月別アーカイブ: 2019年7月

haco デコボコorギザギザなビルのミニ写真集「UNEVEN BUILDING」 「JAGGED BUILDING」

haco 「UNEVEN BUILDING」¥800+tax

『いいビルの世界 東京ハンサムイースト』を執筆した「東京ビルさんぽ」メンバーのひとり、hacoさんによる、東京周辺+ところどころ愛知、大阪のでこぼこビルをあつめた写真集。

出窓やベランダが規則的に飛び出て並ぶビル、複雑なレゴみたいなビル、土台よりも上の建物が大きいアンバランスなデコボコ…
幾何学的な美しさを誇るビルたちが登場。

見る角度によって、表情を変えるビル。町を歩く楽しみが増えます。

15cm×15cm 36pages


haco 「JAGGED BUILDING」¥1000+tax

首都圏を中心に収集したギザギザビルの写真集。

ウェイヴィーな壁面デザイン、塗装によるギザギザの激しいコントラスト、採光やプライバシーを考えてのずらし構造からくる段々…
キザキザの反復は大型の集合住宅やホテルのなせる技。その存在感にも圧倒されます。

15cm×15cm 48pages

逆柱いみり『増訂版 赤タイツ男』

逆柱いみり『増訂版 赤タイツ男』(青林工藝舎)¥1500+tax

2002年に「アックス」に掲載された「赤タイツ男」を再構成して描き卸した増訂版とに、2本の描きおろし「箱の男」と「地底人マニエル」を加えたもの。

カバーイラストも新たに、描き下ろし2点を含めたカラー口絵8頁も収録した豪華版。

アジアの辺境や廃墟の中を人や不思議な生き物たちがロードムービーのように、スクーターや奇怪な乗り物で移動します。デビューから一貫した世界観でいながら、描くほどに、その世界は重層的に広がりを増しています。

A5判234pages

萩原朔太郎 漫画・山川直人「猫町」

萩原朔太郎 漫画・山川直人「猫町」(装丁夜話)¥1500+tax

萩原朔太郎の短篇小説「猫町」と、山川直人による漫画版「猫町」を収録。

2019年7月開催の「猫町」装丁展に合わせて制作された書籍の普及版です。フランス装で、本文は2色刷りになっています。

A5判96pages 山川さんのイラスト&サイン入り

Mat Brinkman 「Teratoid Heights」「MULTIFORCE」

Mat Brinkman 「Teratoid Heights」 (Hollow Press)¥ 2315+tax

Mat Brinkman(マット・ブリンクマン)の代表的コミック。

ほとんど、テクストはなく、謎のクリーチャーたちが
現れて、超自然な行動をおこします。

俵谷哲典、ネルノダイスキ、逆柱いみりなどお好きな人におすすめです。

15cm×18cm 上製角背 表紙裏表紙銅箔押し 228pages
イタリア発行されたmuseum editionで, Ratigherによる序文がついています。


Mat Brinkman 「MULTIFORCE」 (Hollow Press) ¥3333+税

大判だから可能になる大胆なコマ割りで、絵の流れを追いながらコミックを楽しめます。
オリジナルの原寸写真も収録、印刷とは異なるタッチも味わえます。

27cm×40cm 上製角背 表紙裏表紙銅箔押し 44pages
イタリア発行されたmuseum edition


マンガ家ムライのtwitter連載中の育児漫画「トモのもっちりな日常」

ムライ「トモのもっちりな日常」¥600+税

漫画家ムライが、twitter上に連載中の台湾人夫との間に生まれた息子トモくん(3才、電車大好き)の日常4コマ漫画「ムライと育児と時々台湾 @torimurai」をまとめたもの。

とんでもないダダに振り回されたり、趣味や思いつきに延々つきあわされたかと思えば、育児や仕事の疲れも吹っ飛ぶかわいさに癒され、予想外の発想やリアクションに笑い。。。
ムライ父にあたるおじいちゃんや伯母のちゃーちゃん、帰省の際には台湾のおじいちゃんおばあちゃんも登場。

面白い事、嬉しい事だけでなく、ちょっと厳しく叱った後の母のもやもや気分やひたすら愛らしい!回もあり、いつしか親戚のおじちゃんおばちゃん気分でトモくんの成長とムライ家を見守るように…。

B6判 96pages