月刊ドライブイン vol.06

月刊ドライブインvol.6 ¥463+税

6号では『トラック野郎』の世界!がテーマ。

映画「トラック野郎」の中で、運転手たちはドラインブインに集まり、賑やかに言葉を交わし、時には喧嘩もし、菅原文太演じる星桃次郎はドライブインの看板娘に恋するーー。

今号で取材した、福島県二本松市にある「二本松バイパスドライブイン」は、大きな駐車場と風呂を併設した、今なおトラック野郎に愛される店。
そして、千葉県南房総市の「なぎさドライブイン」のおかみさんは、『トラック野郎』の出演経験者でもある。
二軒の歴史を辿りながら、トラック野郎でドライブインが賑わった時代に迫る。

また、もうひとつのテーマは「女性」。ドライブインを営んでいる多くが女性で、夫がはじめた店を、夫の死後もひとりで切り盛りしている例も多々あり、ドライブインについて記録することが、昭和のある時代を生きた女性の記録にもなることに、号を重ねる中で気付いたという。

いつもはストイックに、号数と綴じ糸の色だけが変るデザインだったのが、今号は本文の紙がピンクになっているのは、そんな隠れテーマのせいではなくて、単にいつもの紙がなかったからだそう。

A5判40pages