日別アーカイブ: 2019 年 12 月 12 日

BOOK SOUNDS「届かなかった手紙」

BOOK SOUNDS「届かなかった手紙」¥850+tax

誰かがポストに置いていった封書として短い手紙形式の様々なテクスト「何者からかの手紙」を届けるBOOK SOUNDSが、このたび、届かなかった手紙をまとめて本にしました。

手紙が届かなかった理由は様々。
宛先がみつからなかったり、行き違い、綴られるべきだったのがそもそも書かれていなかったり、どこかに留まっていたり、迷子になっていたり…

そんな届かなかった17の手紙の理由と文面を紹介した冊子です。

「帰り道、明るく照らされたサッカー場の脇で手紙を拾いました
私宛の手紙ではありません
ならばこの手紙は誰に宛てたものなのか
もし、あなた宛の手紙なのでしたら
ここでこうしてお届けできることを嬉しく存じます」

10.8cm×18.2cm 68pages 封筒入り

イワイ「ストリップは味方。─働けなくなったわたしがストリップにハマるまで」

イワイ「ストリップは味方。─働けなくなったわたしがストリップにハマるまで」¥500+tax

卒業して、希望職種の大手メーカーに就職して順風満帆のはずが、当初の意欲はセクハラやパワハラの的になるばかりで、すっかり心を病んで、解雇を言い渡されてしまうーーーー

失業して心身ともに引きこもり状態の著者を救ったのはストリップファンの友人に連れていってもらった劇場で見た踊り子さんたちのステージだった。

しなやかに鍛えた体で舞台に立ち、自身の演出で、観客の一人一人に行き渡るサービスを提供するプロフェッショナルなステージの輝きを目にしたことで、自身の容姿や性別を肯定的に捉えることができるようになった著者は、次第にストリップにはまって行く。

踊り子はもちろん、劇場、観客が一体となって作り出すショーの世界はそれまで職場とはまったく違う、自由、自己決定、信頼関係、きらめき…があった。発見を重ねながら、次第に癒されてゆく過程を、綴ったストリップ観劇体験記。

A5判40pages