コマツシンヤ「午后のあくび」

コマツシンヤ「午后のあくび」(亜紀書房)¥1000+税

うたたねしている間にみた夢のように、日常から半歩外の世界。

遅刻しそうになって猫に道案内について見知らぬ通りと抜けると…見慣れたあの場所に。
時計を修理しにいったお店が実は洋菓子店で、チョコやクッキーの部品でできた食べられる時計を食べて時間が過ぎるのを忘れたり…。

かわったことがあぶくのように湧いてくる白玉町を舞台にこの町に住むOLひび野あわこさんの“うたかたの日々”を綴った心にすっとしみ込む、キュートなショート漫画集。
コマツシンヤが読書を空想、幻想、妄想の世界にいざないます!!

A5判176pages