月別アーカイブ: 2019年11月

佐久間薫「ねこ書店」(新装版)

佐久間薫「ねこ書店」(新装版) ¥1000+tax

先日、「そこらへんのおじさん物語」(青林工藝舎)を上梓した、書店員でもある佐久間薫さんの人気旧作が新装版で再登場。

傾きかけた街の書店、老店主は店を畳む事を考え、店飼いの二匹の猫たちの引き取り手を考え出すが、その様子を見た食べてばかりの暢気者白吉とマイペースなクールガイ黒吉が店の手伝いを買って出ることに。

一人と二匹が、小さな書店の存亡をかけて?様々な問題──店の宣伝、立ち読みやデジタル万引き対策、雨の日の売上回復作戦、話題作発売日のお客様誘導──に取り組みます。

リアルな本屋さんあるある+斜め上ゆく猫たちのほっこり対応で、猫好き、書店好きにおすすめです–!!

A5判240pages

短歌×テプラ×ストリート×zine!! 不慮/fur kyo/佐川ドン「テプラ短歌」

不慮/fur kyo/佐川ドン「テプラ短歌」 ¥909+tax

テプラを持って街に出て、何かが降ってきたときや思いついたとき短歌を打ち込みその場で出力して、その場に貼って撮影。

街の中にとどまる短歌と、それをイメージしたアートワークを見開きにおさめたテプラ短歌。

文芸と街とzineを横断するアクティブなプロジェクトの今後も気になる!
どこかで、この短歌、この景色に偶然あえるかな…?

B6判40pages

テプラ:88年からキングジムが製造・販売するラベルプリンター

不慮さん愛用の、デコったテプラとジン。

コジマケン・薗田千晴・文庫善哉・保光敏将・山川直人「長い寄り道」

コジマケン・薗田千晴・文庫善哉・保光敏将・山川直人「長い寄り道」¥400+tax

2019年秋、同人誌「サイコロ」のメンバーでグループ展を開催。
それにあわせて制作した、シリーズの増刊号。漫画とイラストと文芸がほどよく入った、お茶やコーヒーのひとときにぴったりな一冊。

文庫善哉 エッセイ「道」
コジマケン 漫画「スカイダイバー」
保坂敏将 画+エッセイ「バンジョーのこと」「好きなこと。嫌いなこと。」
山川直人 漫画「隣のテーブル」
薗田千晴 創作文芸「蚊」

山川直人は、一人でコーヒーを飲み読書する喫茶店で聞くとはなしに聞こえてくる隣のテーブルの会話の断片がその人の人生の一コマのように、男の胸にしまわれてゆく短編を描いています。

A5判34pages
※山川直人さんのサイン+イラスト入り

田中六大「無病息災」「茶のみともだち」「サーカスの街」「魔法がとまらない」

田中六大「無病息災」¥500+tax

2019年秋にピンポイントギャラリーでの個展「茶のみともだち」にあわせて作成された冊子。

鬼や正体不明な人々が登場しますが、独楽まわしや獅子舞などお正月っぽい無病息災なシーンも。

A6判28pages ※表紙裏に作家によるデッサンがついています。(絵柄はそれぞれ異なります)


田中六大「茶のみともだち」¥500+tax

2019年秋にピンポイントギャラリーでの個展「茶のみともだち」にあわせて作成された冊子。

豊かな自然の中で、お茶したり軽食を食べたりする憩いのひとときを描いた絵本。

A6判16pages オールカラー ※表紙裏に作家によるデッサンがついています。(絵柄はそれぞれ異なります)


田中六大「サーカスの街」¥450+tax

2019年秋にビリケンギャラリーでのグループ展「天幕の街」にあわせて作成された冊子。

楽しい乗り物、楽団、天使や不思議な生き物のいる遊園地の扉の先は、サーカスの街。
道路でライオンが火の輪くぐり、おじさんが剣をのみこむ。見上げれば空中ブランコの乱舞、クマのジャグラーetc. さらにその向こうの扉を開くと…???

A6判20pages ※表紙裏に作家によるデッサンがついています。(絵柄はそれぞれ異なります)


田中六大「魔法がとまらない」 ¥250+tax

いつもの冊子より小さい角丸がかわいい、64mm×90mmサイズの絵本。
タイトルが「あいうえお作文」になって不思議な物語が紡ぎだされます。

64mm×90mm 20pages