イワイ「ストリップは味方。─働けなくなったわたしがストリップにハマるまで」

イワイ「ストリップは味方。─働けなくなったわたしがストリップにハマるまで」¥500+tax

卒業して、希望職種の大手メーカーに就職して順風満帆のはずが、当初の意欲はセクハラやパワハラの的になるばかりで、すっかり心を病んで、解雇を言い渡されてしまうーーーー

失業して心身ともに引きこもり状態の著者を救ったのはストリップファンの友人に連れていってもらった劇場で見た踊り子さんたちのステージだった。

しなやかに鍛えた体で舞台に立ち、自身の演出で、観客の一人一人に行き渡るサービスを提供するプロフェッショナルなステージの輝きを目にしたことで、自身の容姿や性別を肯定的に捉えることができるようになった著者は、次第にストリップにはまって行く。

踊り子はもちろん、劇場、観客が一体となって作り出すショーの世界はそれまで職場とはまったく違う、自由、自己決定、信頼関係、きらめき…があった。発見を重ねながら、次第に癒されてゆく過程を、綴ったストリップ観劇体験記。

A5判40pages