月別アーカイブ: 2020年12月

橋本亮二「本を抱えて会いにいく」

橋本亮二「本を抱えて会いにいく」(十七時退勤社)¥1100+tax

出版社の営業をしながら、十七時退勤社という出版レーベルをたちあげ書店営業をしながら、本や、本の情報や感想を仕入れてしまう著者。

タイトル通りに、本を抱えて、会いたい人に会いに行き、話を聴くそのプレセスや内容を本にしたいと思っていたところにコロナ!

それでも、馴染みの場所、あるいははじめての場所に足を運び、語り合うことで、誰かと繋がっている事、生きて暮らしていることを実感した日々が綴られています。

A5判108pages

10年メモ 2021-2031(4月はじまり)

10年メモ 2021-2031(4月はじまり)(nu) ¥3000+tax

書籍や雑誌のデザインを手掛けるnuによる、日々のささやき10年分を記録することができる、シンプルで機能的なノート。
毎年、好評のうちに売り切れておりますが、今年の新色は、落ち着きのある上品なチョコレート色。

見開きの左ページには一日のメモ欄が10年分並びます。
右ページはフリースペースなので、メモだけでは書き足りないときのため、あるいは別の用途に使えます。
メモ欄は1日約50文字分の紙幅。twitterより短めなので、日記より気楽に続けられます。2年目以降は、前年のメモとの比較をたのしみながら記入できます。続けるほどにたのしさ倍増。10層の記録となります。

一行日記でもいいし(ときどき空欄があっても気にしない、そんな日もある)、
食べたものを記録しておくと、翌年以降、献立ての参考になったりして便利。
ほかにも、育児記録、観た映画、読んだ本のタイトル、会った人の名前、
趣味や仕事専用のメモやネタ帖によし。

新生活のスタート、進学や就職、結婚やご出産の贈り物にも。4月はじまりです。
プレゼント包装も承ります。

表紙の色は、ネイビー、グリーン、レッド、プレーン、チョコレートの5種。
糸かがり製本なので丈夫でしっかりページを開くことができて、バラけにくいです。

B6判変型(125×175×42mm)クロス装 816pages
老舗製本所による糸かがり製本、表紙は箔押し

くまおり純+みなはむ 合同誌「くまはむ」

くまおり純+みなはむ 合同誌「くまはむ」 ¥1500+tax

空模様をテーマにした、くまおり純+みなはむ の合同誌。

天気や空模様、温度ににあわせて変化する心模様。絵のタッチは異なるのに、お互いの色合いや情景が呼応しています。

目次も夏休みの絵日記のようなお天気表示になっていてシンプルだけど遊び心あふれるデザインでまとめられています。

B5判28pages

佐藤弓生・イタガキノブオ「生きもの図鑑」

佐藤弓生・イタガキノブオ「生きもの図鑑」¥1000+tax

歌人の佐藤弓生による生きものにまつわるエッセイと短歌にイタガキノブオが挿絵を付けた連載をまとめたもの。
初出は2004年から12年にかけて「コミックFantasy」で、書籍化にあたり改稿されています。

文学作品や神話や作家について語りながら、様々な生きものの生態や特徴、思い出などを綴った佐藤のテクストにあわせてイタガキが空想的な生きものを添えています。

イタガキノブオの文と絵による「じんだい図鑑」13本も収録。

A5判94pages

この連載を提案した「コミックFantasy」編集長で、20年春に急逝した雑誌「MOE」の元編集長・榎本司郎氏への追悼の言葉で結ばれています。

わだちず「踊り方がわからない」

わだちず「踊り方がわからない」 ¥909+tax

「わらしのはなし」(青林工藝舎)のわだちずが、これまでにSNSに発表したマンガをまとめた短編集『踊り方がわからない』。

細密な描きこみと薄墨のグラデーションの美しいイラストをところどころにおきつつ、肩の力が抜けるような4コマや1ページ漫画や、夢のような風景やお話が詰まっています。

表紙はトレペのカバーがかかっていて幽体離脱イメージがオーバーラップしているかんじ。

A5判80pages