日別アーカイブ: 2013 年 3 月 21 日

スターと飼い犬がジャケットに登場したら… 別冊ジャケボン「飼い犬」

飼い犬

別冊ジャケボン「飼い犬」(円盤)¥700+税

「見るDJ」と称して高円寺のショップ円盤の壁をテーマチックに飾るジングルジャケット展示。そこから店主、田口史人が自主制作した、音楽的な解説なしに、ただジャケットを見せる本“ジャケボン”に、また新たな伝説「犬ジャケ本」が誕生。

本の表紙やレコードやCDジャケットのネコがおしゃれアイコンとして人気であるのに対して、犬の出番が少ないのはなぜ…。実際にネコジャケ本に寄稿したり、ジェケットを提供しながら、ふと疑問に思った筆者。しかし、ジャケを見るうちにすぐに納得。
そう、人と犬の絆は深い。俺の愛犬(=俺の家族)と登場するスターたち、そのスターの見つめる目線の先を同じように見つめる犬。二人(正確には一人と一匹)の間に、もはや第三者が入りこむ余地はないのです、たとえファンであろうとも。
そんな、音楽が消し飛んでしまうようなジャケアート100点以上を眺めて、人と犬に絆を感じ、犬愛に包まれてみてください。ワンダフル~(って、古い)。

A5判38pages

BOOK5 06 2013.03「医学書の面白さ」

BOOK5 6号 医学書の面白さ

「BOOK5 第6号 医学書の面白さ」(トマソン社)¥476+税

多くの人があまり気にかけることのない医学書。(もしくは、具合が悪くなってからあわてて手にする医学書)。
そこにスポットをあて、ケア本を読んで感動のあまり勝手に応援ジンを作り、思いがけない展開を体験した漫画家なでなでろうのコミックエッセイや医療ケアに通じる、文学や思想ジャンルの10冊の本を通して、医学書を引き寄せます。
編集者や書店の売り場担当者にも取材し、その特殊性やトリビアルを聞くと同時に、医学書ならではの面白さを探ります。『帰してはいけない外来患者』なんていう、ちょっと怖いタイトルがすぐに売り切れたり、近年、漫画タッチの表紙や肺や心臓に顔を描く擬人化が浸透しつつあるという、この業界。
日進月歩の医療にあわせて、静かに激しく変化する医療書の世界を覗いてみましょう!

【内容】
●特集 医学書の面白さ
普通を知る方法としての読書 白石正明
ZiNE『医学書院シリーズ ケアをひらく、をひらく』をもいっちょひらく なでなでろう
インタビュー 医学書担当の2年半
インタビュー 医学書のつくりかた

ここさいきん 増岡謙一郎/西村博子/藤井里望

●連載
既刊新刊(鳩野恵介/栗山新)
左岸洋子「きょうも移動日和」
のむみち/切貼豆子「豆&のむの番台トーク」
小山力也「新刊屋ツアー・イン・ジャパン」
虚勢博士「漢字のカナメ」
ぐらもくらぶ 保利透「古音盤のかほり」
古書赤いドリル 那須太一「なんてひどい店なんだ」
佐藤翔 晴れた日も雨の日も図書館
Z せどりしようZ!
Pippo 詩はSFに乗って

表紙/目次四コマ/特集カット:夕タン
連載タイトルイラスト:岡崎武志/宮内悠介/田中千
連載タイトル版画: 瀬戸雄史
表紙デザイン:tepelelo design

A5判横48pages