月別アーカイブ: 2007年11月

ボロット・バイルシェフ来日公演

ボロット・バイルシェフ来日公演

 アルタイのシャーマンたちによって歌いつがれてきた英雄叙事詩「カイ」は、チベットの声明やトゥバのホーメイに通じる倍音を駆使した歌唱だそう。歴史の中で消えかけていたこの叙事詩が、ボロット・バイルシェフさんという偉大な歌い手を得て、新たな声の芸術として世界から注目を浴びています。
 バロットさんは、伝統的な歌唱法や伝統楽器を駆使しつつ、バンドなどでも活動し、現在は世界各国で演奏活動を展開中。
 この来日公演では、巻上公一氏(ヴォイス、テルミン、口琴)、佐藤正治氏(パーカッション、バオイス)らと共演します。
 詳しい予定はこちらをご参照ください。
miracle vocal network 2007 大いなる共鳴、アルタイと日本の声帯宇宙

あたらしい文芸同人誌・破滅派って??

オンライン文芸誌 「破滅派 創刊一号」 ¥500

 オンライン上を作品発表のベースに活動を行う破滅派の理念とは—-
一、世間の面倒な色々を避けて余裕ぶってみせ、常に後ろ向きでいながらも、世間様から一目置かれる存在になること。
一、我が道を行き過ぎる人たちの、風変わりすぎて商業ベースに乗らない変わった作品を提示し、彼らの叩き台となること。
一、「原稿持って家にいるのもなんなんで」という人と、「わざわざお金出してありきたりなものを読むのもなんなんで」という人の、出会いの場となること。
 とのこと。とはいえ、ただオンライン上に作品を放出するだけでなく、同人誌の形で作品を再録したり、新たに加えたりして、前向きでもあります。表紙まわりは大友昇平/今日マチ子のイラスト。編集は「アウレリャーノがやってくる」で第39回新潮新人賞を受賞した高橋文樹氏だが
自身は編集作業で忙しく創刊号では鼎談に参加しただけとのこと。
創作短編、エッセイ、評論ほか、現代文のテストまであります。
A5判136P

季刊サルビア 7 中央アジア ウズベキスタン布紀行

季刊サルビア 7 「中央アジア ウズベキスタン布紀行」¥500

 今治のタオルとか、木版画・散華、草木染め、などなど日本の手工芸に目を向けて、特集を組んできたデザイナー・セキユリヲさんとサルビアだったが、今回は、民族衣装の本の中に印象的な布地をみつけ、旧ソ連だった中央アジアの国ということくらいしかわからなかったその国に興味を持ち布ツアーに出てみました。
 イスラムの美しい青のモザイク、礼拝のための衣装や専用の時計や敷物、街の景色や、家の中をいろどる様々な模様の布などを見ながら、布を探します。
 草木染めの糸で刺繍をほどこすスザニ刺繍、銘仙に似た模様のシルクの織物、防寒を兼ねた装飾用のテキスタイルなどなどを紹介。
A5判変型 30P

薔薇族 autumn 2007 no.394

薔薇族 2007年秋号 ¥900

 二度の廃刊を経て、ミニコミ形式で復刊して3号目の「薔薇族」。コンセプトは「昭和の同性愛文化を、そして本誌自身を「前向きに」ふりかえる…薔薇族は“読むタイムマシン”です–というわけで、この号では、薔薇族が創刊100号を迎えた昭和56年に焦点をあてる。
 この年、薔薇族は、日本で初のゲイ向けアダルトビデオを製作したり、薔薇族と百合族のお見合いを主催したり…。
 その当時の薔薇族の中から、未婚・非婚者への風当たりが強かった当時らしい結婚問題に関する座談会、伊藤文学×藤田竜対談、小説家・楯四郎の随筆などを収録。また当時のことを取材しての、お見合い大会やアダルトビデオ制作に関する記事も。
 ヤマジュンこと山川純一の未発表劇画「SHOW BOY」を収録。
B5判64P

口琴いろいろ入荷いたしました

口琴がいろいろ入荷いたしましたびよ〜〜〜ん。
 手のひらサイズの楽器・口琴は、お口にあてて弁をはじくとビヨ〜〜〜ンという不思議な音が響いて、その音色と頭に響く振動でなぜかしら愉快になる楽器。タコシェでお取り扱いしているものの多くは、ハンガリーの口琴職人、ゾルタン・シラギさんが作ったものです。
●まず初心者へのおすすめのふたつ:大きさもほどよく手におさまりがよく、お値段もお安いので、はじめてだけど試してみたいという方におすすめのモデルです。
STANDARD(左) ¥2400  CHANCELLOR(右) ¥2400

ROCOCO(左) ¥2500  みかけ通り、ちょっとひねりが入っています。
AZTEC MINI (右) ¥2800  音の高さMidium High

BABY(左) ¥3200  ちょっと小さめで携帯に便利。BABYだけど音は本格派。
LADY MELODY(右) ¥3400 BABYより小さめ。弁に弾力性があり、短く弾んだ音が出るのでリズミカルな演奏向き。

AIR STOP ¥3700  弁がたいへん柔らかく、息を吸ったり吐いたりすると弁の動きが止まるのでテクニカルな演奏にも。

CAT EYE ¥4300 音も猫のように気まぐれ? ちょっと不気味な感じもします。

 ほかにも、いろいろ入荷しています!