四月と十月 vol.24

四月と十月24

四月と十月 Vol.24 ¥525

タイトル通り、四月と十月に発行される“画家たちのノート”『四月と十月』。アトリエからは、作歌たちがアトリエから発する私信のように、ノートに書き留めたイラストや目にとめたものの写真とともに,折々の思うことが綴られています。今回、異色? エッセイストの石田千さんが参加、むきおえて乾燥させた日向夏と王林の皮を鉛筆スケッチしながら、その形状に山の稜線を重ねたり人の在り様を重ねたり…。ほかにも、イソノヨウコさんが好きなバーの人々をスケッチした手帳をそのまま掲載したり。ほかの寄稿者は、稲村さおり、加藤休ミ、川原真由美、久家靖秀、白石ちえこ、鈴木安一郎、瀬沼俊隆、田口順二、立花文穂、早川朋子、福田紀子、牧野伊三夫、松本将次、ミロコマチコ。

【連載】
東京風景「富士山の見える場所」 鈴木伸子
装丁のなかの絵「入院はヒマ?」 有山達也
理解フノー「あとをひく[つるかめ]の感傷」 遠藤哲夫
父のこと「お使い」 堀内花子
画廊の外の展覧会 「タバコに火をつける夜」 言水ヘリオ
美術の本 「浦上玉堂の本」 蝦名則
仕事場訪問 「湯町窯の画家 福間貴士」 牧野伊三夫

「父のこと」では、ポンピドーセンターもなかった70年代のパリの様子が描かれています。
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きのこ談義「きのこみたいな夜」 飯沢耕太郎×鈴木安一郎 構成:南陀楼綾繁
持ち寄りきのこで料理を作り味わいながらのきのこ談義!

表紙写真は久家靖秀

246×210 52P