月別アーカイブ: 2017年11月

逆柱いみり 活版印刷カレンダー2018  そばちょこ&グラス

逆柱いみり 活版カレンダー2018(トランスポップ)¥2500+税

逆柱いみりの描きおろしイラストを使って活版で印刷した2018年版のカレンダー。

ポストカードサイズで12枚。角丸加工した厚紙に印刷されています。
2色刷りですが、月によって色や組み合わせが違っています。卓上カレンダーの代わりに、あるいは手帳にはさんで使ってもよし。

逆柱いみり そばちょこ ¥1389+税

逆柱いみりのイラストを染め付けたそばちょこ。
4匹の逆柱いみりのキャラクターたちが、楽しく電車ごっこをしています。そばちょことしてはもちろん、お酒のぐい呑に、和風デザートやオードブルの容れ物にも。

直径8cm×高さ7cm 底面直径5cm

逆柱いみり コップ(二個セット)¥1667+税

逆柱いみりのイラストをシルクスクリーンでプリントしたペアのガラスコップ。

直径7cm×高さ10cm 底面直径5cm

トラッシュ、ノイズetc.を詰め込んだアートジン NAZI KNIFE 10


NAZI KNIFE 10 ¥2778+税

Jonas Delaborde (ジョナス・ドゥラボルド)とHendrik Hegray(エンドリック・エグレイ)が編集する、コラージュやデッサンなどを集めたアートジン。
“art books fetishism, kaleidoscopic void, invisible gas releases and ping-pong balls”

もともとはコピー誌だったが、号ごとに形態を変えて、今回は320ページの大冊の中で、一連のパフォーマンスのシーンを収録したような作品が出来てゆく過程や、町の中の建築物や路上からグラフィックな要素を拾い集めてコラージュしたり…、ライブ感あふれる誌面になっています。

今号の寄稿者は
Jonas Delaborde, Hendrik Hegray, Romaric Sobac, Ada Nnoir,
Jacques Noël, Stéphane Prigent, Hotu.

18.5×26cm 320pages

五ノ井愛 画集「夜の仔たち」

五ノ井愛 画集「夜の仔たち」¥926+税

2017年秋に作成された作品集。

2015年〜17年にかけて描かれた作品をほぼ制作順におさめています。
それまではアクリルで下地を作り、水彩で描きこんでいたものを、2017年に入ってから、アクリルを中心に水干絵具や岩絵の具や胡粉を使い、自分がイメージしてい肌や闇の色を表現できるようになったそうで、過渡期の作品や変化を見ることもできます。
34作品を収録。

A4判30pages

コマツシンヤ「午后のあくび」

コマツシンヤ「午后のあくび」(亜紀書房)¥1000+税

うたたねしている間にみた夢のように、日常から半歩外の世界。

遅刻しそうになって猫に道案内について見知らぬ通りと抜けると…見慣れたあの場所に。
時計を修理しにいったお店が実は洋菓子店で、チョコやクッキーの部品でできた食べられる時計を食べて時間が過ぎるのを忘れたり…。

かわったことがあぶくのように湧いてくる白玉町を舞台にこの町に住むOLひび野あわこさんの“うたかたの日々”を綴った心にすっとしみ込む、キュートなショート漫画集。
コマツシンヤが読書を空想、幻想、妄想の世界にいざないます!!

A5判176pages

ハン・ガン作 斎藤真理子訳「ギリシャ語の時間」

ハン・ガン作 斎藤真理子訳「ギリシャ語の時間」(晶文社)¥1800+税

「言語はあたかも数千本もの針を組み合わせて織り上げた服、または鎧のようであり、彼女をその中に閉じ込められてちくちくと刺し続けていた。それが突然、消えた。」

言葉を話せなくなった女は言葉を取り戻すために古典ギリシャ語を習い始める。少しずつ視力を失っていくギリシャ語講師の男は彼女の“沈黙”に関心をよせる。ふたりの出会いと対話を通じて、人が分ちあえるもと分ちあえないものを静かに問い続ける作品。

失われた韓国語、履修していたフランス語、新たに学ぶ古典ギリシャ語、韓国文学に、ギリシャ哲学、そしてボルヘスのイメージが時空を重層的に表現しています。

『菜食主義者』でアジア人作家として初めて英国のブッカー国際賞を受賞したハン・ガンの長編小説。
韓国の若い作家を紹介するシリーズ〈韓国文学のオクリモノ〉第1回配本。
装丁は寄藤文平+鈴木千佳子

B6判240pages