3月に来日して、代官山のHARCOZAとTaco chéで展示をするアーティスト、イザベル・ボワノ〜タコシェのDMでぬいぐるみのクマちゃんの手をひいてパリを歩いている人物〜とその作品について、少しずつ紹介してゆきます。
イザベル・ボワノ(Isabelle Boinot)
76年生まれ。フランス西部の町ニオール出身、パリ在住のアーティスト。アングレームの美術大学を卒業後、イラスト、グラフィック、出版を中心に活動を開始。デッサンやコラージュ、刺繍、映像など多岐にわたる表現で、フランスはもとより、日本、スウェーデン、アメリカでも作品を発表。
グラフィックマガジン「Frédéric Magazine」の編集・発起人の一人としても、展覧会や出版を通してフランスのグラフィックシーンの第一線で活動。イタリアや日本旅行を記録した手帳を書籍化した「Prego」や「すみません」、オリジナルレシピを自ら図解した料理本「私のおでかけレシピ」(Mes recettes à emporter)などが好評。新聞・雑誌に作品を提供する一方で、ジン活動も行う。
この4月には“わたしのレシピ”シリーズの第二弾「わたしのおやつレシピ」が発売の予定ですが、なんとフランスに先駆け、展示にあわせて日本で先行発売されます!
こちらが、わたしのおでかけレシピのサンプル
震災後に、日仏学院がフランスの作家やアーティストたちに呼びかけた「日本に寄せる80分のメッセージ」(1アーティスト約1分)のためにイザベルが製作したアニメ。
作家ホームページ http://i.boinot.free.fr/index.htm
イザベルの来日を記念して、そのインタビューとフランスのグラフジンについての記事を掲載したwebフリーペーパー「メランコフ6号」はこちらからダウンロードして読めます!