日別アーカイブ: 2013 年 2 月 7 日

ナマエミョウジ「名作集 2010-2012」

ナマエミョウジ「名作集」

ナマエミョウジ「名作集2010-2012」¥600+税

2010年から2012年にかけて活動開始からの三年間にネット上や同人誌で発表したギャグ漫画ほぼすべてを収録した作品集にして「名作集」。

西村ツチカとのコラボコミック「ふーこーめいび」でも、集中線を背景にした女の子が「ちょっ近い近い」「ちうちくする!」なんて叫んでいましたが、文字や記号や絵がレイヤーを越えて遊ぶ軽やかなギャグがクールです。

A5判232pages 2013.2.3

宮鼓/撫子「賣國倶楽部 no.0」 宮鼓「慶火」

賣國倶楽部 no.0

「賣國倶楽部 no.0」¥381+税

宮鼓と撫子の女性二人が、日本史の中の狂気や残虐をモチーフに、逆説的に美や愛を表現したカップリング画集「愛國倶楽部」の番外編。日本の軍国主義の狂気を描いていた「愛國倶楽部」に対して、本書では大陸に目を移し、宮鼓は社会主義や共産主義社会の残虐を、撫子はヨーロッパの拷問具や拘束器具を描いています。

巻末のなでしこ新聞ではドイツの中世犯罪博物館訪問エッセイを掲載。

A5判16pages
賣國倶楽部 no.0 賣國倶楽部 no.0  

 
慶火

宮鼓画集「慶火 よろこび」¥476+税

「愛國倶楽部」の宮鼓の画集。 画題を決め、描こうと火種がついてからは、疲れ燃え尽き眠り、起きればまた描く気力が燃え上がるという、繰り返す作画の悦びから、タイトルを「慶火~よろこび」に。 2009年から2011年までの作品を収録。

A5判12pages オールカラー
慶火

慶火

慶火

認知新聞 第三号

認知新聞 第3号

「認知新聞 第三号」¥95+税

工藤冬里のレア音源をリリースするdependentdirectsales主宰の牧野佳世が編集する『認知新聞』。
前号から約1年ぶりの発行ですが、内容は2012年1月から2月にかけて書かれたり取材したものが殆どだそうですが、ライブの一回性や緊張感を大切に、敢えて時間を経ての修正をしなかったそうなので、一年前のライブの追体験として、ご覧ください。

ギリシア哲学といえばとっつきにくいが、要は思いがけないラストを迎える酔っぱらいたちの酒場談義にも読めるプラトンの『供宴』を舞台化した千木良悠子と柳下毅一郎の響宴トークや、その音や在り方が捉えどころのない空間現代のちゃんと質問に答えるほどに捉えどころのなインタビューなど、ライブ感あふれる内容になっています。
お財布にやさしいワンコン価格です。

内容—–
ニイマリコ(OMMヨ)「ニイノマリコの一緒に腐らす」
堀田美子「生命維持装置」
住野秋貴
下司愛(コトリパン)「キャプテンビーフ嘔吐、湿疹ロール、イーヴィルドール」
インタビュー●空間現代
対談●千木良悠子(劇団SWANNY)×柳下毅一郎(特殊翻訳家)

A3判両面印刷2ツ折り4枚

ムライ「ムチーシャアダン」

ムチーシャアダン

ムライ「ムチーシャアダン」¥315

IKKI新人賞を受賞し、単行本『路地裏第一区』も好評のムライの短編集。
香港みたいな台湾みたいな?アジアを舞台にした「たまご」をめぐる短編3本を収録。

主人公たちにとっては何でもない日常。でも、それは彼らが知らないうちにすごい奇跡がおこっていたから…。
そんな地上からちょっと離れた視点でムライが描いた物語。

「そらたま」「ムチープーシャアダン」「お礼に卵をあげよう」を収録。

A5判24pages 2013.2

そらたま

そらたま