月別アーカイブ: 2012年8月

沼田元氣責任編集 「こけし時代 第五号 特集:鳴子」

こけし時代 第五号 表紙

「こけし時代 第五号 特集:鳴子」(コケーシカ鎌倉)¥1800+税

コケシとマトリョーシカ『コケーシカKAMAKURA』を営む沼田元氣が責任編集の、旅とこけしと温泉の憩を御届けする写真雑誌『こけし時代』。第五号の特集は、『こけしは鳴子に始まり鳴子に終る』(深沢要)の鳴子。こけし工人が最も多いこけしの聖地、鳴子にいざ。表紙イラストは谷内六郎。実は表紙は3重になっていて、そのすべてが谷内六郎のこけしに関するイラストで、ミシン目に沿って切り離せるようになった付録“こけしの便り”なのです。大幅増ページ。

【内容】
●イントロダクション「鳴子へGO!」
●木形子旅情 こけしところどころ
●木形子感傷・こけしせんちめんたる「こけし屋の一日」絵と文 樋口達也
●工人訪問(髙橋武俊/髙橋正吾/須貝國男/岡崎斉一/岡崎靖男/遊佐妙子/佐藤賀宏/佐藤すづ子/早坂せつ/早坂利成/原野光璋/鈴木俊幸/菅原和平/菅原昌秀/桜井昭寛/佐藤實/吉田勝範/後藤晧/上野義則/加藤信一/加藤正美/大沼英雄/大沼秀顯/伊藤松一/松田忠雄/松田真澄/熊谷正/髙橋輝行/髙橋正子/高橋義一/柿澤是隆/柿澤眞理子/柿澤是伸/森谷和男/大沼力/大沼秀則/伊藤昭徳/佐藤俊夫/小山今朝記/片倉富夫/遠藤孝志)
●木形子感傷・こけしせんちめんたる「古鳴子抄」絵と文 樋口達也
●温泉御案内(鳴子温泉/東鳴子温泉/川渡温泉/鬼首温泉)
●谷内六郎さん ESSAY 谷内広美
●こけしまつり
●高橋萬三郎さん MANGA 菅野修
●深沢要さん MANGA 菅野修
●木形子散歩
SENBEI(玉屋総本店)MATCH(なかやま山荘/玉造荘)RECORD(ソノシート)PENANT(ペナント)SHISOMAKI(しそ巻舗ときわ)MANJYU(玉泉堂)SOUVENIR(マルマツ/鳴子峡レストハウス)POST(こけし郵便)SWEETS(玉子屋本店)STICKER(鳴子温泉神社)SAKE(さとう酒や/宮城ふるさと酒造)NOREN(桜井こけし店)YUKATA(鳴子ホテル/まるみや旅館)ESSAY(沼田元気)
●推薦文 堀部篤史(恵文社一乗寺店)

257×183mm 240P
付録 谷内六郎表紙絵ポストカード

こけし時代 第五号 付録
表紙をめくると、あらまた表紙。谷内六郎トリプルです。

こけしの旅ノート

「こけし旅のノート」(コケーシカ鎌倉)¥800+税
『こけし時代』が贈る、こけしを愛する人のためのノート。

中身は—–
●こけしイラストとこけし点取占いがついた旅日記帖
●こけし愛あふれる言葉とこけしのある風景写真が配された方眼ページ「こけし旅、ひとり旅」
●産地ごとのフォルムを思い浮かべたり、好きな人をモデルにして工人さん気分で絵つけができる「こけし描彩練習帖」
●こけし工人連絡先住所録

こけし旅の記録として、あるいは日々出会ったこけしをメモる日記としてご利用ください。
チケットや紙資料を収納できる透明ビニールパースと一体化したオリジナルカバーつき。
B5判80P

中原昌也「エーガ界に捧ぐ 完全版」サイン会〜タコシェのみの特典mixCD2種

エーガ界に捧ぐ

中原昌也「エーガ界に捧ぐ 完全版」(boid)¥2800+税

2001年1月から始まった雑誌「SPA!」での連載。
2009年の突然の連載終了までの8年間、401回分を完全収録。
生活と映画が一体となった魂のつぶやきが胸を撃つ。

2004年から2007年までの日常を記録した『中原昌也 作業日誌』と並行して、雑誌「SPA!」にて連載が進んでいた「エーガ界に捧ぐ」。毎回1本の新作と、1本の旧作を取り上げての映画評は、次第に映画評の域を超えて筆者の生きる現実世界と、かつて見た映画と、いつか見るはずの映画とが、今ここにある映画と混ざり合い、「エーガ界」を飲み込んでいく。その肥沃且つ豊饒な世界が1冊に。21世紀は、こんな映画たちで始まったのだ。

A5判448P

サイン会、終了いたしました。ご来場ありがとうございました。店頭とオンラインショップにサイン本ございますが、なくなり次第、終了となりますので、お早めにお求めください。

あらいあき「ヒネヤ2の8」

ヒネヤ2の8

あらいあき「ヒネヤ2の8」(青林工藝舎)¥900+税—ご予約受付中

「チュウチュウカナッコ」に続く、コミュ力不足で頼りない福々軒のウェイトレス、カナエカナコと、彼女をとりまくヒネヤご町内の人々の物語。
バブル前夜、80年代を間近に、ひかえた秋の頃ーヒネヤ商店街は、今日もにぎやか…… どころじゃない!!
騒音、異臭騒ぎ、公権力介入、デモ、路上演劇、乱闘…商店街の喧騒をよそに、カナエカナコはいつものマイペース。
装丁はゼンマイアタマ(荏本朋・あらいあき)
B6判

※サイン、特典チラシ付き・販促用しおり付き

「チュウチュウカナッコ」(特典つき)「ゼンマイアタマ」もお取り扱いございます。

「何者からかの手紙」(BOOKSOUNDS)

何者からかの手紙 設置風景

「何者からかの手紙」(BOOKSOUNDS)一通につき¥150

街灯がぼんわりつき始める頃、手を突っ込んだポストの中に手紙が入っていました。
ああ、買い物の間に郵便屋さんがコトリ音とたてて置いて行ったのでしょう。
この手紙は何者からか。
封を切る前にあなたへお分けします。

そんな、メッセージが書かれた、ポストに入った何種類かの手紙。「仙人からの手紙」「タコからの手紙」「火星人からの手紙」「審判からの手紙」…いずれも茶封筒に入ったもので、切手状のシールが貼られています。中身は、それぞれの差出人からの手紙形式の短い不思議なお話…。実はこうした形の文芸作品って、いざ中身を読むと、外見の意匠ほどには意外性がなかったり、という事もあるので期待せずに、数枚の便箋に書かれた文を読んでみたところが、予想を裏切られました! ドーナツがあってはじめて存在する穴のような、ありそうでないものが、描かれています。

何者からかの手紙

酒とつまみ チャンポン「創刊10周年なんちゃって傑作選」

酒とつまみ チャンポン

酒とつまみ チャンポン「創刊10周年なんちゃって傑作選」(酒とつまみ社)¥1470

思いつきでミニコミを作って早10年! 季刊のはずが、ほろ酔いペースで、これまでに発行したのは「酒とつまみ」本誌14号と単行本2冊。2007年までに発行した10号までのバックナンバー(うち9号まではすでに品切)の中からの傑作企画を自選して初の別冊を出しました。

まずは、アクシデントに満ちた我が家までの帰還を語った「酔っぱらい帰宅譚告白集」,甲類焼酎をヴァージョンアップさせるカクテル作りや熟成実験、酒による失態談などを集めた巻頭特集の特集。

夏休みの課題研究なノリの、柿の種やパック酒の徹底比較、酒じゃないもののアルコール濃度を調べるなどの「思いつき研究レポート」、実用記事「酒飲みの土産」(自分用)、酒飲みが酒飲みをウォッチングする企画「酒場盗み聞き」&「イモチンの酒場のオシャレチェック」、酒飲み川柳、毎年恒例の「酒バカ大賞」、などなど、数々の名企画が登場します。

一般誌ではお目にかかれない企画が、酒の力と勢いで脈絡なく立ち上げられ、実現された「酒とつまみ」の10年を、通常の約3倍のボリューム、3倍の濃縮率でお届けします!

A5判256P