日別アーカイブ: 2017 年 5 月 25 日

スチャダラパー「余談 セブンティーン」

スチャダラパー「余談 セブンティーン」¥1389+税

スチャダラパーが編集人をつとめる完全自腹インディーズ雑誌。
今回も、スチャダラ独自の人脈・人選で様々な人々との余談を展開。

スチャダラたっての希望で「のん」と、彼女が声優をつとめた「この世界の片隅に」にはじまり、方言、ラップ、映画などを20才以上の年の差を越えて語りあう。ほかにテイ・トワのNY時代から現在まで、吉本の小薮千豊とコヤブソニックのエピソード、中原昌也とは近況報告からはじまりいつのまにやら映画談義を、松本兄弟が20年来の知り合い米原康正とエロや雑誌を語る。

また、セブンティーンをテーマに篠原ともえ、伊藤ガビン、向清太朗、高木完らが寄稿。

■今回の登場人物:
のん
小薮千豊
テイ・トウワ
中原昌也
かせきさいだぁ
シャシャミン
ローリング内沢
篠原ともえ
伊藤ガビン
向清太朗
高木完
米原康正
辛島いづみ
亀井雅文

A5判120pages

少女廣告 第二號 特集「CM ミュージシャンたち」

少女廣告 第二號 特集「CM ミュージシャンたち」¥278+税

商品とともに消費され時代とともに変化する広告を掘りおこし思うところ綴ったお手製冊子「少女廣告」。

第二号の特集は、「CM ミュージシャンたち」。
芸能人でもタレントでもない、コマーシャリズムとは一定の距離を置いたミュージシャンたちのCMへの起用/登場の効果や役割について、80年代〜現在にいたるまでの変遷を実例とともに辿りす。

ロッテチョコパイアイスCMにみる90年代スクールガールファッション、CMディスクレビュー(コリン・テル「ワタシの恋人」や早瀬優香子「硝子のレプリカント」)などの関連記事とともに。

ほかに書評”本とモノ”コーナーでは、藤原マキ「こんなおみせしってる?」、伊佐山ひろ子「嫌いは嫌い、好きは好き」を紹介。(伊佐山の著作の中のエピソードにちなんで付録に「くちなし」の香水がついています)。

映画レビュー“映画とモノ”では、セルジュ・ゲンズブールがCMディレクター役で登場しジェーン・バーキンと恋に落ちる「スローガン」と同時代の日本のCMNディレクター杉山登志をとりあげています。

エッセイ「わたしと商品」のコーナーでは、紙の廃墟、百科事典の世界と題して、古い百科事典から、時代を感じさせるいくつかの項目を紹介しています。

袋とじになっており、内側は編集人がセレクトしたおなじみのロングセラー商品の広告カタログになっています。

A5判32pages