少女廣告 第二號 特集「CM ミュージシャンたち」¥278+税
商品とともに消費され時代とともに変化する広告を掘りおこし思うところ綴ったお手製冊子「少女廣告」。
第二号の特集は、「CM ミュージシャンたち」。
芸能人でもタレントでもない、コマーシャリズムとは一定の距離を置いたミュージシャンたちのCMへの起用/登場の効果や役割について、80年代〜現在にいたるまでの変遷を実例とともに辿りす。
ロッテチョコパイアイスCMにみる90年代スクールガールファッション、CMディスクレビュー(コリン・テル「ワタシの恋人」や早瀬優香子「硝子のレプリカント」)などの関連記事とともに。
ほかに書評”本とモノ”コーナーでは、藤原マキ「こんなおみせしってる?」、伊佐山ひろ子「嫌いは嫌い、好きは好き」を紹介。(伊佐山の著作の中のエピソードにちなんで付録に「くちなし」の香水がついています)。
映画レビュー“映画とモノ”では、セルジュ・ゲンズブールがCMディレクター役で登場しジェーン・バーキンと恋に落ちる「スローガン」と同時代の日本のCMNディレクター杉山登志をとりあげています。
エッセイ「わたしと商品」のコーナーでは、紙の廃墟、百科事典の世界と題して、古い百科事典から、時代を感じさせるいくつかの項目を紹介しています。
袋とじになっており、内側は編集人がセレクトしたおなじみのロングセラー商品の広告カタログになっています。