“画家のノート”「四月と十月」

タイトル通りに、四月と十月に発行される、画家たちによるリトルプレス。画家やその周辺の作家やデザイナーたちから届く手紙のように、創作に関する事だけでなく、創作の合間や日常に思うことなどが綴られており、モノクロの誌面に映える素描や写真などが付されています。

四月と十月 vol.21 ¥525

4月と10月に発行される“画家のノート”のサブタイトルを持つアーティストたちの同人誌。制作の現場にいる画家が、知人に、あるいは未知の人に向けて発する手紙のような冊子です。この21号からリニューアル。構成を凝縮し、形も価格もお手頃になりました。

表紙 :作品・牧野伊三夫
◎アトリエから(最近考えたこと、日々の様子、創作に関する事がらなどを画家たちが綴りながら作品を掲載)
稲村さおり , 川原真由美 , 久家靖秀 , 鈴木安一郎 , 須曽明子 , 瀬沼俊隆 , 田口順二 , 牧野伊三夫 , 松本将次

◎記事/連載
東京風景 「観覧車の見える風景」 鈴木伸子
装幀のなかの絵  「やりたいことと言えば」  有山達也
理解フノー  「何もしなくていいじゃないか」  遠藤哲夫
画廊の外の展覧会  「言事堂にて」  言水へリオ
美術の本  「江戸絵画を楽しむ」 蝦名則
古墳部活動記  「大和のクニの発祥地、奈良を訪ねて」  須曽明子 ,

◎雑報
210×244 32P

四月と十月 vol.22 ¥525

表紙 :作品・鈴木安一郎(アトリエに近い富士山で撮りためたキノコ写真を大量にキノコ嫌いの内藤昇氏に送った結果がこのようなデザインの表紙となりました。裏表紙のキノコもかわいい!)

◎アトリエから (アーティストたちが創作の合間に思う事を作品とともに綴るコーナー)
稲村さおり , 川原真由美 , 久家靖秀 , 鈴木安一郎 , 瀬沼俊隆 , 田口順二 , 牧野伊三夫 , 松本将次 , ミロコマチコ

◎記事/連載
東京風景  「超高層ビルの眺め」鈴木伸子
装幀のなかの絵  「涙と不器用と」有山達也 (ku:nel創刊前夜から44号までの岡戸編集長との誌面作りのエピソード)
理解フノー  「健康と酒と妄想と。」  遠藤哲夫
画廊の外の展覧会  「そうだ、BUKA青空図書館が来たのです」  言水へリオ
美術の本  「江戸絵画その2」 蝦名則
仕事場訪問  「石井保子の写真」  牧野伊三夫 ,

◎雑報
210×244 32P

四月と十月 vol.23 ¥525

表紙 :作品・瀬沼俊隆

◎アトリエから(今回は、エッセイストの石田千さん、サルビア主宰のセキユリヲさん、きのこ好きから「きのこのほん」まで出した鈴木安一郎さんらが,思うことを綴り、写真や素描をそえる)
石田千 , 稲村さおり , 川原真由美 , 久家靖秀 , 鈴木安一郎 , セキユリヲ , 瀬沼俊隆 , 田口順二 , 立花文穂 , 牧野伊三夫 , 松本将次 , ミロコマチコ

◎記事/連載
東京風景  「ヘリコプターと出会う街」鈴木伸子
装幀のなかの絵  「戻れない覚悟」有山達也
理解フノー  「かわいいコワイ」遠藤哲夫
父のこと(新連載)  「はじめに」堀内花子(デザイナーで絵本作家でもあった堀内誠一氏について長女の花子さんによるエッセイ。イラストは次女の紅子さん)
画廊の外の展覧会  「仙台から、青野文昭展」言水へリオ
美術の本  「江戸絵画その3」 蝦名則
仕事場訪問  「田口順二の美術生活」牧野伊三夫 ,

柏木江里子さんを偲んで(創刊以来の初代デザイナー柏木さんに寄せる追悼の文集)
210×244 40P