月別アーカイブ: 2013年3月

黒田麓 界賀邑里「奇窓展」

奇窓展

ポー、クロウリー、ブラックウッド、ラヴクラフト…、などの怪奇小説や、
エクソシスト、ヴァンパイア、ゾンビ…、などのホラー映画をモチーフに、
怪奇幻想の物語を黒田麓と界賀邑里が精緻に描きます。

奇想と怪異の窓を覗きにいらしてください。

黒田麓 大鴉

黒田麓 KURODA Roku
エドガー・アラン・ボー「大鴉」をモチーフにした作品の部分です。

界賀邑里 死体蘇生者ハーバート・ウェスト

界賀邑里 SAKAI Kaori
ラヴクラフトの「死体蘇生者 ハーバート・ウェスト」をモチーフにしたドローイング

奇窓展

奇窓展

奇窓展

奇窓展

奇窓展

奇窓展

“雑”誌の面白さ インディーズ文芸創作誌 Witchenkare vol.04

Witchenkare

「Witchenkare(ウィッチンケア) vol.4」(yoichijerry)¥933+税
インディーズ文芸創作誌ウィッチンケア(キッチンウェアのアナグラム)第4号。
様々の書き手が、新しい事にチャレンジしたり、構想を試作・公開する場、ネットワークの広がる場にしたい、という編集人の多田洋一さんの願い通り、執筆者は作家、評論家からアイドルや学生まで、ますます多彩というか、雑多になってきました!

映画監督の林海象、文筆家・五所純子、アイドリング!!!卒業生のアイドル滝口ミラ、『野宿野郎』編集長かとうちあき、『ベロニカは死ぬことにした』の翻訳家で(ケータリングまで行なう)江口研一、『私たちはこうして「原発大国」を選んだー増補版「核」論」の武田徹、『生活考察』編集発行人・辻本力etc. と、まさに“雜”誌の醍醐味!

フランスで、お正月、というか公現節(エピファニー)に食べるお菓子ガレット・デ・ロワに入れる陶製の小さなお人形フェーヴが表紙を飾っています。

コンテンツは—
藤森陽子/観察者は何を思う
長谷川町蔵/ビッグマックの形をした、とびきり素敵なマクドナルド
滝口ミラ/死にさえしなけりゃ大丈夫
堀井憲一郎/花火
五所純子/血便鏡
仲俣暁生/国破れて
我妻俊樹/裸足の愛
林 海象/「彌勒 MIROKU」誕生秘話
江口研一/僕はトゥーム・ツーリスト
出門みずよ×中野 純/天の蛇腹(部分)
小田島久恵/私のファミリー・ヒストリー
武田 徹/木蓮の花
かとうちあき/コンロ
辻本 力/酒のツマミとしての音楽考
千木良悠子/SWANNY 『饗宴』顛末記
多田洋一/危険な水面
木村カナ/わたしのおうちはどこですか
山田 慎/レイ・ハラカミの音楽とペリカンのロールパン
小川たまか/シモキタウサギ
友田 聡/東京リトルマンハッタン
大西寿男/わたしの考古学season 1:イノセント・サークル
開発チエ/クール・ジャパンの裏側
久保憲司/川崎さんとカムジャタン
やまきひろみ/8番目の男 朝の部
木村重樹 マジカル・プリンテッド・マター 、あるいは、70年代から覗く 「未来のミュージアム」
橋本 浩/胸とパスタ
岡倉大恭/「墓読み」の生活
希屋の浦/朝の所在
吉永嘉明/タンポポの群生
参加者のプロフィール

A5判182pages

スターと飼い犬がジャケットに登場したら… 別冊ジャケボン「飼い犬」

飼い犬

別冊ジャケボン「飼い犬」(円盤)¥700+税

「見るDJ」と称して高円寺のショップ円盤の壁をテーマチックに飾るジングルジャケット展示。そこから店主、田口史人が自主制作した、音楽的な解説なしに、ただジャケットを見せる本“ジャケボン”に、また新たな伝説「犬ジャケ本」が誕生。

本の表紙やレコードやCDジャケットのネコがおしゃれアイコンとして人気であるのに対して、犬の出番が少ないのはなぜ…。実際にネコジャケ本に寄稿したり、ジェケットを提供しながら、ふと疑問に思った筆者。しかし、ジャケを見るうちにすぐに納得。
そう、人と犬の絆は深い。俺の愛犬(=俺の家族)と登場するスターたち、そのスターの見つめる目線の先を同じように見つめる犬。二人(正確には一人と一匹)の間に、もはや第三者が入りこむ余地はないのです、たとえファンであろうとも。
そんな、音楽が消し飛んでしまうようなジャケアート100点以上を眺めて、人と犬に絆を感じ、犬愛に包まれてみてください。ワンダフル~(って、古い)。

A5判38pages

BOOK5 06 2013.03「医学書の面白さ」

BOOK5 6号 医学書の面白さ

「BOOK5 第6号 医学書の面白さ」(トマソン社)¥476+税

多くの人があまり気にかけることのない医学書。(もしくは、具合が悪くなってからあわてて手にする医学書)。
そこにスポットをあて、ケア本を読んで感動のあまり勝手に応援ジンを作り、思いがけない展開を体験した漫画家なでなでろうのコミックエッセイや医療ケアに通じる、文学や思想ジャンルの10冊の本を通して、医学書を引き寄せます。
編集者や書店の売り場担当者にも取材し、その特殊性やトリビアルを聞くと同時に、医学書ならではの面白さを探ります。『帰してはいけない外来患者』なんていう、ちょっと怖いタイトルがすぐに売り切れたり、近年、漫画タッチの表紙や肺や心臓に顔を描く擬人化が浸透しつつあるという、この業界。
日進月歩の医療にあわせて、静かに激しく変化する医療書の世界を覗いてみましょう!

【内容】
●特集 医学書の面白さ
普通を知る方法としての読書 白石正明
ZiNE『医学書院シリーズ ケアをひらく、をひらく』をもいっちょひらく なでなでろう
インタビュー 医学書担当の2年半
インタビュー 医学書のつくりかた

ここさいきん 増岡謙一郎/西村博子/藤井里望

●連載
既刊新刊(鳩野恵介/栗山新)
左岸洋子「きょうも移動日和」
のむみち/切貼豆子「豆&のむの番台トーク」
小山力也「新刊屋ツアー・イン・ジャパン」
虚勢博士「漢字のカナメ」
ぐらもくらぶ 保利透「古音盤のかほり」
古書赤いドリル 那須太一「なんてひどい店なんだ」
佐藤翔 晴れた日も雨の日も図書館
Z せどりしようZ!
Pippo 詩はSFに乗って

表紙/目次四コマ/特集カット:夕タン
連載タイトルイラスト:岡崎武志/宮内悠介/田中千
連載タイトル版画: 瀬戸雄史
表紙デザイン:tepelelo design

A5判横48pages

10年後のお楽しみ!「10年メモ 2013-2022」

10年メモ 2013-2022

「10年メモ 2012-2022」(nu)¥3000+税

書籍や雑誌のデザインを行なうnuがお送りする、日々の記録10年分をメモることができる、シンプルで機能的なノート。昨年も好評のうちに売り切れ、その後もお問い合わせをいただきましたが、これに応えて?2013-2022版が出ました。

見開きの左ページには一日のメモ欄が10年分並びます。右ページはフリースペースなので、メモだけでは書き足りないときのため、あるいは別の用途にも使えます。メモ欄は1日約50文字分の紙幅。twitterよりも短めなので、日記よりも気楽に続けられます。2年目以降は、前年のメモとの比較をたのしめるのが10年メモの特徴。続けるほどにたのしさ倍増。人生がミルフィーユのように365×10層に重なってゆくのが見えます!
たとえば、料理したものいや食べたものをメモっておくと、今頃何を食べてたっけ?と見返せて献立に悩まなくて便利(往年の名脇役、沢村貞子さんが、献立メモをつけていて、何を作るか悩んだときに同じ時期の過去の記録を見る、と書いていたのですけどね)。ほかにも、読んだ本の記録や、趣味や仕事の専用のメモや小ネタ集にしてもいいですね。

新生活のスタート、春の贈り物にもユニーク。4月はじまりなので、どうぞ、お早めに!!

表紙の色は、基本のブラックのほか、限定色のオリーブマスタードバーガンディ(各50部)をご用意しております。(全色、売り切れにつき、販売終了しました)

2013年4月始まり。
B6判変型(125×175×40mm)クロス装 832p 糸かがり製本、表紙は箔押し

10年メモ 中身

10年メモ カラー