〟の歩き方を語ります。自分でお店を始めたい人、本の話をするのが大好きな人におすすめ!

内容は—–
第一部 ブックカフェの小さなドア 前野久美子
イントロダクション
火星の庭物語
私が出会ったブッくカフェ

第二部 街と人と本と
イントロダクション
1.街の中の本の風景
〈いろいろなブックカフェ〉
書本&cafe magellan ・高熊洋平/stock gallery&atelier・吉岡英夫
〈本をつくる人に会う〉
圭書房・留守晴夫/アトリエ葉・岡田とも子/仙䑓文化・渡邊慎也
〈夜の文学散歩〉案内人・佐伯一麦

2.街のなかの本の記憶
文学のかけらをさがして、まち歩き
仙台を通過した作家「岩野泡鳴」
江戸時代の仙䑓を生きた只野真葛という女
俳人・佐藤鬼房と塩竈

コラム 「尾形亀之助/菅原克己/古山高麗雄」 荻原魚雷

あとがき

第一部は前野さんによる火星の庭やブックカフェのお話。第二部はインタビューや寄稿で構成されています。

新書P240

前野久美子(まえの・くみこ)
「book cafe 火星の庭」店主。1969年福島県生れ。
調理師、出版社・書店勤務等を経て、2000年に夫の前野健一さんと、古書店と喫茶が融合した「book cafe 火星の庭」を開店。
自身がヨーロッパの都市で出会ったブックカフェという存在を仙台に根付かせた。店内でライブや美術作品の展示を行うなど街の交差点的な役割も果たし、週末には他県からも多くの来店者がある。