日別アーカイブ: 2007 年 1 月 4 日

初春からきのこ三昧 MOOKきのこ6号

MOOK きのこ 6号  ¥840

 きのこ総合誌『きのこ』最新号は新春特別号で、裏表紙からはじまる2007年のカレンダー&ダイアリーを収録しています。その月々に旬を迎えるきのこのリストとともに、月の満ち欠けや空に関するイベントも掲載、地面と空の両方に目を向けようという趣向。そさらに本誌とロシアクラブが友好関係にあることからロシアの祝日や文学者・詩人の生没年月日が記載されているのでキノコだけでなくロシアまで身近になります!
 ほかには、椎茸農家が舞台となる短編小説村田喜代子『茸類』、短歌「きのこ占い」、チチ松村「きのこ桃源郷インタビュー」、きのこの種類と特徴が遊びながら覚えられる“きのかるた”、お菓子なきのこ(トリュフの巻)、“練菌術”なる個展を開いた現代美術家はたまた練菌術師・今村源インタビュー、ほか
B5判 72P

日本人女性がオランダの漁村滞在を絵本にしました

濱野貴子 「een memory maping boek』 ¥1680

 オランダを拠点に活動するアーティスト濱野貴子さんが、アーネマウンデンというオランダの漁村に滞在しての行ったアートプロジェクトの最中に、日本の窪津という漁村で幼少時代を過ごした記憶に現場を重ね合わせて綴ったアートブック。
 動きのある鉛筆のタッチ、かわいらしい幼女に魚の村の写真がコラージュされて、すてきな景色になっています。オランダ語の短文が添えられていますが、擬音記号のようでもあり、意味がわからなくても楽しめるようになっています。
 巻末には、ドローイングやコラージュ、プロジェクトに関する情報も収録されています。
作家自身による、インフォメーションもご参照ください。
269×180 32P

NY 発のアートマガジン COOL vol.12入荷しました

COOL vol.12 ¥525

 世界各地のアーティストやアートシーンを紹介するアートマガジンCOOLの最新号が入荷しました。
 最新12号の特集はビデオアートの第一人者ビル・ヴィオラ。
 ヴェネチア・ビエンナーレなどの国際展の他、世界各国で行われた数々の展覧会で高い評価を得ているビル・ヴィオラ。1月8日まで、森美術館にて彼の全貌を紹介する、アジア初にして史上最大規模の個展『ビル・ヴィオラ:はつゆめ』展が開催中ですが、展覧会のために日本に旅立つ直前のビル・ヴィオラに、ロスのロングビーチにある彼のスタジオで収録したロングインタビューが掲載されています。作品の背景にある世界観、日本に長期滞在した時の体験、今回の個展への意気込みなどを聞き、この展示が日本での最後のキューレーションになる森美術館長デヴィッド・エリオットのコメントも収録。
 ほかにも、東海岸最大級のアートの祭典dumbo art under the bruidge festivalや上海ビエンナーレなどのレポート、ベルリンでの蔡國強の個展『Head On』(99匹の狼の実物大の精巧な模型が宙を飛んでいるインスタレーションであるタイトル作、圧巻です!!)などが載っています。
140×217 90P