日別アーカイブ: 2017 年 4 月 22 日

『ぼくトンちゃん 完全版』(エランド・プレス)発売記念 いましろたかしサイン会

2017年4月29日(土)15:00から約1時間

いましろたかしの名作アクション活劇漫画『ぼくトンちゃん』に44ページの大幅描き下ろしを加えた『ぼくトンちゃん 完全版』(エランド・プレス)発売を記念して、タコシェにてサイン会を行います。

4月26日(水)より発売予定の同作品をタコシェにてお求めのお客様にサインをいたします。
ご購入の際に整理券をお渡しします。番号順にサインを受け付けます。

4月29日(土)午後3時より、約1時間ほどの予定です。
当日参加も可能ですので、今年のゴールデン・ウィークはトンちゃんでスタート!!!

いましろたかし
1960年、高知県生まれ。漫画家。
1986年、「ビジネスジャンプ」で デビュー。諦念と情熱の入り交じった独特の作風で知られ、各界のクリエイ ターにも熱烈なファンが多い。著作多数。代表作に『初期のいましろたかし』 『デメキング』『トコトコ節』『釣れんボーイ』『化け猫あんずちゃん』な ど。2015年には、初の絵本『あそこまで いってみよう』も発表。現在、 「月刊コミックビーム」にて『新 釣れんボーイ』連載中。

『ぼくトンちゃん完全版』
悩みはつきない、されど……生きる!!
97 年から翌 98 年にかけて「Weekly 漫画アクショ ン」にて連載、2002 年にエンターブレインより単行本 化され人気を博したいましろ流アクション漫画の傑作が、大幅描き下ろしを加え、待望の復刻!!

ブタ仙人のもとで修行に励む子熊のトンちゃんと兄弟子・牛山五郎。
ふたりの奮闘の日々は一見、牧歌的に映るも、ときに人生の深淵を覗かせる。
44ページにも及ぶ追加描き下ろしパート「地獄会議の章」では、トンちゃんが、強大な敵を相手に仙界クマとしての潜在能力をついに開花!
行けども尽きぬ苦悩の道。はたしてふたりの修行の行方は――。

A5判176pages 本文2色
¥1450+税

ナギサプロ 怪奇短編集『生きている霊魂』

 

ナギサプロ「生きている霊魂」(梵天劇画会)¥600+税

凡天太郎と、『墓場鬼太郎』4巻以降(いわゆるニセ鬼太郎)の作者・竹内寛行の
プロダクションワークとして最も充実期にあるナギサプロの怪奇短編3作を収録。肉体を失いながらも、霊魂は他者の肉体に宿ったり姿を変えて、果たせなかった想いを成就させたり…する怪奇ものですが、そこはナギサプロ、お色気を加えることも忘れていません。

収録作品はーーー
●凡天太郎と渚プロ『生きている霊魂』
(芸文社「漫画天国」1968年7月25日臨時増刊号 サイケデリック怪奇コミック特集)

●凡天太郎andナギサプロ『仮面の天使 第二話「妖木」』&全話ダイジェスト
(集英社「週刊明星」1968年9月29日号~10月20日号連載)

●製作:ナギサプロ 画:竹内寛『妖説 紅しぐれ』
(新星社「漫画パック」1968年8月1日号)

【読み物】
田中多美子さん(凡天太郎夫人)インタビュー続編
※竹内寛行がチーフを務めたナギサプロ~凡天太郎プロダクションへの変遷とともに、時代のせいか、豪傑や猛者揃いなのかアシスタントたちの破天荒ぶりまで奥様によって明かされます。

街灯紙芝居から三流劇画への変化の激流を泳いた梵天太郎プロダクションの作品や関連資料は劇画史をひもとくうえでも貴重です。

A5判54pages