日別アーカイブ: 2017 年 4 月 14 日

スケラッコ「しょうゆさしのフェイバリ飯」

スケラッコ「しょうゆさしのフェイバリ飯」¥500+税

これまでも「にぬき・ビール・デマエ」など庶民的な食卓が作品によく登場していたスケラッコの、食に特化したイラストエッセイ!

大好きなポテチをはじめとしたじゃがいも料理、出番の多い豚肉料理のレシピ、
絶品麻婆はるさめ、カンタン豆腐料理、さらにはベランダ菜園と葉もの料理…とお財布に優しくて、かんたんだけどちょっとしたコツでおいしくできるレパートリーを紹介。
フルカラーで、ごはんやタラコのつぶつぶ感やお鍋やパスタのしずる感が表現されたイラストもとってもおいしそですよ~。

1.  は・じ・め・に
2.  しょうゆさしのフェイバリ飯 ポテチ編
3.  ポテチしんぶん
4.5. しょうゆさしのフェイバリ飯 ポテト編
6.  しょうゆさしのフェイバリ飯 豚肉編その1
7.  しょうゆさしのフェイバリ飯 豚肉編その2
8.  しょうゆさしのフェイバリ飯 たらこ編
9.  たらこ at セブン・イレブン
10.  たまごがあるとき
11.  ビッグフットくんのそれとなクッキング たまごかけごはん編
12.  ベランダ野菜大作戦 前編
13.  ベランダ野菜大作戦 後編
14.  しょうゆさしのなんとなクッキング 生春巻き編
15.  居酒屋しょうゆさしへようこそ
16.  しょうゆさしのなんとなクッキング 麻婆春雨編
17.  しょうゆさしのなんとなクッキング 平はるさめいろいろ編
18.  しょうゆさしのなんとなクッキング 豆腐に片栗粉つけて焼いたやつ編
19.  豆腐の大変身
20.  お・わ・り・に

A5判20pages

文芸ムック「たべるのがおそい vol.3 Retoldー漱石・鏡花・白秋」


文芸ムック「たべるのがおそい vol.3」Retold-漱石・鏡花・白秋」(書肆侃侃房)¥1300+税

小説と翻訳と短歌を中心にした文学ムック。
小川洋子の巻頭エッセイ、星野智幸、山尾悠子、今村夏子らの短編に加えて
特集では、最果タヒが漱石、高原英理が白秋をそれぞれの解釈で新たな創作にRetoldしています。
公募作品も加わり、号を追うにつれて執筆陣の層も厚くなり、充実。

【巻頭エッセイ】
小川洋子「Mさんの隠れた特技」

【特集〈Retold 漱石・鏡花・白秋〉】
倉田タカシ Retold 鏡花「あかるかれエレクトロ」
最果タヒ Retold 漱石『小詩集 漱石さん」
高原英理 Retold 白秋「ほぼすべての人の人生に題名をつけようとするなら」

【小説】
今村夏子「白いセーター」
星野智幸「乗り換え」
相川英輔「エスケイプ」
ノリ・ケンゾウ「虫歯になった女」
山尾悠子「親水性について」
西崎憲「一生に二度」

【翻訳】
セサル・アイラ「ピカソ」 柳原孝敦訳
黄崇凱「カピバラを盗む」 天野健太郎訳

【短歌】
井上法子「すべてのひかりのために」
竹中優子「黙読」
永井祐「隣り駅のヤマダ電気」
花山周子「二〇一七年、冬の一月」

【エッセイ】本がなければ生きていけない
杉本一文「本がなければ生きてこれませんでした」
藤原義也「本棚をつくる」

A5判176pages

ムライ コミックエッセイ「京都ご近所物語」

ムライ「京都ご近所物語」(イースト・プレス)¥1000+税

漫画家ムライが、結婚を機に京都に移り住んだのを機に、台湾人夫の”ゴさん”とともに、季節の行事に会わせて名所を散策して描いたコミックエッセイ。

家賃は安いが、夏は暑く冬は寒い古い長屋に暮らす、他所からやってきた若いカップルが、お祭りや玄関先の植木を通してご近所づきあいをしたり、仕事の合間に四季折々の催事に出向き途中で屋台料理や地元のお菓子を味わうーーといった日常の観光&楽しみを描いた、ほっこり京都エッセイ。情報中心のガイドブックとは違った、”楽しみ方”が描かれています。

時代も国も特定できないフィクションの描き手ムライが、地元を舞台に、家族やご近所ぐるみの日常までを描いた、これまでとは趣を異にする作品です。

アイデアが浮かばずに煮詰まったとき、締切が終わって、”ゴさん”と町に繰り出し、名所の謂れを調べたり、感想を語り合います。微笑ましいやりとりに導かれて、京都散策を味わえます。作家の日常、青春モノ、家族モノとしても楽しい、住む京都コミックエッセイです。

A5判168pages