月刊ドライブイン vol.04 ¥463+税
交通網の発展とともに、街道沿いにできた駐車場つきの食堂やみやげもの店、ドライブイン。
近年、輸送の幹線が高速道路に移ったり、休憩所も商業施設化したり、道の駅の奮闘などで、昔ながらのドライブインは姿を消しつつあるが、ライター業の一方でインタビュー誌を自費出版してきた橋本倫史は、2011年頃から、ドラインブインを巡る旅に出てインタビューを開始する。
前号で、アメリカ的なものが人々の憧れだった時代、車やファーストフードの普及にあわせて、都心にもドライブインが現れ、アメリカ的なものの一般化とともに姿を消した事に言及したことに続いて、ドライブイン発祥の地・アメリカについて更に考えを深めます。そこで、アメリカとの関わり、距離が他の土地と大きく異なる沖縄を取材。
アメリカ生まれの炭酸飲料ルートビアが飲めるる”沖縄県民に愛されるファストフード店”A&W”、美ら海水族館に近くにある、沖縄独自の”Aランチ”が評判の「ドライブインレストランハワイ」。
このふたつの店に沖縄の中のハワイ、アメリカを訪ね、ドライブインを通して現在の日本にまで思いを巡らす。