月別アーカイブ: 2012年5月

離島専門タブロイド季刊紙 季刊リトケイ

島つながりで、もうひとつ! 島と島、人と人をつなぐメディア、季刊リトケイのスペシャル・パッケージをご紹介します。

「季刊リトケイ」は、6852島からなる日本の離島経済新聞社(略称:リトケイ)が発行するタブロイド紙。SNSで細かな情報をやりとりしつつ約430島の有人離島情報をwebマガジンで発信すると一方で、webでは届かない地域や層に向けて、あるいは、どんな情報もタイムラン上で一様に過去に押しやられてしまうwebと異なり、情報が形になって定着する紙媒体の特性を活用すべく創刊されました。
全国の島や沿岸部に散らばるライターや編集者、カメラマンたちのネットワークが取材した情報を季節ごとにお届けしています。そのときどきの特集に加えて、島を心のふるさとにする著名人へのインタビューや、船図鑑や島マップなど、ポスターとして貼って眺めたいページ全面を使ったヴィジュアルページなどもあります。

季刊リトケイ 00+01 special package

季刊リトケイ 00+01 SPECIAL PACKAGE (離島経済新聞社)¥500

01号 「島を想う」2012年1月20日発行(創刊号)

日本は世界の小さな離島。日本の離島は日本の縮図。
『季刊リトケイ』は国内に約430島ある
人が暮らす島と、島人の声を集めた新聞です。

逢いたい島人 小豆島のけりぃ
島人スナップ&島キャラ120
島通に訊く 加藤庸二さん
「私、島人です。」篠原ともえさん

気仙沼大島ルポ/電気自動車が走る島/島の廃校をものづくりの拠点に/島数値/ガジュ下会議/島農・島漁/アニサキスのさばきか方/離島健康学/しま保育/島から問う、世界とお金/小笠原の憂鬱/島田書店/シマ☆シネマ/島Tunes/島藝人/島酒♡島肴/島宿旅烏/♨湯女子大学/しまめし/リトケイさん ほか
タブロイド判20P
付録 船図鑑・私の船俺の船21船/島地図・沖縄地図

00号「はじめましてリトケイです」2011年11月20日発行(創刊準備号)
●あらためて知る、6852島のカタチ
●気仙沼大島のいまとこれから
●10島の島人が語るガジュ下会議
●「私、島人です。」吉田栄作さん

島に顔を出せるあたらしい仕組み/ちょっとユニークな島人の迎え方/島数値/ガジュ下会議/島々伝言板/島農・島漁/アニサキスのさばき方/島田書店/シマ☆シネマ/島Tunes/島藝人/島酒♡島肴/島宿旅烏/♨湯女子大学/しまめし/リトケイさん ほか
タブロイド判16P
付録 港マップ/島名マップ

リトケイ00+01

季刊リトケイ 02

季刊リトケイ 02+限定ノベルティ全国有人離島地図  SPECIAL PACKAGE   (離島経済新聞社)¥500

約70万人が暮らす日本の離島エリアから島人の声をあつめ、日本の今をうつす新聞。
家族のため、仲間のため、島のため、 働く島人に「はたらく」とは何かを問う。
☆日本全離島ポスターつき。

第一特集「島で働く」
定期船船長、ITベンチャー、デザイナー、医者、伝統芸能指導者 etc…
厳しい自然環境や成約、課題も多くある島々で働く
仕事人の誇りやプライド、喜びや課題を11島から働き別に集めます。

第2特集「さて、島酒といきますか」
全国の島々のさまざまな歴史を持つ島酒70本を一同に集め、
厳選数種のストーリーを掲載。
島酒をより楽しむための肴レシピも紹介。

インタビュー/
「逢いたい島人」上甑島・山下賢太さん
「私、島人です」土屋アンナさん

コラム/「島の花嫁」「僕と島の一日」「離島健康学」「硫黄島の憂鬱」

■その他、ニュースやコラム■
エネルギー100%時給で離島から日本を変える/海と空のコスト軽減策/
ガジュ下会議/島の、いつもの/気仙沼からの手紙/
奄美の島柄/SHIMA FUTURE ほか多数

タブロイド判20P
限定ノベルティ 大判ポスター「全国有人離島地図」国内全435有人離島(島名・大きさ・人口規模)

リトケイ02 限定ノベルティ

新しい出版文化プロジェクト「本の島 vol.1」

本の島  vol.1

「本の島 vol.1」(本の島)¥1050

「本の島」とは、2009年に亡くなった編集者・津田新吾が構想していた、あたらしい出版文化のかたちです。

そのイントロダクションは以下の通りです。

「島と島とをつなぐようにして、星と星とをつなぐようにして、ゆたかに響きあう本の世界を夢見ること。文芸書や人文書の分野で、並外れた情熱と妥協のない審美眼をもって、人びとの記憶にのこる数々の本を世に送りつづけた編集者の故・津田新吾。かれの構想したインディペンデント・ブックレーベル、「本の島」。その夢を、書物の書き手、作り手、売り手、読み手がそれぞれの場所で創造的に受け継いでいきながら、あたらしい出版文化のありかたを模索する共同プロジェクトです。いざ、出航」

生前の彼を知る人、あるいは死後に「本の島」というイメージに共鳴した人たちにより、そのアイデアをヒントに出版文化の新しいありかたを模索する現在進行形の共同プロジェクト、それが「本の島」です。その本の島が雑誌を創刊しました。タイトルも「本の島」。

コンテンツは—-
「本の島」上陸に向けて。 本の島News Letter No.0  津田新吾
津田新吾に——Marseille(乃)喪(乃)籠り、……  吉増剛造
津田新吾 本を夢見る力  野崎 歓
言葉の護衛兵を本の島に送り込む(前)  堀江敏幸
フットボールの島々1 コルシカ島  陣野俊史
容疑者の夜行列車に乗車 短歌×多和田葉子『容疑者の夜行列車』  石川美南
何という生き方  鄭 暎惠
読むことの風  淺野卓夫
島々から神河内へ  西口 徹

波のような地紋の入った青無地にタイトルだけの表紙。雑誌ながら、表紙裏表紙ともに活版刷りで表紙にはチリ(本文より2〜3ミリ大きめにとった部分)もつけて、本の形をしています。

A5判74P

プロジェクトの活動についての詳細は「本の島 ISLANDS OF BOOKS」を
本の島 タイトル

そして、こちらのレビュー冊子もあわせてどうぞ。
本の島々

「本の島々」(本の島)¥200
 
 津田新吾が構想した出版のヴィジョン「本の島」に共感した8人がブックフェアのために選んだ、それぞれの10冊+αためのレビュー集。

寄稿者は
阿部日奈子(詩人)「譲らない人々」
桂川潤(装丁家)「希望の島々」
郷原佳以(フランス文学)「孤独とイマージュ」
越川芳明(評論家)「「ポエジーの島」めぐり」
管啓次郎(詩人)「元素の島」
樽本樹廣+山川真由子(「百年」店主)「primitive books」
蜂飼耳(詩人)「聴耳空耳島」
渡辺富士雄(「しまぶっく」店主)「空と大地のもうひとつの場所」

A5判8P

大谷秋人マンガ集「オールライト」/「mood」

オールライト

大谷秋人マンガ集「オールライト」¥1000

短編5本とおまけ漫画を収録。
大きな工場で、たった一人無数にある穴に手をつっこんでは中からクラゲを引き抜きだけのバイトに明け暮れる青年が、あるとき見慣れない穴をみつけて手を入れて触れたものとは…?
ほかにも、手が箱状になってしまった青年や、見知らぬ女の子のポートレイトが常に視界に入っている少年の物語など、ちょっとシュールなのに、淡々と流れる日常の機微が描かれています。

 一見地味な装幀ですが、章ごとの扉の刷色が違っていたり、表紙のタイトルがエキポシ加工してあったりと拘りのデザイン。

A5判96P
オールライト本文

mood

大谷秋人「mood」¥600 

邯鄲夢のように、すべてが喫茶店でお茶をしている間の幻想にも思えるような物語。
ライブ会場会った男(みかけ宇宙人)となんとなくお茶した事から、知り合いとなる主人公。ただ、お茶する主人公のおぼろげな記憶の中で、その男のバンド活動が断片的に進行する…。

B6判20P (2色刷、表紙はトレーシングペーパーとカラー出力との二枚重ね)

mood本文

作品に出てくる4人組のバンドのそれぞれのキャラのフェルト人形つきもあります。¥1200

mood フェルト人形

COMIC ロケット vol.3 May 2012「地図を手にして新しいこと!」

comic ロケット

COMIC ロケットvol.03 (ロケット編集委員会)¥500

特集は「地図」。地図をテーマに11人の作家が読み切り短編を寄稿しています。
メモ書きみたいな地図、大雑把な地図、未来地図、住宅地図、道ばたの町内地図etc. いろいろな地図を小道具に11の物語が展開します。

掲載作品
山本美希「ANIMALS」
アニュウリズム「地図と私」
トサカウシ「次会うときには」
なるなる文庫「リバーシブル」
関根美有「親愛なるプルーデンス」
山坂ヨサンセン「鹿背山」
清田羊「たからもの」
アンドロー吹田「宇宙ダンジョンにようこそ」
工藤正樹「工藤正樹の北の国から」
ミヤハラリキ「或る町の地図」
今井栄一「秘境ラーメン」

A5判84P

COMIC ロケット本文

uncoro(ユンコロ)ミニイラスト集「はっしゃ」「100」

 かつて、蛭子能収さんの漫画が世に出たとき、やたら顔から出る汗の描写が新鮮でしたが、そんな“汗っ描きさん”の新星が! 汗と毛のスペシャリスト? uncoroさんです。

はっしゃ

uncoro「はっしゃ」¥210

汗と体毛の描写に特化したイラストやコミックを制作するuncoro(ユンコロ)さん。当然、描かれるシチュエーションも尋常ではありません。
今回は、体毛と化したアリ、もしくはアリと化した体毛に心身ともに侵されてゆく狂おしいお話です。

A6判16P(二色刷り)糸綴じ

はっしゃ

uncoro 100

uncoro「100」¥105

著者uncoro(ユンコロ)さんは、自称“”汗と体毛の亡者”。
つねに大量の汗と体毛を描いています。今回は100をテーマに、100以上の汗の雫や体毛とステキな何かにまみれた状態をイラストにしています。
宙に舞う大量のお札、体中に貼られたバンドエイド、体全体を目にしてという比喩そのもののような全身“目”だらけ、101匹子猫ちゃん的な状態などなど、変態的なまでに100に憑かれたシーンが登場します。

A6判8P(二色刷り)糸綴じ

uncoro 100