月別アーカイブ: 2019年3月

steedude「Flaneuradio」

steedude「Flaneuradio」¥1481+税

steedudeによる、台湾の若者たちの狂騒と怠惰を捉えた写真集。

裸でプールやバスケットコートで遊び興じる青年たち、ちらかった部屋のクチャクチャなベッドの上に横たわる彼や彼女、そしてところどころに街の風景…
100点の作品を収録

B6判100pages

つげ忠男 風信7「うらにしの里」/ 風信8「冬の街 骨片 日本三文死集」

つげ忠男 風信7「うらにしの里」(風来画房)¥1000+税

1968年『ガロ』デビュー以来、劇画表現に新たな地平を切り拓いてきた孤高の劇画家・つげ忠男。

その歴史の中で、単行本未収載の幻の作品や、読者の目にふれる機会が少なかったエッセイやイラスト等をまとめた小冊子を「スクラップ帖」としてオフノートレーベルが出版。

第一弾は、〝ルポルタージュ〟的作風で評価が高い名作「うらにしの里」(『ガロ』1971年3月号)と書き下ろしエッセイ2篇「サテ、これから! の前に……」「うらにしの里・余談」。
さらに執筆の際に用いられた著者撮影の風景写真も多数収載。

A5判58pages 限定500部


つげ忠男 風信8「冬の街 骨片 日本三文死集」(風来画房)¥1000+税

未収録作や読書の目に触れる機会が少なかった作品を復刻するシリーズ第2弾は、単行本未収録「冬の街」(ガロ 1972年3月号)、骨片(夜行15 1987年9月刊)、日本三文死集(ガロ 1998年9月号)3篇に、著者撮影による風景写真特集「風の街・葛飾立石」と最新書き下ろしエッセイ「アッケラカン雑記」を収載。

A5判78pages 限定500部

祝・作家デビュー20周年 中原昌也 小説「パートタイム・デスライフ」&トリビュート作品集「虐殺ソングブック remix」発売記念サイン会

2019年3月30日(土) 15:00〜

中原昌也、作家デビュー20周年を記念してのリミックス小説「虐殺ソングブック remix」と、新作小説「パートタイム・デスライフ」の発売を記念して、タコシェにてサイン会を行います。

同書をタコシェでお求めの方に、サイン会整理券をお渡しします。サイン会当日に整理券とお買い上げいただいた本をお持ちいただくか、本の購入をお願いいたします。2冊お求めのうえ、サイン会に参加のお客様に特典をご用意の予定です。

※開始時間は3時からですが、作家の体力と時間が許す限り、続く予定です。当日はtwitterで、状況をお知らせいたします。


中原昌也の作家デビュー20周年を記念して、氏の過去作品をさまざまなアーティストが“リミックス”した小説集「虐殺ソングブック remix」が3/26に発売となります。
参加作家は、曽我部恵一(サニーデイ・サービス)、やくしまるえつこ(相対性理論)、OMSB(SIMI LAB)、町田康、高橋源一郎、柴崎友香、朝吹真理子、三宅唱、五所純子、湯浅学。表紙はデビュー作「マリ&フィフィの虐殺ソングブック」のカバーをコラージュアーティスト河村康輔が“リミックス”。

また新作小説「パートタイム・デスライフ」も同時期3/23に刊行されます。完璧に管理された職場から逃亡したパートタイムの男に次々と襲いかかる正体不明の暴力を描いた小説で、巻末には青山真治、小山田圭吾、椹木野衣がそれぞれ中原を紹介する「中原昌也の世界」が特別収録されます。

 

中原昌也「虐殺ソングブック remix」目次
I remix edition
待望の短篇は忘却の彼方に(町田康 tabure remix)
独り言は、人間をより孤独にするだけだ(OMSB’s “路傍の結石” remix)
子猫が読む乱暴者日記×レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー(柴崎友香 Kittens remix)
天真爛漫な女性(曽我部恵一 “Tell her No” remix)
怪力の文芸編集者×誰も映っていない(朝吹真理子remix)
「待望の短篇は忘却の彼方に」文庫版あとがき(三宅唱 “小日本” remix)
鳩嫌い(五所純子 tinnitus remix)
子猫が読む乱暴者日記(湯浅学 “博愛断食” mix)
「中原昌也 作業日誌 2004→2007」(やくしまるえつこ “type_ナカハラ_BOT_Log” remix)
「中原昌也 作業日誌 2004→2007」(高橋源一郎 “こんな日もある” remix)

II Original version
待望の短篇は忘却の彼方に
独り言は、人間をより孤独にするだけだ
路傍の墓石
子猫が読む乱暴者日記
天真爛漫な女性
怪力の文芸編集者
誰も映っていない
「待望の短篇は忘却の彼方に」文庫版あとがき
鳩嫌い
「中原昌也 作業日誌 2004→2007」(抄)

 

中原昌也(なかはらまさや)
70年、東京都生まれ。「暴力温泉芸者」名義で音楽活動の後、「HAIR STYLISTICS」として活動を続ける。著書に『マリ&フィフィの虐殺ソングブック』『知的生き方教室』ほか多数。

終刊 オトナ遠足 No.0

終刊 オトナ遠足 No.0 ¥1500+税

日常に埋もれた珍スポットを発掘する愛好団体「終末オトナ遠足」の活動の中で、選りすぐりのマニアたちを集め、2年がかりで作成した合同誌。

まずは、愛好者たち30名でサロンバスを貸し切って行った長野珍スポットツアーのレポート。

被災地のほっこりスポットとして、リアルな魚の木彫りを制作し、被災地を元気づけるべく「木の魚美術館」というか水族館のオープンを目指す漁師さん、民家の中で数冊だけの本を商う日本最小本屋さん、ラーメン店×宿泊施設である福福亭の3スポットを紹介。

B級表現のすすめでは珍仮装をとりあげるほか、地獄寺、廃墟、カップ酒、隧道(トンネル)、トタンやモルタルを使用した昭和なアパート、アーケード商店街、セルフビルドおじさん列伝など色々な要素が詰め込まれています。

B5判68pages

玉名ラーメン zine+CD「空気」

玉名ラーメン zine+CD「空気」 ¥926+税

女子高校生ラッパー/トラックメイカー玉名ラーメンが1stEP『空気』を制作するにあたり考えていたこと、歌詞になる前の言葉の断片やコラージュ写真などを自身でまとめたzine。
EPの4曲+ボーナストラック1曲をおさめたCDつき。

iPhoneに書き留めたメモ、書いては推敲したりメモを加えた紙片、写真etc. 曲とあわせてご覧ください。

A5判14pages オールカラー